夏期開園中の旭山動物園は、地元の人だけでなく観光客でたいへん賑わいます。
レンタカーや自家用車で向かう人がまず心配なのは、駐車場事情です。
無料駐車場が空いているのに有料駐車場に停めてしまったり、近くが空いているのに遠くに停めてしまったり、初めて来園する人は特に失敗してしまいやすいポイントがあります。
旭山動物園の駐車場情報と、当日探すときの注意点をまとめました。
旭山動物園の駐車場はどこに停めると園内に近い?
旭山動物園には約700台の無料駐車場と、約2,700台の民間有料駐車場があります。また、近くにお住まいの方が、自宅の空きスペースを有料で開放している光景もよく見られます。
無料駐車場は3か所あり、そのうち2か所が正門付近(約180台)、残り1か所は東門前(約520台)にあります。
旭山動物園に行くときには「動物園通り」という道をひたすらまっすぐ進んでいき、最後の信号を過ぎると、旭山動物園の正門への坂道が始まります。
上り坂の左手側はすべて有料駐車場で、正門付近では右手側が無料駐車場です。
動物園の入り口は3か所あり、それぞれと駐車場の関係はこのとおりです。
引用:旭山動物園公式HP「施設紹介(園内マップ)」
【正門】
・旭川市街や空港からくると一番手前にあるので入りやすい。
・障がい者用駐車場がある
【西門】
・人気施設(アザラシ館、シロクマ館、ペンギン館など)が一番近い。
・無料駐車場は無いので、民間有料駐車場のみ。
※冬期開園期間は、西門前駐車場が無料で開放されます!
【東門】
・無料駐車場の台数が多い。(約520台)
・バスツアーの団体がよく利用している。
・園内唯一のレストラン(ガーデンテラスライオン)がある。
★入園して、すぐ動物が見られるのは正門と西門
★より人気の施設をすぐ見られるのは西門
★無料で停められる可能性が高いのは東門
それぞれのメリットがありますので、参考にしてくださいね。
ちなみに、民間有料駐車場の駐車料金は一律500円です。開園から閉園まで1日駐車しても500円なので、時間は気にすることなく利用できます。
冬は駐車場の状況が少し変わりますので、「旭山動物園の駐車場に冬停めるなら近い場所!営業時間や混雑状況紹介」をお読みください。
旭山動物園の駐車場 無料で停めるための要注意ポイント
旭山動物園に車で行く際は、まず無料駐車場を狙いましょう。
しかし、無料駐車場が空いているにも関わらず、入り口から遠い民間有料駐車場に停めてしまう方が少なくありません。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
民間有料駐車場への客引きや誘導に惑わされないで!
旭山動物園の3か所の入り口(正門・西門・東門)に向かう上り坂の途中、向かって左側には複数の民間有料駐車場があります。
問題なのが、初めて訪れた人には有料と無料の区別がつけづらいほど駐車場は隣接しているということ。
特に正門より下は、渋滞や混雑している様子が目に入って焦ってしまい、早まって有料駐車場へ停めてしまう人が多いです。
有料駐車場の入り口には、いかにも警備員風の人(バイトの若い人やおじさんおばさん)が目立つ旗や棒を振って、「こっちに入りましょう」という強引な指示を出してきます。
↑有料駐車場入り口にいる、蛍光色ベストを着たおじさま。誘導がお上手です…。
地主さんに雇われているのだと思いますが、少しでも多くの人に有料駐車場に停めてもらうために、誘導に慣れている人がほとんどです。
車の近くまで寄ってきて「上(無料駐車場)はいっぱいなので入った方がいいですよ」と言ってくることも。
そして、初めての人や無料駐車場の存在を知らない人は、「ここが駐車場なのか~」と疑問を持たずにスーッと入ってしまいます。
かなり積極的に誘導して来ると思いますが、動物園の係員ではないので注意してください。無料駐車場の空き状況については把握していないはずです。
過去に旭山動物園に行ったとき、このような誘導をしている一番手前(正門から遠い)の有料駐車場は3分の1くらい埋まっていました。
