気づけば赤ちゃんの頭の形がおかしい、絶壁のような感じになっていると思ったことはありませんか？
何故絶壁になってしまったのか、原因はなんだろう？と悩んでしまう方は多くいるのではないでしょうか。
今回は赤ちゃんの頭の絶壁の原因と、遺伝との関係について紹介していきます。
赤ちゃんの頭が絶壁になる原因はなぜ？
赤ちゃんの頭は、生まれたばかりの時期はとても柔らかいです。
「頭を指などで押してはいけない」なんてことを聞いたという方もいるのではないでしょうか。
そんな柔らかい赤ちゃんの頭が、絶壁になってしまう原因を紹介します。
ずっと寝ていることによる圧の影響
赤ちゃんはずっと動かずに寝ているため、それだけでも頭の形に影響が出てしまい、後頭部がへこんだようになってしまいます。
抱っこをする状態がいつも同じ向き
利き手などもあると思いますが、抱っこするとき赤ちゃんの顔が毎回同じ向きになっていませんか？
私もそうなのですが、利き手のほうに頭がくるように抱っこを毎回してしまいます。反対側だと違和感があり抱っこをしにくく感じてしまうんですよね。
私の場合は幸い私が左利き、主人が右利きだったので同じ向きに抱っこで向きが偏ってしまうことはありませんでした。
寝ている間は片方しか向かないので、そこで向き癖がついてしまいました。
向き癖がついてしまっている
大体、生後３ヶ月頃になると向き癖が目立つようになってきます。
このまま片方の向きばかりに寝かせていると、頭がいびつな形になってしまいます。
また、向き癖がついてしまうと治すのはとても大変です。反対側に顔を向けても、くるっと元の向きに戻ってしまうからです。
私は向き癖で一番苦労しました。子供が片方しか向かなくて、完全に向き癖がついてしまったのです。
主治医にも「時々反対に向かせてあげてね」と言われましたが、結局治らないまま大きくなりました。
大きくなると通常の頭の形になったので、親としてはとても安心しました。
反対側に向かせたくても頑なに向かないので苦労をしたり、ベビーベッドを回転させて、親がいる方向に首を動かしてくれないだろうかとやってみた記憶があります。
赤ちゃんの絶壁は生まれつきや遺伝することもある？
赤ちゃんの頭の絶壁は生まれつきや遺伝もあるのか？と思う方もいるのではないでしょうか。
絶壁は遺伝することもある
骨格も遺伝することがあるため、絶壁になってしまう赤ちゃんもいるようです。
向き癖など気を付けているのに絶壁になってしまうということであれば、遺伝的に絶壁になってしまっている可能性があります。
もちろんその逆で、両親が絶壁でなくても、１章でご紹介した後天的な要因で赤ちゃんが絶壁になってしまうことはあり得ます。
先天的な要因もある
母親の子宮が狭かったという理由から「斜頭症」になってしまうことがあります。
また、産道が狭かったり難産のため吸引分娩をした場合、頭が細長い「長頭症」になることが多いようです。
先天的なものや吸引分娩での頭の形は、母親の力だけではどうしようもないことですよね。
不安であれば、新生児担当の医師に頭の形を少しでも改善する方法はあるのかを相談してみてはどうでしょうか？
斜頭症などを治療、矯正する方法はあるので、必要に応じて病院から紹介してくれるはずですよ。
赤ちゃんの絶壁は遺伝するの？
遺伝するかどうかは、人の考え方によっても変わっているようです。
調べてみたところ、遺伝よりも向き癖などが問題だという人と、遺伝が関係していると断言している人の二つに分かれています。
お医者さんが「骨格は遺伝するので」と伝えるケースもあれば、「遺伝よりも寝かせ方が問題だ」と向き癖などによるものと説明する医師もいます。
しかし、遺伝にしてもそうでなくても、向き癖や頭の形に気をつけることに越したことはないのではないでしょうか？
頭の形が偏っていたりすると親としても気になりますし、周りからも言われてしまうこともありますよね。親として責任を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
向き癖にならないようにする枕などもありますので、何でも活用してみることも大事です。
ただし、うつぶせは危険ですので、うつぶせにするということだけはやめましょう。
私の子も向き癖で頭の形がおかしくなっていましたが、今は普通の形になっています。
もし、頭の形がいびつになり、どうしようと思った方は今からでも遅くはありません。向き癖を少しずつ治してみませんか？
まとめ
赤ちゃんの絶壁は、遺伝や先天的な理由など原因は様々でした。
しかし、向き癖を気をつけることで頭の形は絶壁になる可能性は低くなります。
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赤ちゃんのときはお世話だけでもいっぱいいっぱいで、向き癖まで実際考える余裕はあまりありません。
父親にもしっかりと協力してもらい、赤ちゃんに反対側の向きの世界を見せてあげてくださいね。
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