結婚したあとの両親や義父母との付き合いについては、数々のタイミングで悩むことが出てくるかと思います。
結婚する前に自分の父や母の誕生日にプレゼントを欠かさず贈っていた人もいれば、気が向いた時だけ贈っていた人や、まったく気にしていなかった人もいるでしょう。
では、結婚後はお互いの両親に誕生日プレゼントを贈った方が良いのでしょうか?
実際のところ、どれくらいの人が贈っているのか、あげる場合の予算相場、貰って嬉しいものをご紹介します。
結婚後にお互いの両親に誕生日プレゼントはあげる?あげない?
結婚した後は、旦那さんと家計を一本化にして管理をしたり、将来に向けての貯金を始めたりと、独身の頃ほど自由にお金を使えなくなったという人がほとんどだと思います。
私も正社員からパートタイマーになり、「自分の稼ぎ=貯金」となってしまったので、生活費も交際費も主人のお金でやりくりしています。
結婚後に両親の誕生日を祝っている人は意外と少ない?
マイナビが行った既婚女性対象のアンケート結果をみると、「結婚してからしているお祝い」の中で父親や母親の誕生日をあげている人は意外に多くないんだなという印象でした。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]夫の両親の誕生日を祝っている人 → 29.7%
自分(妻)の両親の誕生日を祝っている人 → 27.4% [/su_note]
そういう私も、自分の両親にも義父母にも誕生日プレゼントは特に贈っていません。
結婚前は父と母の誕生日にちょっとした小物などを贈っていましたが、結婚後は「同じ家計からお金を出すんだから、うちの両親にあげるなら義両親にもあげないと…」というように考えるようになりました。
夫に相談したところ「父の日と母の日にプレゼント贈ったり、帰省するときにお土産買っていくから、誕生日はいいんじゃない?今まであげたことないよ」という答えだったので、結婚初年からそのようにしてきました。
「昔から家族間では誕生日祝いをしない」という結婚前からの習慣を引き継いで、特に何も行わないとしている家庭もあります。
また、「父の日・母の日・お中元・お歳暮・敬老の日など他にもお祝い事がある中で、お誕生日祝いはやりすぎでは?」という考え方もあるようです。
プレゼントは贈らなくても、当日電話や直接会いに行って「おめでとう」と言ってあげるだけでも喜ばれると思いますよ。
結婚後に両親や義両親の誕生日を祝う場合
今までお祝いの習慣がなかった家でも、実際にプレゼントをあげると喜んで受け取ってもらえることが多いと思います。
特に男兄弟しかいなかった家では、母の日などにプレゼントを貰ったことがない(本当は欲しい)というお母さんも多いので、結婚したお嫁さんが誕生日を憶えていてくれて、お祝いしてくれるのを楽しみにしているかもしれません。
金銭面に余裕があり、ご夫婦で考えが一致した場合は、誕生日のお祝いをしてあげると良いでしょう。
ただし、毎年訪れる機会での贈り物は一度始めたら止めるのは難しいものです。金額を上げることは簡単でも、下げるのは勇気がいることも。
今後お子さんが生まれたり、夫婦の収入状況が変わる可能性もありますので、続けていくことのできる無理のない範囲でのプレゼントを贈ると良いですよ。
両親や義両親への誕生日プレゼント予算相場はいくら?