しかし、無視して一番上の東門の無料駐車場へ行くと、なんとガラガラ…。あっさり東門の入口の近くに停められました。
混雑していれば仕方ありませんが、近い無料駐車場が空いているのに遠い有料駐車場に停めるのは騙された感じがして悔しいですよね。
旭山動物園の無料駐車場探しのポイント
正門の無料駐車場は、一番手前にあることと台数が少ない(約180台)ため満車になりやすいのですが、東門の無料駐車場(約520台)は意外と遅くまで空いている事もあります。
引用:旭山動物園公式HP「旭山動物園駐車場案内図」
①右手にある正門第2(旭山公園)無料駐車場
②右手にある正門第1無料駐車場
③(西門付近はすべて有料なので通り過ぎる)
④坂を上りきったところに東門無料駐車場
という順番で上がっていき、無料駐車場を探すことになります。
正門の駐車場入り口に警備員が立っている場合は、もし【満車】となっていても、東門の無料駐車場に停められるかどうか聞いたら教えてくれるはずです。
正門と東門の無料駐車場がどちらも【満車】の場合は、次の章に詳しく書いていますが西門の民間有料駐車場がオススメです。
旭山動物園に近づいたら、よくわからないまま有料駐車場への誘導に流されてしまうのではなく、落ち着いてより便利な駐車場を探してくださいね。
東門まで上がって来て無料駐車場に空きがなかった場合は、Uターンできないためグルッと周りながら坂を下って正門近くまで戻り、有料駐車場を利用することになります。
旭山動物園の駐車場 有料しか空いてない場合はどこに停める?
上の章の方法でぜひ無料駐車場に停めていただきたいところですが、GWや土日などは来園者が多いので、無料駐車場は早めの時間でいっぱいになってしまいます。
その場合は有料駐車場に停めていくことになりますが、同じ金額でも場所によって利便性は違ってきます。
有料駐車場のおすすめは西門前駐車場!
最初に載せた園内マップを見てください。人気施設(アザラシ館、シロクマ館、ペンギン館など)が一番近いのは西門です。
東門から入るとスロープや階段を降りてくる形になりますし、正門から入った後はフラミンゴ舎とトトリの村の中(もしくは外)を真っ直ぐ歩いてくるので、人気施設までは意外と距離があります。
西門前には無料駐車場がない分、民間有料駐車場が数多くありますので、この付近に停めると動物園に入ってからの行動がとても楽になります。
旧東門の近くにも有料駐車場がありますが、正門と同じく少し坂を上がることになるので、西門の方がオススメです。
【正門=便利】ではない
正門と聞くと「正面で公式な入口?」のようなイメージですが、駐車場を探す時には正門より下にある民間有料駐車場は選択肢の最後にしたいところです。
旭山動物園は山の上にあり、正門は下の方、東門が一番上にあります。
その正門より更に手前(下)にある民間有料駐車場に停めてしまうと、一番遠い場所だと正門まで300m近く上っていくことになります。
足腰に問題ない若い世代なら良いですが、体力に自信のない方やお子さん連れの方は、入園前の負担となってしまうことでしょう。
できるだけ上(正門の近く)にある有料駐車場に駐車することをお勧めします。
もし、「正門を通り過ぎたー!」となっても大丈夫。次は西門前の民間有料駐車場がありますし、こちらの方が園内への距離は近いので、焦らず探してくださいね。
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まとめ
土日やGW期間中など混んでいる時は駐車場に入れられるだけでホッとする状況でもありますが、時間帯や日にちによっては意外と無料の駐車場が空いている可能性が高いものです。
どちらにしても、駐車場に停めて園内に入るまでには時間がかかりますので、行けるときにトイレに行っておくようにしてくださいね。
他にも、旭山動物園に参考にしていただきたい情報があります!
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