自宅で麦茶を作って、常に冷蔵庫にストックしているというご家庭も多いのではないでしょうか。
よく見ると、麦茶を入れている容器に茶渋や白い汚れが見えませんか?そのまま口に入るものなので、衛生面には気を付けたいですよね。
洗い方のコツと、茶渋や白い汚れがついてしまっている時の簡単な落とし方をご紹介します。
麦茶の容器の洗い方で大切なことは?
麦茶の容器が縦長の場合は底まで力が伝わりにくかったり、蓋にはゴムパッキンが使われていたりと、洗うときに注意することが意外と多いものです。
また、綺麗に洗ってるつもりでも、スポンジに雑菌がいた場合は洗った意味がなくなってしまいます。除菌をした清潔なスポンジ等を使うように心がけましょう。
日々の洗う手間に一つ加えるのであれば、汚れが詰まっていそうな細かい部分を歯ブラシや爪楊枝でクリッとこするようにすることです。
どんな汚れも根付いてからでは取りにくくなりますので、洗い物用の歯ブラシをひとつ置いておき、こまめに掃除するようにしてくださいね。
麦茶の容器についた茶渋の落とし方
ガラス製の容器でも蓋はプラスチックのことが多いですし、軽くて持ちやすいので本体がプラスチック製の容器を使っている人もたくさんいます。
蓋部分のパッキン(ゴム)部分やプラスチックに付いてしまった茶渋は、お茶に含まれるタンニンが水の中の成分と反応してできたものです。
この茶渋は、台所用漂白剤で簡単に落とすことができます。
漂白剤のうすめ液をつくり(1Lの水に10ml程度)麦茶の容器を20~30分つけます。最後に、水でよくすすいだら、しっかり乾かして完了です。
プラスチックの容器は臭いを吸着する特性がありますが、この方法で汚れと一緒に臭いもとることができます。
漂白剤は避けたいという方にオススメ
漂白剤は強力なので、使用時に衣服に飛んでしまったらどうしよう…という悩みや、間接的にでも口に入れるものに使うのは抵抗あるという方もいますよね。
用意するものは重曹です。ドラッグストアなどで購入可能で、今は100円ショップでも置いている所が増えています。
ぬるま湯100ccに対して重曹小さじ1を混ぜたものをポットや容器に入れて、数分間シャカシャカ振ってください。頑固な汚れの場合は、お湯を捨てた後に軽くスポンジでこすれば、更にきれいになります。
重曹は万が一口に入れても安全なものなので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使うことができますね。
麦茶の容器についている白いものとは?
麦茶の容器や湯沸かしポットの中をよく見ると、白い結晶のような小さい斑点ができてませんか?この汚れの正体は、水道水のカルキが残ってこびりついてしまった水垢です。
カルキそのものに害はないのですが、その部分に溜まった汚れによって雑菌が繁殖しやすいので、きちんと掃除する必要があります。
カルキも台所用漂白剤のうすめ液で、茶渋と同じように落とすことができます。
漂白剤は避けたいという方にオススメ
用意するものはクエン酸です。ドラッグストアなどで購入できます。クエン酸はアルカリ性の汚れに強いので、台所用洗剤などにも含まれていることが多いです。
クエン酸は口に入れても害はないものなので、漂白剤よりも取扱いが安心です。
ぬるま湯100ccに対してクエン酸小さじ1を混ぜたものを容器に入れて、1時間程度置いておき、その後軽くこすると簡単に落ちていきます。
自宅にあるもので…という方にオススメ
「クエン酸を買いに行く時間がない!すぐに綺麗にしたい!」という方にお勧めなアイテムは、お酢です。
1リットルのお湯に対して100mlのお酢をとかして、容器に入れてしばらく置きます。カルキの状態によっては、もう少し濃さが薄くても大丈夫かもしれません。
こちらも1時間程度置いておき、その後軽くこすると簡単に落ちていきます。
掃除に200mlお酢を使うのはもったいない…という方は、布にお酢を含ませて拭くか、お酢を容器の内側に塗って、10分ぐらいおいてから拭いても効果があります。
まとめ
麦茶はミネラルが豊富で、ノンカフェインなので誰でもいつでも安心して飲むことができる飲み物です。
しかし、容器から臭いがしたり、汚れていると美味しい麦茶とは言えないですし、身体に入るものなので衛生面も心配ですよね。
汚れはひどくなる前に落とすようにして、綺麗な容器に作った美味しい麦茶を飲めるように、こまめなお手入れを心がけましょう。
麦茶の美味しい作り方は、「麦茶のおいしい入れ方を紹介 水出しと煮出しでの日持ちや味の違いは?」を参考にしてください。
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