北海道旭川市にある旭山動物園では、年に2回だけ夜間の動物たちの様子が観察できるチャンスがあります。
1回はお盆期間に開催される「夜の動物園」、もう1回は旭川冬まつりと同時に開催される「雪あかりの動物園」です。
雪あかりの動物園の開催期間や開園時間、この時期限定の楽しみ方や見どころ、バスやタクシーなど公共交通機関での行き方をご紹介します。
旭山動物園の雪あかりの動物園 営業期間や開園時間は?
旭山動物園は夏だけでなく雪が降る冬でも開園しており、1年中いつでも楽しむことができる動物園です。(休園日あり)
夏期開園では午後4時30分まで、冬期開園では午後3時30分までの開園時間となりますが、雪あかりの動物園の開催期間は夜遅くまで動物たちの姿を観察することができるんですよ。
平成29年度の雪あかりの動物園 開園期間と営業時間
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]平成30年2月7日(水曜日)~平成30年2月12日(月曜日・祝日)
午前10時30分~午後8時30分(入園は午後8時00分まで)[/su_note]
※キャンドルの点灯は午後4時以降
※午後3時以降の入園は正門及び西門のみ(東門から入園不可)
※午後3時30分以降の退園も正門及び西門のみ(東門から退園不可)
営業開始時刻は冬期開園期間と同じなので、時間のある方はお好きな時間帯に入園し、延長された閉園時間までそのまま滞在することができますよ。
入園料も通常の開園時と同様で別料金はかからないので、いつもよりお得な感じがしますね♪
詳しくは「旭山動物園の冬の営業時間や開園期間 入場料金は?滞在時間はどれくらい?」をお読みください。
雪あかりの動物園開催中は同時開催のイベントも豊富!
雪あかりの動物園と同じタイミングで、旭川市中心部では冬の一大イベントである「旭川冬まつり」と「氷彫刻世界大会」が開催されています。
日中は冬まつり会場で遊んで、夜は雪あかりの動物園へ…など、一緒に楽しまれる方もたくさんいらっしゃいます。
また、北海道の中心都市である札幌でも「さっぽろ雪まつり」が開催される時期なので、北海道の冬の魅力を楽しむにはオススメの時期と言えます。
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旭川の雪あかりの動物園の見どころイベント紹介
冬の夜ならではの動物たちの息遣いを感じながら、いつもとは違う雰囲気の園内で寒さや雪と触れ合うことを目的に「雪あかりの動物園」は始められました。
雪あかりの動物園でしか楽しめない見どころやイベントがありますので、要チェックですよ☆
雪あかりの動物園で開催されるイベント情報
営業時間が延長される雪あかりの動物園で、午後3時30分以降に見学できるエリアや動物たちは限られてきます。
とはいえ、かば・あざらし・ほっきょくぐま・オオカミなど冬の寒い中でも生き生きと暮らす動物たちが15種類以上見られるので、物足りない感じはしませんよ。
また、冬期開園期間の大人気イベント「ペンギンの散歩」は昼間の2回開催ですが、夜でも屋外や館内でぺんぎんの様子は見ることができます。
午後4時以降に園内のキャンドルが点灯されて、幻想的な雰囲気を味わいながら見て回る楽しみもありますね。
※以降紹介する内容・時間・場所はH28年度のものなので、変更される場合があります。
アイスキャンドル製作体験
「雪あかり」を自分で作ってみることができる製作体験コーナーが設けられます。装飾してオリジナルデザインにすることができますよ。
実施時間:毎日午後5時半~午後7時半
実施場所:中央通路・西門トイレ横スペース
子供が楽しめるかまくら&すべり台
動物をモチーフに作られたかまくら(H28年度はアザラシとホッキョクグマ)が園内に作られ、見るだけでなく中に入ることができるように作られることもあります。
写真撮影スポットとしても人気です。
展示場所:H29年度は未定
子供向けの雪でできたすべり台もあるので、お子様の気分転換にはちょうど良いですね。
実施時間:毎日午後5時~午後8時(予定)
実施場所:「ととりの村」横斜面
ホットドリンク等の無料配布
来園者に温まってもらうため、毎日夕方以降にホットドリンク等の無料配布が行われます。
雪あかりの動物園期間中は、午後3時半以降もエリア内の売店や食堂は利用することができますが、無料でいただけるサービスは嬉しいですよね。
配布場所:正門いこいの広場(休憩所)
キーパーズ・カフェ(動物解説)
無料サービスで貰ったホットドリンクを飲みながら、動物園スタッフによる中身の濃い動物解説を聞くことができます。
スライドを使用しているのでよりわかりやすく、各回によって内容が異なりますのでぜひ時間を合わせて行ってみましょう。
実施時間:毎日2回(1回目:午後6時~、2回目:午後7時~)各15分程度
場所:正門いこいの広場(休憩所)
雪あかりの動物ガイド
飼育スタッフによる冬の夜の動物たちの過ごし方がわかるガイドが行われます。夏期開園や冬期開園でも、飼育員さんのガイドは人気イベントなので、
当日発表のスケジュールは要チェックです!
