このたび契約更新時期を迎えたため、ドコモで使っていたiPhone6のままMNPで格安スマホ(会社)に乗り換えることにしました。
しかし、2年使ったiPhone6が2~3日に1回は突然電源が落ちてしまうので「このまま使い続けて大丈夫なのか?」という不安がありました。
そこで、「ケータイ補償サービスfor iPhone」を、docomo解約前のタイミングで使ってみることにしました。
申し込みの流れや手順、注意した方が良い点をご紹介します。
ドコモの解約前にケータイ補償サービスを使ってみた
ドコモへの乗り換えと同時にiPhone6を購入してから2年経ち、バッテリーの減るスピードが速くなったのを感じていました。
それより困っていたのが、少なくとも2~3日に1回は突然電源が落ちるというトラブルです。
見た目はまだ綺麗ということもあり、MNPで格安SIM会社に乗り換えたあともiPhone6をそのまま使いたかったので「乗り換えてすぐ壊れちゃうのもな…」という不安もありました。
そんな時に知ったのが「ケータイ補償サービスfor iPhone」に加入していれば、新品購入よりも安い値段でリフレッシュ品に交換可能だということです!
ケータイ補償サービスfor iPhoneとは?
ケータイ補償サービスfor iPhoneとは、ドコモでiPhoneを購入してから14日以内に限り申し込める有料補償サービスで、水漏れや破損に加えて、紛失などのトラブルを補償してくれます。
月額料金はiPhoneの機種により異なりますが500円~750円ほどです。毎月の利用料金と合わせて請求がきています。
もはや自分がこの補償に加入しているのか憶えていなかったのですが、ドコモ新規加入時に念のため申し込んでいたようです。
ちなみに、このケータイ補償サービスが必要ないと思ったときはいつでも解約することが可能ですが、一度解約してしまうと同じ端末での再加入はできないことになっています。
ケータイ補償サービスfor iPhoneの補償範囲とサービス
補償範囲はこのとおりです。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障・ご購入から1年を超えた自然故障
※購入から1年以内の自然故障は、メーカー保証(apple)での修理サービスが適用
※傷、汚れ、塗装の剥離、天災によるトラブル、故意の破損、電話機の改造などは補償対象外[/su_note]
補償範囲に当てはまるトラブルがあったとき、このサービスを利用することで元の端末をリフレッシュ品に交換してもらうことができます。
ただし、交換(サービス利用)には別途料金がかかり、これもiPhoneの機種によりますがiPhone6の場合は7,500円でした。
利用できるのは1年間に2回までと決まっており、元の端末は10日以内にドコモへ送付するという決まりもあります。
ケータイ補償サービスで交換してもらうリフレッシュ品とは?
「新品への交換」ではなく「リフレッシュ品への交換」というのは、どういう意味か気になったので、サービス利用時に聞いてみました。
リフレッシュ品とは、何らかの理由でドコモへ回収となった電話機を、故障修理やバッテリーの交換など品質の確認を行い、外側のカバーを新しいものへ交換し、新品同様の状態に初期化したものだということです。
「でも、一度は誰か(どこか)で使ってたものですよね?もし不具合があったらどうするんですか?」と聞いたところ、このような返事でした。
不具合のないように、新品と同様に出荷前に確認は行っております。
しかし、万が一リフレッシュ品を使い始めて気になる点があった場合、
補償受付日から6か月がお送りした交換電話機の保証期間となりますので、新たな交換電話機と再度無料交換させていただきます。
この返事で「届いたリフレッシュ品が電源落ちたりするなら、また替えてもらえばいいのか」と安心できたので、利用することにしました。
ドコモのケータイ補償サービス申込みとポイント利用について
サービスを利用する場合、電話・Mydocomo(ネット上)・ドコモショップのいずれかでの連絡となっていたので、私は電話で申し込みました。
トラブル内容について聞かれたときは「2~3日に1回電源が突然落ちる」ということだけ伝えたところ、すんなりと流れの説明に移っていきました。
ケータイ補償サービスで届くリフレッシュ品は同一機種?
