子どもの運動会のお弁当作りが楽しみという方もいれば、忙しくて用意が大変!という方もいることでしょう。
特に運動会当日の場所取りや招待した実父母・義父母の対応でバタバタすることが予想される場合、できる限り前日に作るようにしたいと考えてしまいますよね。
運動会のお弁当はいつ作っている人が多いのか、前日に準備できるメニューや当日の朝にやった方が良いことをご紹介します。
運動会の弁当はいつ作るもの?
当日の朝に作ったお弁当を、そのまま持って行って食べる…というのが理想的なのは誰でも頭ではわかっていることだと思います。
しかし、当日の朝にそこまで時間を確保できない事情は、それぞれのご家庭やご家族によって様々です。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]・健康的な問題で、朝早く起きるのが難しい
・小さな赤ちゃんがいて、夜泣きや夜間授乳のために寝不足
・実父母や義父母が前日から泊りにくるので、朝食準備やおもてなしで忙しい
・朝早くから場所取りやPTAの仕事がある
・ガスコンロの数や使える電気のワット数により、同時調理が難しい など[/su_note]
専業主婦の方とお仕事されている方、お子さんの人数や年齢などによっても、運動会前日や当日の動きは変わってきますよね。
運動会の弁当を前日に準備している人は多い!
私のママ友や仕事仲間で、運動会のお弁当作りに慣れている人たちの話を聞いてみました。
ほとんどのおかずは前日に作って、冷ました後に冷蔵庫へ入れておいてるよ。
火を通す前の下ごしらえだけ済ませておいて、当日加熱や調理して詰めていくからそんなに手間かかってないよ。
当日の朝に一からすべてを準備するママは私の周りにはいませんでした。みんな工夫して、前日にできることを済ませておいています。
しかし、運動会のお弁当の主食として定番のおにぎりや稲荷ずし、サンドウィッチは当日の朝に準備する人がほとんどでした。
また、私は試したことがないのですが、このような方法を取っている知人も…。
お弁当のおかずは冷凍しておけるものにして、大きなお弁当箱に詰めた状態で冷凍庫に入れておくんだよね。
当日の朝に冷凍庫から出して持っていければ、昼食時には自然解凍されてるから食べれるよ。
5月か6月のとても暑い日の運動会で、腐敗が心配だったのでこのようにしたところ、昼食時には美味しく食べられたようです。
容器ごと入れておくことになるので冷凍庫のスペースも必要になりますし、水分の多いおかずは冷凍に適しませんが、参考にしてみてくださいね。
運動会のお弁当作りで大切なこと
運動会に持っていくお弁当作りは、見た目の豪華さにこだわる人もいれば、お子様の好きなメニューをたくさんいれてあげたいという考えの方もいるでしょう。
おかず選びの際に注意していただきたいことが2点あります。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]・なるべく加熱した食材やメニューにすること
・水分の出にくい食材や傷みにくい食材を使用すること[/su_note]
食中毒の原因となる細菌やウイルスの中には、加熱調理することで死滅させることができるものが多いです。
この加熱調理とは「充分な加熱」のことを言い、半熟やナマ焼けに仕上げたり、一定温度(65℃~75℃程度)に達していない「中途半端な加熱」では意味がなくなってしまいます。
長時間室温に放置するのではなく、粗熱が冷めたら冷蔵庫で保管し、お弁当箱に詰める前に電子レンジなどで再加熱しましょう。
傷みにくい調理法とは、水分を抑えたり、抗菌や防腐作用のある食材を使うことです。
水分が多いと雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、洗った後の生野菜はキッチンペーパーなどで水分をしっかりとっておきます。
代表的で使いやすい抗菌・防腐作用のある食材は、しそ・梅干し・お酢・ワサビ・からし・カレー粉などです。
傷みにくいおにぎり作りは、こちらの記事を参考にどうぞ♪
[su_label type=”important”]CHECK[/su_label]⇒おにぎりを夏に作るときの食中毒対策とオススメの具 冷凍のコツを紹介
お稲荷さんや巻きずしに酢飯を使うのは、暑い時期のお弁当として理にかなっているということがわかりますね。
運動会の弁当作りで前日に準備できるものは?
それでは、具体的にお弁当の準備で前日に済ませておくと楽なことをご紹介します。
前日に完成させておくメニュー
・筑前煮などの煮物
・きんぴらごぼう
・ほうれん草のごまあえ
・お漬け物
・ポテトサラダ
・ちくわの中にキュウリを入れる
・冷凍できるフルーツ(パイナップルやぶどうなど)
煮物は前日に作って置いた方が味が染みておいしいですよね。お弁当箱に詰める前に、しっかり汁気をきりましょう。
冷えていても美味しいポテトサラダやお漬物などは、保冷剤が当たる位置に入れたり、冷めているものだけで一つの容器にまとめた方が傷みにくいです。
運動会に持っていく果物について詳しくは、運動会の果物は前日準備できる?保存方法とフルーツ冷凍おすすめはコレ!でまとめてます♪
前日に仕込みをしておくメニュー
・肉巻きをする野菜を茹でておく(人参やアスパラなど)
・彩りやサラダに使う野菜を切ったり茹でておく(キャベツやブロッコリーなど)
・お稲荷さんのお揚げを煮含めておく
・エビフライやコロッケを衣までつけておく
・唐揚げに下味をつけておく
・サンドウィッチに挟むものを用意しておく(ツナマヨ、卵マヨなど)
・ご飯は朝炊き上がるようにタイマーセットしておく
加熱するのは当日の方が良いですが、「揚げるだけ」「焼くだけ」の状態にしておくと、当日朝がかなり楽になります。
下ごしらえが終わった後は、充分に冷まして冷蔵庫に保管しておきましょう。
唐揚げの下味は、前日から漬け込むと濃いめに仕上がることが予想されるので、漬けだれの味を薄めにしておくと良いですよ♪
空気を抜いてジッパー付きの袋に入れるとよく味が染みます。
運動会の弁当作りで当日にやった方が良いこと
2章で紹介した下ごしらえや仕込みは前日にしておくことができますが、多少時間がかかっても当日になってから準備した方が良いこともあります。
・仕込みをしておいた肉巻きや揚げ物に熱を加える
・煮含めておいた稲荷に酢飯を詰める
・おにぎりやサンドウィッチを作る
・玉子焼きを焼く(半熟にしない)
・フルーツを剥いたりカットする
当日調理した後、熱いままお弁当箱に詰めると中で蒸気がこもり、水分が出て食中毒の原因となります。
冷ます時間も考慮して早めに熱を加え、冷めたのを確認してから容器に詰めるようにしましょう。
もし「ちょっと粗熱が残ってるかな?」と心配な場合は、温かいものと冷たいものを隣り合わせに入れると更に傷みやすくなりますので、サラダやフルーツなど冷めているものと別の容器に入れる工夫が大切です。
夏や秋のどの時期に開催するか、屋内か屋外どちらの開催か…で状況は変わってきますが、保冷機能のあるバッグや箱に入れて、保冷剤も多めに入れておくことをお勧めします。
まとめ
他の家庭のお弁当と品数や見栄えを見比べてしまう人もいるかもしれません。
しかし、子供にとって母親や祖母など親しい人が用意してくれたお弁当は特別感があって、とても嬉しいことに違いはありません。
手抜きできるとこは手抜きして、子どもも大人も元気に1日過ごせるようなお弁当を作りたいものですね。
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