寒い季節になると、私は冷たい牛乳ではなくホットミルクを飲みたくなります。
外出先から帰ってきた時や寝る前に飲むと体が温まるし、コーヒーや紅茶よりも胃や腸に優しいのが嬉しいです♪
今はコンビニでも、出来立てホットミルクが提供されているので便利ですよね。
でも、ホットミルクは飲み物とはいえ、寝る前に飲んだら太るのかな?や虫歯になりやすいのかな?と悩む人も多いようです。
栄養価は温めることで減ってしまわないのかも気になりますよね。
ホットミルクのカロリーや栄養価の変化について、また虫歯のリスクについてご紹介します!
ホットミルクのカロリーは1杯どれくらい?牛乳と変わらない?
ホットミルクのカロリーは、コップ1杯(200ml)あたり約106kcalです。
これは、今たまたま私が飲んでいた市販の牛乳(成分調整牛乳)のパックに書かれていたカロリーなので、無調整乳・低脂肪乳・脱脂粉乳(スキムミルク)だと変わってきます。
砂糖やハチミツなどを入れずに、牛乳を温めただけのホットミルクなら、元々の状態とカロリーが変わらないので、温める前のパックを確認してみてくださいね。
100kcalというと、ごはん茶碗半分やリンゴ2分の1個くらいのカロリーですが、腹持ちが良いので「お腹が空いちゃって眠れない…」という時にはオススメの飲み物です。
ホットミルクにはちみつを入れたらカロリーは?
はちみつは、100gあたり約300kcalです。
大さじ1杯が21gなので約62kcal、小さじ1杯が7gなので約21kcalとなりますね。
このカロリーを、使用する牛乳(ホットミルク)のカロリーと足して計算してみましょう。
はちみつの量が増えればそれだけカロリーがUPするので、入れすぎには注意です!
ホットミルクに砂糖入りならカロリーは?
一般的な白砂糖(上白糖)は、大さじ1杯が9gで約35kcal、小さじ1杯が3gで約12kcalです。
このカロリーを、使用する牛乳(ホットミルク)のカロリーと足して計算してみましょう。
一見するとハチミツよりカロリーが低く感じますが、同じ甘さにするには、ハチミツよりも砂糖の方が必要な量が多くなってしまうんです。
だいたい、ハチミツ小さじ1杯強と、砂糖大さじ1杯が同じくらいなので、摂取カロリーは砂糖を入れた時の方が高くなりますね。
どうしてもカロリーが気になる人は、カロリーカットのハチミツや砂糖を使うというのも良いかもしれません。
牛乳をホットミルクにすると栄養価は変わる?
牛乳にはカルシウムなど栄養分として大切なものがたくさん入っています。
これらの栄養価は、牛乳を加熱したことで下がってしまうことはほとんどありません。
栄養が落ちることを気にすることなく、好みの温度に温めて飲んで大丈夫です♪
このことは、【明治おいしい牛乳】や【明治ブルガリアヨーグルト】で有名なmeijiの公式HP内Q&Aにも書かれてますよ。
牛乳を加熱しても栄養価はほとんど変わりません。
熱に弱い栄養素はビタミンCですが、もともと牛乳には少ないものです。
牛乳に期待する栄養素は、カルシウム、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB2などです。これらの栄養素は加熱をしてもほとんど壊れません。
ちなみに、温める方法は鍋でも電子レンジでも栄養には変わりありませんが、鍋でうっかり温めすぎて焦がしてしまう可能性もあるので、電子レンジの方が手軽で簡単です。
寝る前のホットミルクは虫歯リスク高い?
牛乳は飲み物なので歯に挟まることがないし…虫歯の危険性はないのかな?と思いがちです。
しかし、牛乳にも少しだけ糖が含まれていますし、栄養分である乳タンパクや乳脂肪も歯垢の元となります。
人間は寝てしまうと唾液の分泌が少なくなるので、歯磨きをしないままだと歯の周囲に成分が残りやすくなり、虫歯のリスクが高くなってしまいます。
夕食後にどれだけ綺麗に歯磨きしていても、ホットミルクのせいで虫歯が…というのは悔しいですよね。
そのままホッコリと温かいまま寝付きたい気持ちもありますが、面倒でも歯磨きをしてから寝るようにしましょう。
風邪などを引いていて歯磨きをまたするのが辛い…というときは、ホットミルクの後にお水やぬるま湯を飲んだり、ブクブクうがいをするのがオススメです。
口の中の状態をリセットしてから寝ることを心がけましょうね。
まとめ
ホットミルクには身体が温まる、深くよく眠れる、交感神経を鎮める、リラックス効果がある、胃の表面粘膜を保護するなど、良い効果&メリットがたくさんあります!
手軽に栄養が摂れて腹持ちも良いので、食欲が湧かないなど体調不良のときの夜食代わりにも良いですね。
はちみつや砂糖の入れすぎや歯磨き忘れには気を付けて、ホットミルクを美味しく&効果的に飲みましょう!
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