北海道の旭山動物園の冬期開園中は、冬の寒い時期しか観ることのできない動物たちの生き生きとした様子が人気で、夏と同じく観光客でたいへん賑わいます。
北海道内の方や、雪道に慣れた方は便利な自家用車やレンタカーで訪れることも多いですが、駐車場から園内までは時間がかかるのか、混雑で入れないことはあるのか等、心配ですよね。
冬の旭山動物園は、夏よりも車で向かう人にやさしい仕組みとなっていることをご存知ですか?
どの駐車場に停めると良いのか、営業時間や混雑についてご紹介します。
旭山動物園の駐車場に冬停めるならどこが近い?
旭山動物園には約700台の無料駐車場と、約2,700台の民間有料駐車場があります。
また、近くにお住まいの方が、自宅の空きスペースを有料で開放している光景もよく見られます。
夏期開園期間中、無料駐車場は3か所あり、そのうち2か所が正門付近(約180台)、残り1か所は東門前(約520台)にあります。
引用:旭山動物園公式HP「旭山動物園駐車場案内図」
冬の旭山動物園の駐車場は無料駐車場が増える!
夏期開園期間中、西門の周辺には無料駐車場は無く、1日500円の民間有料駐車場しかありません。そのため、東門や正門周辺の無料駐車場を利用する方が多いです。
しかし、冬期開園期間中は、有料駐車場を経営されている方のご厚意で、西門前の駐車場がすべて無料開放されています。
夏と違って、正門・東門・西門すべてに無料駐車場がある状況なので、一番のおすすめは西門駐車場になります!
動物園の入り口は3か所あり、それぞれと駐車場の関係はこのとおりです。
引用:旭山動物園公式HP「施設紹介(園内マップ)」
【正門】
・旭川市街や空港からくると一番手前にあるので入りやすい。
・障がい者用駐車場がある
【西門】
・人気施設(アザラシ館、ほっきょくぐま館、ペンギン館など)が一番近い。
・障がい者用駐車場がある
【東門】
・無料駐車場の台数が多い。(約520台)
・バスツアーの団体がよく利用している。
・園内唯一のレストラン(ガーデンテラスライオン)がある。
一番高い場所にある東門は、動物園内に入ってから動物たちのいる施設に行くまでの時間がかかってしまうのがマイナスポイントです。寒い冬は、外にいる時間は極力少なくしたいところですよね。
また、夏は正門もオススメなのですが、冬は正門すぐの「ととりの村」が閉まっているので、西門までの間に見るものがほとんどありません。
誘導してくれる係員の指示に素直に従い、一番メイン施設に近くて便利な西門駐車場を利用しましょう。
西門入口までバリアフリーになっているので、ベビーカーや車いすを利用の方でも安心です。
ちなみに、正門付近にある有料駐車場は雪のために冬期間は閉鎖されます。もし、営業していれば【有料】なので、西門と勘違いして入らないように気を付けましょう。
夏に行く場合は状況が変わりますので「旭山動物園の駐車場どこが近い?無料で停めるポイントと有料の罠とは」に必ず目を通してくださいね!
旭山動物園の無料駐車場の冬期営業時間は何時から?
旭山動物園の無料駐車場の営業時間をご紹介します。
なお、冬期の動物園開園時間は午前10時30分~午後3時30分です。
旭山動物園の正門無料駐車場
正門の無料駐車場は、営業時間終了後に施錠されるので夜間に立ち入ることはできなくなっています。
動物園の方に伺ったところ、朝は係員が到着次第カギを開けるので、入場可能時間は日によって異なるとのことでした。
開園1時間前では開いていないことも多いですが、遅くても開園30分前にはカギを開けているそうです。
旭山動物園の東門無料駐車場
東門の無料駐車場は、正門と違って夜間も施錠をしていないとのことです。
そのため、遠方から来て「思っていたより早く着いてしまった…」という場合は、正門駐車場や西門駐車場が営業開始するまで、東門の無料駐車場に停車して待つという方法をお勧めします。
もちろんそのまま、東門から入場しても何ら問題はありません。
旭山動物園の西門駐車場(夏期は有料・冬期は無料)
夏期は有料駐車場、冬期は無料駐車場として開放されている民間の駐車場です。
営業時間は、季節に応じて定められています。
夏期:9時~17時30分
冬期:10時30分~15時30分
夏期は開園の30分前から営業しているので、早めに停車して開門を並んで待つことができますが、冬期は開園と同時の営業開始なので、スタートは少しゆっくりとなってしまいます。
それでも11時からのペンギンの散歩(1回目)には十分間に合うので、その点の心配は無用です。
※夜の動物園や雪あかりの動物園開催時は、営業時間が夜まで延長されます。
旭山動物園の冬の駐車場の混雑状況は?
旭山動物園は、動物たちの本来の生活を見せる工夫をした行動展示などで全国的に有名となり、昔に比べて入園者数もかなり増えました。
特にゴールデンウィークや夏休み期間中、週末などはたいへん混みあい、駐車場に入る前に渋滞になることもあります。
冬に行く場合の、駐車場の混雑状況はどうなのか気になりますよね。
冬の旭山動物園は楽に無料で駐車できる可能性が高い!
夏と冬の旭山動物園の入園者数の違いをご存知ですか?
2016年度の様子ですが、一番入場者数の多い8月の27万5千人に対し、冬期開園中は2月の10万4千人がピークでした。
夏はレンタカーで訪れた観光客も、冬の雪道は運転経験がないのでJRやバスなどで訪れるということも考えられるので、駐車場の利用客は夏場に比べてかなり減ります。
また、西門にある民間有料駐車場が無料開放されるということで、無料で停められる台数も夏より大きく増えています。
冬の旭山動物園で駐車場が混雑しそうな日
気を付けたほうが良いと思われる日は、年末年始休業明けの1月2日や3日のお正月期間と、旭川冬まつり開催期間中の平成30年2月7日~2月12日あたりです。
みなさんの一番のお目当ては11時からのペンギンの散歩なので、昼前からお昼過ぎにかけては駐車場も混雑している可能性があります。
また、旭川市民や近隣にお住まいの方は直前まで予定を立てず、「週末晴れたら動物園に行こう」と考えている人も結構多いので、天気の良い週末は混雑しやすいです。
必ず見たいペンギンの散歩やもぐもぐタイムには余裕を持って到着するようにし、西門駐車場が満車となっていれば東門駐車場へ向かってみてくださいね。
東門まで上がっても空きがなかった場合は、Uターンできないためグルッと周りながら坂を下って正門近くまで戻り、正門や西門の駐車場を再度チェックします。
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まとめ
旭山動物園に行くときの駐車場情報、冬のポイントについてご紹介しました。
無料で車を停められるチャンスも増える冬期開園中は、夏とは全く違う動物園の楽しみ方ができるのでとてもおすすめです。
冬期の見どころについては、「旭山動物園の冬期開園中の楽しみ方や見どころ 人気のイベントを紹介」でご確認くださいね。
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