札幌ドームでは、野球・サッカーの試合や歌手やアイドルのコンサートが年中行われ、道内だけでなく道外からもたくさんの観覧客が訪れます。
予約制の駐車場も台数が限られており、コンサートなどイベントによっては駐車場が使用できないことがあるため、公共交通機関で行く方がほとんどです。
この記事では、札幌駅から札幌ドームまでの行き方やかかる時間と運賃、実体験を基にしたバスと地下鉄の比較をわかりやすくご紹介します。
札幌ドームへの札幌駅からの行き方をわかりやすく紹介
札幌ドームは、アクセスがあまり良いとはいえない場所にあります。
そのため、行き帰りの公共交通機関は複数あり、イベント内容や時間帯でアクセス方法を変えることもあります。
札幌ドームへの地下鉄での行き方
札幌ドームの最寄駅は、地下鉄東豊(とうほう)線の終点「福住(ふくずみ)駅」です。
①JR札幌駅と直結した「さっぽろ駅」で乗車
②終点の「福住駅」で下車
③福住駅から徒歩約10分で札幌ドームに到着
札幌市内の地下鉄は、全部で3つの路線があります。
東西(とうざい)線と南北(なんぼく)線の沿線にあるホテルに泊まる場合は、「大通駅」が唯一3路線すべてが乗り入れる駅です。
「札幌駅」ではなく「大通駅」で、東豊線へ乗り換えましょう。
札幌ドームへのシャトルバスでの行き方
札幌ドームでのスポーツやコンサートなど大規模イベント開催時は、行きも帰りも敷地内からシャトルバスが運行されます。
①札幌市内5か所の乗り場から乗車(途中乗車なし)
②札幌ドーム敷地内(屋外)のシャトルバスターミナルに到着
シャトルバスターミナル到着後、一番近い南ゲートまでは徒歩5分以内、逆側の北ゲートまでは南北連絡通路を通って徒歩10分程度です。
でも、地下鉄を利用するのに比べて、階段の上り下りはほとんどないのでとても楽ですよ♪
札幌ドームへの路線バスでの行き方
シャトルバス以外にも、札幌駅周辺や札幌市内から札幌ドーム近隣までの路線バスを、北海道中央バスという会社が運行しています。
①札幌駅前にある「さっぽろ東急百貨店」の南側「札幌駅前バス停」から乗車
②停留所「札幌ドーム」で下車
停留所からは歩道橋や階段を上って、札幌ドーム敷地内及び入場口に向かいます。中央バスの停留所「札幌ドーム」で降車した場合は、北ゲートの方が近くなります。
「さっぽろ えきバスnavi」というサイトで【時刻表】を選択し、出発を【札幌駅前(東急)】、到着を【札幌ドーム】にすると、各路線の時刻表を調べることができます。
札幌ドーム敷地内の詳しい地図などについては、札幌ドーム「交通案内」のページをご確認ください。
札幌駅から札幌ドームに行くときにかかる時間や料金は?
札幌駅から札幌ドームに行くまでにかかる時間は、混雑状況によっては公式サイトで紹介されている時間とは大きく異なる場合があります。
私が嵐のコンサートに参加するために行ったときの時間を参考に紹介します。料金の違いも一緒にご確認ください。
札幌ドームへ地下鉄で行く場合の所要時間と金額
JR札幌駅と直結した「さっぽろ駅」で乗車した場合、終点の「福住駅」までは約13分かかります。地下鉄なので、時刻表に大幅なズレはありません。
「福住駅」で下車後、一番ドームに近い3番出口からは徒歩10分で到着すると公式HPには書かれています。
しかし、厳密にいうと下車してからドームに到着するまでには20分程度見ておいた方が良いと思います。
まず、ホームで下車してから改札へ向かうまでのエスカレーターは大混雑でなかなか進みません。
地上に出てきてからも、ドームに向かうまでの道には警備員が配置されており、規制緩和のために人数を制限されることがあります。
地下鉄「さっぽろ駅」から「福住駅」までの運賃は片道250円です。
少しでも早く札幌ドーム~札駅を地下鉄で行き来するためのコツは、「札幌ドームでライブ時の地下鉄混雑と攻略法 福住駅どの出口を使う?」でご紹介しています。
札幌ドームへシャトルバスで行く場合の所要時間と金額
シャトルバスは札幌市内5か所から発車するため、所要時間には違いがあります。