他の人が両親へいくらくらいの誕生日プレゼント・お祝いをしているのかって気になりますよね。
都心部と地方では給与平均や物価も違うので、「人それぞれ」と言ってしまえばそれまでですが、だいたいの目安をご紹介します。
両親への誕生日プレゼントが3,000円程度の人
誕生日とは別の機会ですが、父の日や母の日のプレゼント予算を3,000円~5,000円で準備する人が多いというデータがあります。
詳しくは、「義父に父の日プレゼントあげる?予算の相場と無難な贈り物を紹介」をお読みください。
貰った相手が気を遣わない程度の金額で誕生日を祝いたい場合は、3,000円くらいでも十分喜んでもらえるプレゼントが選べると思いますよ。
両親への誕生日プレゼントが5,000円~1万円程度の人
父の日や母の日よりもちょっと良いものをあげようと、一人当たり5,000円以上、父と母2人合わせて1万円~2万円くらいで考える人もいます。
独身時代の両親への誕生日プレゼント予算が一人1万円だったので、結婚したことで数が倍になったので、半分の一人5千円にしたという人もいらっしゃいました。
「自分の誕生日に1万円をくれるので、それより少なくしている」という、親のプライドを考えて、同程度か低めに予算設定している方もいるようです。
両親への誕生日プレゼントが1万円~2万円程度の人
誕生日に物を贈るのではなく、家族みんなで食事して、支払いをこちらで持つ…という機会を設ける人もいます。
お酒を飲む場所でのディナーに招待した場合、自分たちの分も含めると支払額としては万単位になることでしょう。
観劇チケットや温泉旅行などをプレゼントする場合も、これくらいに予算設定する必要がありますね。
還暦を迎える年や、結婚〇周年の誕生日には予算を少し上げて「今年は奮発しちゃいました」として贈るのも良いかもしれません。
両親や義両親の誕生日プレゼントで喜ばれるものは何?
せっかくプレゼントを贈るからには、心から喜んでもらったり、実用品であれば実際に使ってもらいたいところですよね。
世代の違う高齢の両親に贈る誕生日プレゼントの品は、どんなものが良いのでしょうか。
ファッション小物
普段あまりファッションに興味のないお父さん・お母さんは、自分で買わないものをプレゼントされると嬉しいものです。いくつか組み合わせても良いですね。
・お出かけ用バッグ
・手鏡や化粧ポーチ
・メイク道具(口紅など)
・ネックレスやイヤリング
・腕時計
・ハンドクリーム
・スカーフやショール
・マフラー
・手袋
・カーディガン
・靴下
・パジャマ
・ネクタイ
・シャツや肌着
・帽子
・靴
・ハンカチ
生活雑貨
生活の中で使ってもらえる実用的なものは、受け取った側も使いやすいものが多いですよね。
・キーケース
・ストラップ
・日傘、雨傘
・電動ハブラシ
・高級ドライヤー
・入浴剤の詰め合わせ
・低反発枕
・ひざ掛けやブランケット
本人に欲しいものを聞いて贈るのも良いでしょう。
マッサージチェアやベッドなど、大きい家具や家電を選ぶ場合は、「本当に欲しがっているか?使ってくれるか?」を考えてチョイスするようにしてくださいね。
お花
ひとくくりにお花といっても、鉢植えやアレンジ、ブーケなど様々な種類があります。
母の日にはカーネーションを贈る方が多いので、別のお花が使われているものや、お母さんの雰囲気に合ったアレンジを贈ると良いですね。
手入れが得意でない場合は、そのまま飾っておけるプリザーブドフラワーが安心です。
食べ物・飲み物
いつもは買うことがない少し高めな果物やお菓子、お取り寄せグルメも喜ばれます。
コーヒーや紅茶、お酒など嗜好品がわかっている場合は、そちらでちょっと良いものを選ぶのも良いですね。
お取り寄せのスイーツは、口コミなどが評判でも当たりはずれが意外とあるものです。自分でおためししてみたり、過去に実際に食べておいしかったものを選んだ方が安心ですよ。
現金
結婚して初めての誕生日で贈るものとしては難しいですが、現金をあげるという方も意外といらっしゃいます。
長年プレゼントを贈ってネタ切れになってしまったり、あげたけど使ってくれないような場合は、本人が好きなものに使える現金を贈った方が嬉しいだろうという考えですね。
家族だからこそ成立する、1年に1度のお小遣いのような感覚です。
1年目にあげた時の反応を見て、翌年以降は候補として考えてみればよいのではないでしょうか。
まとめ
結婚したあと自分や夫の親の誕生日にプレゼントは贈るのか、贈る場合の予算相場やプレゼントの中身についてご紹介しました。
誕生日に限らず、「お世話になっていることへの感謝」や「健康に過ごしてほしい」という気持ちを伝えることは大切ですよね。
お子さん(孫)がいる場合は顔を見せてあげたり、電話で近況を報告しあうだけでも親は嬉しいものだと思いますよ。
結婚すると、色々と悩むことが増えますよね。一つ一つ乗り越えていきましょう!
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