エアコン暖房が寒い日効かない!設定温度にならない原因や止まる理由なぜ?

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雪の降らない地域や冷え込みが厳しくない地方では、部屋の暖房設備がエアコン(クーラー)のみ…という家庭も少なくありません。

でも、寒い日はエアコン暖房の効きが悪くて設定温度まで上がらなかったり、止まる・動かないという現象が起こってしまうことも。

エアコンが効かない原因や動かない理由がわからないと、壊れているのかも判断できないですよね。

エアコンの暖房機能が寒い日に効かない原因や設定温度まで上がるようにする工夫、動作が止まってしまう理由についてご紹介します!

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エアコン暖房が寒い日に効かない原因6つ

エアコンの暖房機能が、寒い日に効かないのはいくつか原因が考えられます。

エアコンが寒冷地仕様でない

エアコン暖房には、暖房に特化したモデルの「寒冷地仕様」のものと、そうではないものがあります。

寒冷地仕様のエアコンは高額なので、低価格で手に入れたものや、賃貸アパートに備え付けのものは普通のエアコンのことがほとんどです。

寒冷地仕様のエアコンであれば、室外がマイナス10℃くらい冷え込んでも暖房機能が十分に効きますが、普通のエアコンでは外気温が寒すぎると対応しきれなくなってしまうのです。

目安としては、外の気温が5℃以下になってくると普通のエアコンでは温まりが足りないと感じるようです。

室外機が凍ったり霜がついてしまっている

エアコンの暖房は、外の空気から「熱」を汲み上げて、室内に放出するという仕組みです。

その過程の中で、室外機の熱交換器の部分に、空気中の湿気が霜となってくっついてしまうことがよくあります。

特に外の気温が寒いときには、霜がつきやすくなるだけでなく、ひどいと凍ってしまうことも。

そうなると、外から吸い込む(取り入れる)空気量が少なくなり、暖房の機能・効率が落ちたりエアコンが止まってしまったり…

これは構造上(機能上)の問題なので、極寒時は仕方ないので諦めも必要です。

エアコンが汚れている

「去年までと暖房の効きが全然違う…」と感じる場合は、汚れが付着していることにより機能が低下している可能性も。

エアコンは一年放っておくだけでかなりホコリが溜まりますし、クリーニングしないと効率がガクンと落ちて電気代もUPしてしまいます。

フィルターなど内部の掃除をすることで、暖房機能が改善する可能性もあるので、この機会に掃除をしてみるのもアリですね。

エアコンが古い・劣化している

家庭用エアコンは、長くても10年位で使えなくなることが多いようです。

去年まで十分な温かさが確保できていたのであれば、経年劣化という可能性も考えられます。

特に賃貸に住んでいる場合は、電源が入らない・使えないという壊れ方をしない限り、かなり古いエアコンが設置されていることが多いです。

ダメ元で「暖房が全然聞かなくて…」と大家さんや管理会社に相談して、明らかに温まりが弱ければ交換対応してくれるかもしれません。

エアコン本体や室外機が壊れている

吹き出し口に手をかざして温風が出ていないようなら、エアコン本体や室外機が故障している可能性も考えられます。

台風や大雨などで室外機に雨が侵入してしまい故障…というのも珍しくありません。

素人が見た目では故障かどうかがわからないので、購入したお店やメーカーに問い合わせてみるのが良いですね。

場合によっては修理をお願いするより、新しいエアコンを購入した方が効果的なこともあるので、検討してみましょう!

エアコンの対応畳数と部屋の広さが合っていない

エアコンには、6畳用・8畳用などというように対応可能な畳数が目安として定められています。

部屋の構造などによっても効きは変わってきますが、適用畳数と部屋の大きさが見合っていなく、十分に温めることができないという可能性も。

説明書を確認すると、冷房・暖房それぞれの適用畳数が書かれているはずなので、一度チェックしてみると安心です。

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エアコン暖房が設定温度にならないのはなぜ?

エアコンを高めの温度に設定しても、なかなかその温度に達しない…ということもあります。

考えられる原因と、その対処法をご紹介しますね。

部屋の温度にムラがある

エアコンの温度チェックは、室内機の内部に搭載されている温度センサーにより行われます。

一般的にエアコンは天井に近い上の方に設置してあることがほとんどなので、床上およそ2mの高さとなりますね。

温かい空気は上に上がる(溜まる)という性質があるので、エアコン周辺が既に暖まっていると「設定温度に達した」と誤認識してしまい、暖房を停止させてしまうこともあります。

部屋の中の温度分布が均一ではなく、偏りがあると起きてしまうことなので、空気を循環させることが大切です。

扇風機やサーキュレーターを、天井付近の上の方に向けて運転させると、暖まった空気が下へと降りてきてくれます。

また、エアコンの羽(風向き)を下にするのも効果的です。

部屋の湿度が低い

毎日同じ室温に設定していても、湿度によって体感気温が変わってくることがあります。

一般的には、湿度が低くなると寒く感じる人が多いので、乾燥しやすい冬は要注意ですね。

加湿器を使ったり、窓を開けて外の湿った空気を取り入れて循環させるなどして、部屋の湿度を高めるよう工夫しましょう。

エアコンで暖められる限界を超えている

上の章でご紹介したとおり、寒冷地仕様のエアコンでない限り、外の気温が5℃を下回るようになるとエアコンの暖房機能だけでは室内を暖めることができません。

ホットカーペット・オイルヒーターやセラミックヒーター、石油ファンヒーターや灯油ストーブなど別の暖房機器を取り入れる必要がありそうです。

エアコン暖房だけで上げられる室温には、限度があると思っておきましょう。

エアコンが寒い日に止まる理由は?故障ではない?

寒い日にエアコンを使っていると、突然動きが止まって、静かになることがあります。

「故障した?」と焦ってしまうし、また動作が再開しては止まって…ということが続くので不安になりますよね。

でも、寒い日にエアコンの動作が一時的に止まるのは、故障でない可能性が高いです!

室外機に霜がついてしまうと正常に動作ができなくなるので、「除霜運転」へと切り替わり解凍作業が行われ、一時的に暖房機能が停止します。

そして、霜取りが終了すると再び暖房運転が始まるのです。

エアコンの仕様で異なりますが、外気温が下がり、湿度が高い日には1時間に1回くらいの頻度で起こることもあります。

動作が止まっている間は当然温風が出てこないので、せっかく上がった室温も徐々に下がっていってしまうんですよね。

ただ、これはエアコンという製品の性質上仕方がないことなので、我慢して待つしかないようです。

まとめ

夏は冷房・除湿、冬は暖房というように年中使えて便利なエアコン(クーラー)ですが、その仕様・構造上、充分に機能が発揮できない環境というのもあります。

異常気象で気温がグンと冷え込むような日も年々増えてきているので、暖房機能がイマイチな場合は、別の暖房アイテムを取り入れるのを検討すると良いでしょう。

家の外に置いた荷物や突然の雪などで、室外機本体や吸い込み口・吐き出し口を塞いでしまうことがないように、注意してくださいね。

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