冬のお出かけに欠かせない手袋。寒い冬には、手袋があると防寒に役立ち便利ですよね。
手袋の素材もいくつかありますが、毛糸で編まれた手袋はどこかぬくもりも感じます。
そんな手袋、あなたはどんな風にお手入れしていますか?
洗濯してしまうと、縮んでしまい使い物にならないのでは・・と躊躇してしまうことも多いですよね。
今回は、手袋の洗濯方法や干し方などをご紹介します。
これさえ読めば、手袋のお手入れ方法に迷うこともないですよ。
ぜひ、参考にしてくださいね。
手袋に洗濯表示がないときはどうする?
手袋は、毛糸(ウール)や皮、合皮、アクリルレーヨンなど素材も様々です。
服のようにタグが付いているものもありますが、付いていないものもありますよね。
お手入れ面などから、素材や洗濯方法が気になるという方は、手袋を購入する際に店頭でお店の方に確認してから購入してくださいね。
購入した後で、表記タグがないことに気づいた時には、電話などでお店に素材の確認をするのも方法の一つです。
大抵の場合、本革の手袋であればクリーニングに出すことをオススメします。
それ以外の、毛糸(ウール)や合皮、アクリルレーヨンの素材のものであれば、ほとんどのものは自宅で洗濯をすることも可能になります。
洗い方や乾かし方などをちょっと工夫するだけで、安心して家でお洗濯することができますよ!
家庭での手袋の洗濯方法のコツ
では、家で手袋を洗濯する時の、具体的なコツをご紹介します。
まず、洗濯表示に洗濯機で洗えるという表記が記載してあっても、「手洗いする」ことをオススメします。
そのほうが、素材をいためずに長く愛用することができますよ。
洗濯機での洗濯方法
基本的には手洗いをオススメしますが、時間がなく、どうしても洗濯機を使わなければならない時には、おしゃれ着用の洗剤を使用することと、洗濯ネットに入れて洗濯することを忘れないようにしましょう。
また、水温も30度以下にして、手洗いモードなど優しく洗うようにしてくださいね。
手洗いでの洗濯方法
①手洗いで洗濯をする場合も、おしゃれ着用の洗剤を使います。
また、洗面器や桶を用意して、その中に30度以下のお水を張り、水の量に合わせて洗剤を入れます。
ここまで準備しておけば、後は手袋を洗面器の中で洗っていくだけの作業になります。
②手袋の指先部分を中心に、つまみ洗いをしてください。
そこまで汚れが目立たない場合は、漬け置き洗いでもOKですよ。
逆に、汚れがひどい場合は、洗剤の原液を直接汚れている部分につけておくと汚れも落ちやすくなります。
毛糸以外の素材の場合も、同じく優しい手洗いが基本となります。
合皮のものは、色落ちする可能性もあるので、充分注意してくださいね。
また、スウェード生地などの場合は、水はあまり使わずに、歯ブラシで汚れをかき落とすようにしましょう。
どうしても汚れが取れない部分は、洗剤ではなくシャンプーを歯ブラシにつけて、汚れを落として下さいね。
③洗剤で洗った後は、お水できれいにすすぎます。
次に、洗面器に再度水を張り、柔軟材を適量入れます。
そこに洗った手袋をいれ、柔軟剤が馴染んだら、再度水で洗います。
④洗い終わった手袋は固く絞り、タオルに挟んで水気をしっかりと取ります。
その後、↓の注意点に気を付けて干し、乾かしていきます。
オススメの干し方
乾かす過程にも、ポイントがあります。
手袋などの、毛糸素材のものはハンガーで吊るして干すと、生地が伸びてしまいます。
オススメの干し方は、平干しネットを使った干し方になります。
しっかりとしわを伸ばした状態にして、「平干し」してくださいね。
干す場所は、陰干しがオススメです。色あせを防ぐことができます。
手袋は洗濯すると縮むもの?
手袋を洗濯してしまうと、縮んでしまうのではないか・・と洗濯することをためらってしまう方も多いですよね。
結論から言うと、毛糸などで編まれた手袋は、やはり洗濯をすると多少縮んでしまったり、素材によって逆に伸びてしまうことがあります。
伸縮しやすい素材を使用しているので、洗濯することにより生地をいためてしまうのが原因となります。
ただ、↑でお話をしたように、素材に合った正しいお洗濯の方法や、乾かし方を身につけることで、家庭で洗濯をしても、縮みにくくすることは可能です。
洗濯をすることで、清潔な状態を保つことができるというメリットもあるので、縮んでしまうから・・と躊躇せずに、正しい方法で手袋の洗濯を行ってみてくださいね。
保管方法も重要!
洗濯をして綺麗になった手袋。
実は、保管の仕方も重要です。
保管方法が悪いと、せっかく綺麗に洗濯した手袋も、虫に食われてしまったり、悪くなってしまいます。
保管は、クローゼットなどに、なるべく折りたたまずそのままの状態で保管してください。
畳んで保管をしてしまうと、しわやたたみ跡の原因になってしまいます。
また、防湿剤や防虫剤も忘れずに入れておけば、虫や湿気からも守ることができます。
次の年の冬の時期まで、安心して保管することができますよ。
毛糸の手袋は洗濯機で洗える?洗濯表示がないときは?縮むのは仕方ない?-まとめ
今回は、手袋の洗濯の手順や、乾かし方のポイントを中心にご紹介しました。
少しのポイントを抑えるだけで、家でも気軽にお手入れすることができますよね。
洗濯頻度も、冬の始まりや、手袋を使い終わったタイミングでのお洗濯で充分なので、ぜひ、この機会に覚えて、冬に実践してみて下さいね。
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