お正月の時に飾った鏡餅。
食べるタイミングがなく、そのままカビてしまった・・なんていう経験をしたことはありませんか?
現代では、昔ほどお餅を食べる習慣もないので、ついつい余りがちになってしまうお餅。
お餅の食べ方も、焼いたりお雑煮に入れたりと、マンネリになりがちです。
少し置いていた間にカビが生えてしまい、食べられなくなってしまった・・なんてこともよくありますよね。
今回は、お餅に関するプチ情報をご紹介します!
気になるカビ対策や、オススメのお餅のアイディアレシピもありますよ。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
餅のカビは切り取れば食べても大丈夫?
お餅にカビが生えた場合、カビが生えている部分だけを切り取って食べれば問題なし!と考えている方も多いかと思います。
しかし実際には、カビの生えている部分を切り取ったとしても、目に見えない部分にまでカビが根付いてしまっているので、食べてしまうのは危険です。
おなかを壊したり、体調を崩すこともあります。
お正月に家族揃ってお餅を食べる機会も多いと思いますが、カビが生えているお餅は食べるのを控えてくださいね。
一見、食べても問題なさそうに見えますが、小さな子供や高齢者の方など体調に変化の出やすい場合もあるので注意してください。
餅にカビが生えたものと同じ袋に入っている餅は食べられる?
では、カビが生えてしまったお餅と同じ袋に入っているお餅は、食べても問題ないのでしょうか?
同じ袋に、ラップなどに包まずにそのまま入れて保存した場合、カビが生えてしまったお餅があったたら、カビの胞子が袋内にも付着してる可能性が高くなります。
また、カビの胞子が袋に付着していると、他のお餅もカビが生えやすい環境になってしまいます。
そのため、同じ袋に入った他のお餅も、食べるのは控えましょう。
のし餅などを食べやすい大きさに切って保存する際には、切ったお餅をそのまま大袋に保存するのではなく、一つ一つラップなどで包んでから、大袋に保存することをオススメします。
この方法であれば、一つのお餅にカビが生えてしまっても、他のお餅は安心して食べることができますよ。
ちょっとしたひと手間ですが、破棄しなければならないリスクも減らすことができます。
破棄してしまうのは、もったいないので、保存する際のひと手間を忘れないようにしましょう。
お餅の上手な保存方法と解凍方法 簡単レシピ紹介☆
せっかくのお餅を最後まで美味しく食べられるようにするために、正しい保存方法や解凍方法を知っておくのはオススメです。
お正月の時期などに、保存方法を迷うこともなくなりますよ。
保存方法・解凍方法
冷凍保存
お餅の保存には、冷凍保存がオススメです。
空気に触れたり水滴がついていたりすると、カビが生えやすくなるので、しっかりと空気を抜いてラップなどで包み、密閉容器やジッパー袋で保存してください。
冷凍保存であれば、半年ほど保存することが可能です。
長い期間保存できるのは、うれしいですよね。
ただ、どうしても味の劣化は進んでくるので、なるべく早めに食べるようにしましょう。
解凍方法
冷凍したお餅の解凍方法は、自然解凍がオススメです。
4時間ほど室内に置いておけば解凍されますよ。
急にお餅を使いたい!という場合には、電子レンジでの解凍も可能です。
この場合は、お餅一個につき、500Wで約1分解凍してくださいね。
また、お鍋料理など火にかける料理にお餅を入れる場合には、凍ったままの状態で使ってもOKです。
冷蔵保存
冷蔵保存をする場合は、殺菌作用のあるわさびをお餅と一緒に入れておくだけで、カビの発生を遅らせることができますよ。
わさびはチューブタイプのものや、お刺身についてくるようなわさびで問題ありません。
密閉できる容器にお餅を入れ、更にわさび少量を、お弁当用のカップなどに入れておくだけでOKです。
後は、蓋をして冷蔵庫に入れておけば、1週間~2週間ほど保存することが可能となります。
わさびを常備しているご家庭は多いと思うので、この方法はぜひ試してみてくださいね。
簡単で美味しい!作ってみたくなるお餅のアレンジレシピ
食べ方のレパートリーがお雑煮や焼き餅など、マンネリになりがちなお餅。
毎回同じ食べ方では、飽きてしまいますよね。
今回は、ちょっと変わったお餅の料理をご紹介します。
簡単だけど、子供も大人も美味しく食べられるのでオススメです。
モッフル
モッフルとは、お餅をワッフルの型にはさんで焼き上げたもののことです。
「モチ」と「ワッフル」を組み合わせたところから、「モッフル」と呼ばれています。
作り方はとても簡単で、ワッフルーメーカーやワッフルの型が自宅にあれば、作ることができますよ。
トッピングや中に挟む食材を変えるだけで、おやつに食べたり、朝食やちょっとした軽食にもなります。
お餅を使っているので、食べ応えがあり腹持ちもします。
また、意外と低カロリーなのも、女性にはうれしいですよね。
普段お米をなかなか食べてくれないというお子様でも、モッフルはお菓子感覚で食べることができます。
あんこを挟んだり、黒蜜やきな粉をかけたり、アイスをトッピングしてみてください。
美味しそうな和のデザートになりますよ。
チーズやベーコンを挟んだり、砂糖醤油をつけて食べれば、腹持ちの良い美味しいおかずモッフルにもなります。
他にも、オリジナルのアイディアレシピを検討したり、子供と一緒にモッフルづくりをするのも楽しい時間になりますよ。
外はカリッと、中はもっちりしていて、家族みんなで美味しくたべることができます。
餅のカビを取って食べるのは大丈夫?-まとめ
普段あまり食べることのないお餅ですが、保存方法を工夫するだけで、カビを生えづらくさせて長持ちさせることができますよ。
オススメのモッフルにもぜひチャレンジしてみて下さいね。
色々な味を楽しむことができますよ。
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