日本三大花火の一つともいわれる、茨城県土浦市の花火競技大会。
例年70万~80万人ほどが集まり、打ち上げ会場周辺はたいへんな混雑になります。有料の桟敷席も販売されますが、抽選倍率が高く、なかなかゲットできない超人気の花火大会です。
前日には無料観覧席の場所取りが始まりますが、何時頃までに向かうべきなのか、場所取りに必要なものは何か、当日でも可能なのかなど、詳細をご紹介します。
土浦花火の無料観覧席の場所取りのポイント!
2017年の土浦花火は、10月7日(土)の午後6時から競技開始です。小雨決行ですが、荒天の場合は10月8日(日)、9日(祝)、14日(土)、15日(日)のいずれか1日に延期になります。
土浦花火競技大会の無料観覧席の詳細や、注意すべきことをご説明します。
土浦花火競技大会の無料観覧席について
大迫力の土浦花火を絶好の場所で観覧できる桟敷席は、高倍率の抽選になるので、手に入れるのが難しいプラチナチケットです。
抽選に外れた場合、多少見えにくくても無料でゆっくりみられる席を確保したいと思う方がほとんどですが、 土浦花火は無料で観覧できる場所がとても少ない花火大会です。
無料観覧席として決められたエリアは、有料観覧席の下流(塚田ポンプ場吐出し口から土浦橋までの間)、下の地図内の緑色の部分です。
土浦花火競技大会の無料観覧席開放の流れと注意
①河川敷の通路部分に順に並んで待機
②正午の係員の合図により、上流から下流に向かって順次開放
・場所取りは観覧人数に応じた必要最小限の広さ(1人当たり1㎡以内)
・無料観覧場所以外の道路や道路脇のスペース等の場所取りは禁止
・座りやすくするために、スコップなどで地面を削るのも禁止
決められた時間より前に、無料観覧スペースで場所取りをしても撤去されてしまいます。
せっかく確保した席がなくなってしまわないように、必ずルールを守って場所取りをしましょう。
土浦花火大会の無料観覧の場所取り目標時間は?
無料席の場所取りは、花火大会開催日の前日の正午(午後12時)からです。2017年は10月6日(金)になりますね。
昔は数日前から(中には数ヶ月前から)場所取りをする人もいたのですが、今は規制が厳しくなり、前日の正午以前は指定エリアの場所取りができません。
前日正午開始の場所取りは、一緒に観覧する人数にもよりますが5~6人くらいまでの家族や集まりであれば、10時くらいに並び始めてもスペースは確保できると思います。
もちろん、その年によって集まり始める時間の早さや混み具合には差がありますので、早く到着するにこしたことはありません。
同じ無料観覧エリアでも、桟敷席により近いほうが、スターマインの音楽にあわせたパフォーマンスが楽しめるので人気があります。そのため、早い方々は前々日からテントを張って泊り込みで場所取りをすることも。
また、座りやすい地面が平らなところから場所取りで埋まっていきますので、土手の坂道になっているところは時間が遅めでも空いていることが多いですよ。
これは、2015年の無料観覧席から観た土浦花火大会の様子です。「つ」「ち」「う」「ら」の4文字が打ちあがるのがわかります。無料席でも充分迫力ある花火が楽しめそうですね。
無料観覧席の場所取りに必要なものは?
場所取りの方法は、ブルーシートや大きめのレジャーシートの上に、ガムテープなどで名前を貼ればOKです。
飛ばされないように確保してしまえば、その場(席)を離れても大丈夫です。
※くい打ちでの固定は禁止されています。
地元の人の場合は家に帰ったり、駐車場に停めた車の中で仮眠をとったりする方が多いです。
悪質な横取りなど無用なトラブルを避けるためにも、会場周辺が混雑しはじめる夕方4時頃には、交代でも良いのでどなたかシートに戻ってくることをお勧めします。
土浦花火大会の場所取りは当日でも可能?
以前は無料だった桟敷席真後ろの土手も有料となってしまい、年々無料開放スペースは減少しています。
無料席は前日正午の場所取り開始以降どんどん埋まっていきますので、開催日当日の早い時間に到着しても、座りやすい・見やすそうなスペースは空いていない可能性も。
前日正午の開放に並べない場合は、できれば当日早朝~午前中には行って、隙間が残ってないか探してみましょう。
無料観覧スペースに指定されていない場所にシートを敷く人もいますが、安全上の理由から「観覧できない場所」である場合や、そこが公道上の場合は、警備の方に撤去されてしまいます。
立ち見をしたり、様子をみてシートを広げる際も、必ず近くの警備の方の指示を守るようにしましょう。
花火大会当日のアクセスについては、「土浦花火に自転車で行くとき駐輪場や駐車場は?離れても見える場所紹介」や、「土浦花火大会のアクセスに便利なシャトルバスと土浦駅の混雑状況は?」をお読みください。
まとめ
お仕事の方が多い金曜の午後に、場所取りするためだけに土浦まで足を運ぶのは地元の方以外は難しいと思いますが、タダでゆっくり座って観覧するには、見逃せない場所だと思います。
人数が少なければ少ないほど、当日でも空いているスペースは残っていることがありますので、ルールを守りつつ探してみてくださいね。
観覧する際の持ち物や服装は、「土浦花火大会に行くときの持ち物は?河川敷の気温や服装を紹介」をお読みください。
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