実施時間:毎日午後3時半以降随時(当日午後に決定)
雪あかりの動物園紙芝居
雪あかりの動物園が何倍も楽しくなる、旭山オリジナルの紙芝居を屋内で見ることができます。
実施時間:午後5時~(2月7日を除いて毎日実施)
実施場所:正門いこいの広場(休憩所)
動物の雪像や氷彫刻
動物園内各所に、さまざまな雪像や氷の彫刻が展示されライトアップされます。写真撮影スポットとしても良いですね。
動物看板を探して特製ポストカードGET
園内3か所に掲示されている「動物看板」を探して、すべて正解すると特製ポストカードが貰えるイベントです。
実施時間:毎日午後3時半~午後8時まで
用紙配布場所:正門及び西門入口
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雪あかりの動物園へのバスやタクシーでの行き方は?
冬期間の旭山動物園には無料駐車場も豊富にあるので、レンタカーや自家用車で向かう方も多いですが、雪道や冬の運転に慣れていない方などは公共交通機関を使うことになると思います。
タクシーやバスで旭山動物園へ向かう際の、所要時間や運賃をご紹介します。
雪あかりの動物園にタクシーで行く場合
旭山動物園の公式HP内では、タクシーでの来園についてこのように書かれています。
旭川駅から旭山動物園
所要時間:約30分 料金:約3,000円旭川空港から旭山動物園
所要時間:約30分 料金:約3,500円
これはあくまで距離数を基に計算したおおよその所要時間と料金になります。
2月の旭川市内の道路は日中でもツルツルで、路肩に溜まった大きな雪山で車線が少なくなっているところがあったりと、運転事情はかなり悪くなります。
そのため、夏に比べて所要時間はかなり大幅に上回り、料金もどんどん加算されていってしまうことが予想されます。
事前にタクシー会社へ問い合わせて、「冬の場合は旭山動物園までどれくらいかかりますか?」と聞いてみるのも良いかもしれませんね。
雪あかりの動物園に路線バスで行く場合
旭川市中心部から旭山動物園に向かうための旭川電気軌道のバスが、旭川駅東口前の6番のりばから30分間隔で運行されています。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]路線番号:旭山動物園線41、42、47番
所要時間:約40分
料金:大人440円、子供220円
[/su_note]
雪あかりの動物園の期間中は、いつもより運行時間を延長して運行されるので旭山動物園から戻ってくる時も安心ですよ。
2019年度の雪あかりの動物園バス時刻表によると、旭川駅を19:10発の便と動物園を21:10発の便が最終となります。
タクシーよりも安い料金で行くことができ、無料シャトルバスよりも本数が多いので、路線バスを使う方が一番多いように感じます。
雪あかりの動物園は無料シャトルバスで行くことも可能
雪あかりの動物園の期間限定で、旭川市中心部で開催されている冬まつり会場と旭山動物園を結ぶ無料のシャトルバスが運行されます。
このシャトルバスの時刻に合わせてスケジュールを組めば、無料で簡単に行き来ができ、冬まつりも一緒に楽しむことができるのでオススメです。
詳しい時刻や乗り場と降り場については、「旭川冬まつりの会場詳細と便利な無料シャトルバス☆旭山動物園も簡単に行ける!」をお読みくださいね。
まとめ
旭山動物園の期間限定のイベント「雪あかりの動物園」は、旭川の冬や雪の魅力や厳しい寒さを存分に味わうことのできる機会ですので、温かい格好をして楽しんでくださいね。
冬の旭山動物園の服装や靴選びのアドバイスや、旭川冬まつりの楽しみ方・ゲスト紹介などを書いた他の記事もありますので、ぜひ興味あるものからお読みください♪
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