札幌駅からシャトルバス乗り場までは10分~20分程度、そのシャトルバス乗り場から札幌ドームまでは20~30分程度です。
詳しい所要時間は、「札幌ドーム帰りはシャトルバスがおすすめ 札幌駅の行き方や待ち時間は?」でご確認ください。
合わせて30~40分かかることになりますが、混雑の中を歩く距離と時間は圧倒的に少ないので、場合によっては地下鉄より早く札幌ドーム(帰りの場合は札幌駅)に到着することもあります。
札幌駅からシャトルバス乗り場までの運賃は200~300円、シャトルバス乗り場から札幌ドームまでは210円なので、金額は少し多めにかかってしまいます。
札幌ドームへ路線バスで行く場合の所要時間と金額
「札幌駅前バス停」で乗車した場合、停留所「札幌ドーム」までは約30~35分とされています。
ただし、札幌駅から札幌ドームに直接向かうバスルートの国道36号線は「渋滞の名所」でもあり、イベントがない時でもかなりの混雑で時間がかかります。
最低でも40分はかかると思った方がよいでしょう。
特に週末のイベント開催時は、札幌ドームが見えてからの周辺道路は特に大渋滞となり、なかなか到着できません。冬は道幅が狭くなり、凍結により速度も出せないので更に遅れます。
行きは札幌駅前バス停が始発ですが、帰りは経由地点になりますので、時刻表どおりには来ない可能性の方が高いです。
時間にたっぷり余裕を持つことが必要となります。
「札幌駅前バス停」から「札幌ドーム」までの運賃は片道240円です。
札幌ドームに行くならバスと地下鉄どちらがおすすめ?
ここまでの情報をまとめて、どの方法で札幌ドームに行くのが最適なのか、自分にはどのルートが合っているかを整理してみましょう。
札幌ドームに地下鉄で行くメリットとデメリット
*地下鉄利用のメリット
・運賃が安くて済む
・スムーズに行けば、一番早く目的地に到着する
・イトーヨーカドーで時間調整ができる
*地下鉄利用のデメリット
・歩く距離が長く、通行規制があると更に時間がかかる
・雨や雪の日、気温が低い夜には負担が大きい
・将棋倒しになりそうなほどの混み具合(特に帰り)
札幌ドームにシャトルバスで行くメリットとデメリット
*シャトルバス利用のメリット
・(待っていれば)必ず座ることができる
・ドームから歩く距離が少なくてすむ
・乗車定員を満たすと発車するので、ギュウギュウ詰めにはならない
*シャトルバス利用のデメリット
・札幌駅まで向かう場合は、運賃が余計にかかる
・札幌駅まで向かう場合は、乗り継ぎが必要
札幌ドームに路線バスで行くメリットとデメリット
*路線バス利用のメリット
・運賃が安くて済む
・ドームから歩く距離が少なくてすむ
*路線バス利用のデメリット
・渋滞にはまる可能性が高く、到着までに時間がかかる
・最終が21時頃なので、イベント終了後は間に合わない場合も多い
何度も札幌ドームに行った管理人のおすすめ
私のおすすめは「行きが地下鉄、帰りはシャトルバス乗り継ぎ」です。行きは混雑がばらけるので、混んでいるとはいえ地下鉄でも予想通りの時間でたどり着くことができます。
しかし、帰りはドームから地下鉄方面に向かう出口(外)で規制で足止めになったり、福住駅は事故が起こるのではないかと思うほどの混雑、車内はつかまる場所もない状態…となり、かなり体力を消費します。
その点、シャトルバスは立っていてもしっかり捕まることができますし、地下鉄利用者と比べると利用客が少ないため、とても気持ちが楽でした。
まとめ
体力も問題ない、一般の方なら地下鉄を利用するのが一番わかりやすいでしょう。人の波についていけば迷うこともありません。
しかし、お子様連れの方や足腰に不安のある方は、多少遠回りになるとしてもシャトルバスを利用するのがおすすめです。結果的に、早く到着することもあります。
イベントが楽しい思い出となるように、行き帰りの事故にはくれぐれも気を付けてくださいね。
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