サービス利用前に公式HPをチェックしたところ、今利用している機種によっては、交換電話機が同じ機種や色を用意できない場合があると書かれていました。
実は今使っている本体色が、あまり好きではないのです(笑)
「同じ色への交換になりますか?別の色はダメですか?」と聞いたところ、「同一機種で同一カラーの在庫がありますので、原則そちらのリフレッシュ品への交換となります」と言われてしまいました。
ケータイ補償サービスで新しい機種に変わる場合の落とし穴
同一機種が用意できずに新しい機種のリフレッシュ品を貰えれば、もちろん製品グレードも上がりますし、今後下取りなどの面でも有利ですよね。
ただし注意が必要なのが、ケータイ補償サービスの月額料金が交換後の機種に応じた金額に変更になるということです。
iPhoneSEからiPhone7に変わっただけで月額料金が150円上がり、サービス利用料金も3,500円上がってしまうので、この点は考慮する必要がありそうです。
(別機種への交換となる場合は、その旨も説明があるはずですが念のため…)
ちなみに補償対象の電話機が変わっても、補償回数はリセットされないのでご注意くださいね。
ケータイ補償サービスはキャンセル可能?
これについては電話で説明がありましたが、交換電話機が入った段ボール開封後はキャンセルすることができないようです。
もしキャンセルしたい場合は、荷物を受け取って開封する前に再度サービスセンターへ連絡するように言われました。
ケータイ補償サービスの利用料金はポイント支払い可能?
ケータイ補償サービスの料金(今回はiPhone6なので7500円+税)の支払いには、dポイントを適用してもらうことが可能です。
私も3000Pほど貯まっていたので適用してもらい、残額は毎月の利用料金と一緒に請求が行くとのことでした。
ドコモのケータイ回線解約後も、dアカウントを発行していればdポイントを様々なお店やネットサービスで利用することができるので無駄にはなりません。
※回線解約前にdアカウントの発行が必要
しかし、dポイントではなく以前のドコモポイントは回線を解約すると失効してしまうので無駄になってしまいます。
なので、ドコモポイントが残っている人は、補償サービスの利用料金として使ってしまうのがおすすめですよ。
docomoケータイ補償サービスで新しいiphoneが届いたあとの流れ
電話で申し込んだ3日後、自宅へリフレッシュ品が入った段ボールが届きました。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]段ボールの中に入っていた物
・送付物明細書
・交換電話機お届けのご案内
・ケータイ補償サービスfor iPhone & iPad
・iPhone iPad返却前の初期化のお願い
・旧電話機の返却用封筒[/su_note]
ご利用の手引きという冊子がとてもわかりやすかったので、手順通りに行っていけば問題なく進められると思います。
私はいつも定期的に行うのと同じくiTunesでバックアップとデータの復元を行いましたが、iCloudとiTunesそれぞれでのバックアップ&復元方法までしっかり書かれています。
いままで使っていた旧電話機は、返送前に自分で初期化してデータを消す必要があります。
これについても、旧電話機が操作可能な場合と操作不可能な場合に分けて説明されているので、やり方がとてもわかりやすいです。
私はなぜか旧電話機でのAppleIDの入力(確認)がうまくいかなかったので、「旧電話機が操作不可能な場合」のやり方で初期化しました。
ケータイ補償サービスでの旧端末の返却期限は?
トラブルにあった元の端末は、補償受付日から10日以内に返送するように電話で伝えられました。
電話した日や手続きした日を忘れてしまっても、「交換電話機お届けのご案内」に記載されているので自分で確認することが可能です。
万が一、この旧電話機を返送しなかった場合は、違約金として80,000円(税別)を支払うことになると書かれています。
私は郵便事故が不安なため、念のため返却用封筒に貼り付けされている追跡番号をメモしておきました。
郵便ではなく、返送用封筒に入れてドコモショップに持って行っても回収してもらえますよ。
まとめ
8,100円(税込)で新品同様のiPhone6に交換してもらうことができ、その後不具合なども一切起きていないので、今後同じ端末を使い続けるためにも補償サービスを利用して良かったなと思います。
iPhoneのバッテリー交換はアップルでも受け付けていますが、通常使用による劣化は保証対象外と判断され、サービス料金がかかる場合もあるようです。
また、一時的にiPhoneを預ける必要もあるのでその間の代替機のことや、料金について確認したうえで決められると良いかもしれませんね。
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