お味噌汁やサラダ、和え物など毎日の食卓で大活躍してくれるわかめ。
低カロリーなのに栄養満点なので、家族みんなの健康を気遣うママ達にとって欠かせない食材ではないでしょうか。
そんな優秀食材のわかめですが、うっかりたくさん戻してしまい、一度に使い切れず余してしまうことが私はよくあります。
まとめて一気に水で戻しておきたいな…という人もいますよね。
今回は、乾燥わかめや生わかめの保存方法と保存期間についてご紹介します。
わかめを戻した後に保存したい時のポイント
スーパーなどで売っている水で戻して使うタイプのわかめは、戻す前の状態であれば長期保存が可能なので、重宝している家庭も多いと思います。
水で戻して使うわかめには塩漬けにしてある「塩蔵わかめ」と、乾燥加工された「乾燥わかめ」の2つがあります。
「塩蔵わかめ」の賞味期限は冷蔵庫で半年ほどが目安で、水で戻すと約1.5倍になります。
「乾燥わかめ」の賞味期限は常温で1年ほどが目安で、水で戻すと約10倍になります。
どちらのタイプのわかめも水で戻すことで量が増えるので、つい多めに戻しすぎてしまった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。
わかめは湯通ししてから保存がオススメ
戻したわかめを保存する場合は、さっと湯通ししてから冷凍保存がポイントです。
湯通しすることでわかめが鮮やかな緑色になり、ただ水で戻しただけよりも保存がききます。
さらに、保存する前に適当な大きさに切っておくと、次に使う時にお味噌汁などにそのまま入れるだけで良いのでとっても便利です。
湯通ししたわかめは、すぐに冷水で冷やしてからしっかりと水気を切ります。
数日中に使う予定があるならば、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、3日以内に食べきるようにしましょう。
長期間使う予定が無いのであれば、↓このあと紹介するように密閉可能なフリーザーバッグや容器に入れ、冷凍庫に入れておけば2~3か月ほど保存が出来ます。
少し手間かもしれませんが、湯通しすることで料理の見栄えも良くなるのでおすすめです。
わかめは生で日持ちどれくらいする?
水で戻すわかめももちろんおいしいですが、生のわかめの歯ごたえや香りはまた格別です。
旬が短いので生わかめを食べたことが無いという方も多いかもしれませんが、もしスーパーに並んでいたら一度トライしてみてはいかがでしょうか。
そんな生わかめですが、どれくらい日持ちするのでしょうか。
何も加工されていない生わかめの賞味期限は3~5日と非常に短く、生魚などと同じ生鮮食品として取り扱う必要があります。
さらに鮮度がすぐに落ちてしまうので、出来るだけ早く食べることをおすすめしますが、どうしても余ってしまって保存したい場合には、湯通ししてから冷凍保存をしましょう。
生わかめを湯通しする時はまず流水で洗い、砂や海藻などが付着している場合はしっかりと落とします。
次にわかめの太い茎の部分を切り分け、どちらも鮮やかな緑色になるまで時間差をつけて茹でます。
太い茎の部分は他の部分に比べて火が通りにくいので、少し長めに茹でてくださいね。
あとは水で戻したわかめを保存するのと同様に、すぐに冷水で冷やして水気を切り、密閉容器に入れます。
こちらも冷蔵で3日、冷凍で2~3か月ほど保存が可能です。
解凍した時においしく食べるためにも、生わかめは出来るだけ新鮮なうちに湯通しして冷凍しましょう。
わかめの保存 冷凍するなら容器はどうする?
わかめを冷凍保存するときは、フリーザーバッグや密閉できるプラスチック容器がおすすめです。
ジップロックなどのフリーザーバッグは、わかめを入れるときに平らにならし、できるだけ空気を抜いて冷凍庫に入れましょう。
フリーザーバッグはそこまで場所を取らないので、冷凍庫の中でも他の食材の邪魔になりません。
ただし、わかめをただ袋に入れただけでは解凍するときに量の調整が難しいので、ちょっとだけわかめが必要な時に困ってしまいますよね。
冷凍保存したわかめを小分けにして使いたいときは、少量ずつラップでくるみ、」それからフリーザーバッグにいれて冷凍しておけば、わかめを少し使いたい時にすぐ取り出せるのでとても便利です。
密閉容器で保存したい場合の工夫
次に密閉できる容器で冷凍保存したい場合、まず大きめの調理用バッドにわかめを少量ずつまとめて並べ、そのまま冷凍庫へ入れます。
わかめが完全に凍ったら密閉できるプラスチック容器にわかめの塊を移し、蓋をして冷凍保存します。
あとは必要な時に必要な量のわかめの塊を取り出して使えば良いので、ラップのゴミなどが出ません。
凍らせたわかめの解凍方法
どの方法で凍らせても、使いたい時はそのまま電子レンジでチンすれば良いので、どんな料理にも対応できますね。
家庭の冷凍庫事情にもよりますが、フリーザーバッグとプラスチック容器、どちらが使い勝手が良いかぜひ試してみてください。
わかめを戻した後に保存は可能!生で日持ちどれくらい?冷凍するなら容器は?-おわりに
色々な料理で活用できるわかめですが、水で戻しすぎてしまった時や生わかめが大量に手に入った時は、湯通ししてから冷凍保存するようにしましょう。
また、次に使う時のことを考えて少量ずつ取り出せるようにしておけば、料理にちょっと足したい時にとても便利なので、重宝すること間違いなしです。
ぜひ実践してみてくださいね。
コメント