赤ちゃんと一緒に家の近所の公園までゆっくりと歩いたり、ただブラブラとするだけの外気浴。
でも毎日が温暖で、風が無いわけではないですよね。
とくに日本の夏は湿気も高く、あまり過ごしやすいとは言えません。
暑い日や雨の日、時間帯などによる外気浴の際の注意点や工夫をご紹介しますね。
赤ちゃんの外気浴 真夏の暑い時期はどうする?
赤ちゃんの外気浴について考える時、やはり気になるのは気温やその天候だと思います。
とくに日本の夏は湿気が高く、過ごしやすいとは言えないので、熱中症や脱水のことを考えると、真夏の太陽が高い時間帯に赤ちゃんを外に連れ出すのは避けた方が安心です。
やはり真夏に限っては、午前中の早い時間、もしくは夕方の気温が下がり始めた5時ころに外気浴を楽しむのが正解だと言えるでしょう。
とはいえ、夏はどんな時間帯でも気温は高いですよね。
なので、できる限り赤ちゃんには薄着をさせ、帽子やベビーカーの日よけネットなどでの紫外線対策も忘れずにしましょう。
低刺激の赤ちゃん用UVクリームも、朝早いから、夕方だからと油断せずにキチンと塗ってあげてくださいね。
身体の機能がまだ完全ではない赤ちゃんは、体温調整もまだ上手には出来ません。
あまりに暑い日には外へ出るのはあきらめて、エアコンのきいた家の中で窓を少しだけ開け、暑い空気を赤ちゃんの頬に感じさせてあげるだけでも良い刺激になるでしょう。
赤ちゃんの外気浴 雨の日もするべき?
雨の多い夏の時期。
朝起きたら強い雨!また、今は晴れているけど天気予報をチェックしたら今日はこれから降りそうだな…という時。
その日の外気浴はあきらめても問題ありません。
パパママの気分が良いというのも外気浴の条件なので、気が向かなければ行かなくても良いのです。
でもせっかくの雨の日、これを赤ちゃんに楽しませてあげるのも親子の楽しい時間です。
例えば自宅のベランダに屋根がついていて、ちょっとした雨風ならばしのげるな、と思ったら・・・
ベビーカーに赤ちゃんを入れ、それをベランダの雨が届かない場所に設置して隣にはママ用のビニールシートを敷きクッションを置いてみる。
ベビーカーの隣に座って赤ちゃんに話しかけながら、雨の音を一緒に聞いてみるのはいかがでしょう?
ベランダに置いてある植物の葉っぱについた雨粒を赤ちゃんの頬に乗せてみても、赤ちゃんの素敵な表情が見られるかもしれません。
ベビーカーをベランダまで運ぶのが大変であれば、抱っこ紐や抱っこでも良いのです。
雨の音、少し涼しい雨の湿気を含んだ空気、冷たい雨粒、そんな自然の音や温度だけを赤ちゃんと共有できたら雨の日の外気浴は満点です。
新鮮な空気はきっと赤ちゃんに平穏な気持ちを運んできてくれるでしょう。
赤ちゃんの外気浴は夜や夕方では意味ないの?
夏の日の日中は、やはりまだ生まれたての赤ちゃんにとって、それは過酷な環境です。
不用意に連れ出して熱中症になったら大変なので、夏の日の外気浴、夏期に関しては夕方や午前中がお勧めです。
では夜の時間帯はどうでしょうか?
夏の夜に関しては確かに過ごしやすい気温ではあるのですが、やはり赤ちゃんの生活リズムを整える、ということを考えると夜の外出は控えた方が好ましいです。
例えば夜泣きが酷く、どうしても泣き止まない!このままだと家族みんなが寝不足になっちゃう・・・!
そんな時は抱っこ紐に赤ちゃんをいれ家の周りをグルグル歩き回ると夜泣きが収まる(寝る)という場合もありますが、それは外気浴とはいえません。
やはり外気浴は赤ちゃんが普通に起きていても良い時間帯の中で行い、夕方であれば日が暮れ始めてから夕食の準備の前くらいまでと決めて、赤ちゃんとの時間を過ごすとよいでしょう。
夕方といっても湿度や気温が高い日もありますので、赤ちゃんへの水分補給は忘れず行ってくださいね。
まとめ
今回は暑い季節の外気浴や、雨天の外気浴時の過ごし方について考えてみました。
どんな天気でも気温でも、工夫次第で素敵な外気浴の時間を過ごすことが可能です。
どうぞ新鮮な空気を、自然な風を、雨の音を、赤ちゃんと一緒に楽しんでみてくださいね。
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