土浦全国花火大会は、日本三大花火の一つともいわれる伝統ある花火大会で、例年70万~80万人ほどが集まる大人気の花火大会です。
大迫力の花火を特等席で観られる有料桟敷席は、毎年抽選倍率が高く、なかなかゲットできません。しかし、抽選に外れてしまっても、窓口販売というチャンスは残っており、ここ数年で入手しやすくなっています。
先着順ではなくなった桟敷席の窓口販売の流れや、どれくらいの人が集まるのか、当選する倍率についてご紹介します。
土浦花火大会の桟敷席の窓口販売の流れと注意
例年9月1日に行われる、有料桟敷席の窓口販売の流れや注意点をご説明します。
土浦花火の桟敷席窓口販売の概要
以前は先着順での窓口販売となっていましたが、転売の防止や公正を期すために、ここ数年は抽選販売となっています。指定された時間までに間に合った方全員に、抽選のチャンスがあります。
なお、購入後の座席(区画)の指定もできなくなりました。
【窓口販売日】
9月1日(金)午前8時締切→順次抽選・当選発表
【販売場所】
水郷体育館(霞ヶ浦文化体育会館)
【購入可能チケット】
全マス(約1.7m×約1.7m,6人まで) 2万2,000円
※全国販売で取り扱う半マスは購入不可
【購入可能枚数】
抽選参加者1人(15歳以上が対象)につき2マスまで
【当選口数(2016年)】
900名(最大1800マス)※2017年は未発表
土浦花火の桟敷席窓口販売と抽選の流れ
同じく抽選方式だった、2015年と2016年の様子を基にご紹介します。2017年も大きくは変わらないと思います。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]6:00 抽選会場が開放、抽選用のリストバンド配布開始(1人1本)
8:00 抽選用リストバンド配布終了、コンピュータによる抽選開始
8:30頃 マイク放送により結果発表(確認用として通路にも掲示)
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11時頃までに、当選番号確認所でリストバンドの番号の確認を受けたあと、購入申込書を貰い、販売会場(体育館)へ入場して購入。
桟敷席券と引き換えに、現金で代金を支払って終了となります。
※販売会場に同伴者は入場不可
※代理購入(複数の当選者分をまとめて、1人が2マス以上購入すること)は禁止
※オークション等の転売防止のため、身分証明書の提示が必要
1回目の抽選に外れてしまった場合の再抽選
落選してしまった方も、当選後のキャンセルや1マスのみ購入で残ったチケットについて、再抽選のチャンスが残っています。再抽選は、1人1マス(1口)のみの購入となります。
再抽選用番号札配布所で、リストバンドと再抽選用番号札を交換して待機します。1回目の当選者の販売が終了しないと枚数が確定しないので、指示される時間までは席を外しても問題ありません。
2016年は11:30頃にマイク放送で抽選結果発表でした。当選した方は最初の当選者と同様に手続きを進めます。
土浦花火の桟敷席窓口販売に参加するときの注意
窓口販売によりチケットを購入するときには、本人確認書類(運転免許証・保険証等)の提示が必要となります。忘れないようにしましょう。
また、たいへんな混雑のため体育館の外で抽選を待つ方が多いです。体調を崩してしまわないよう、日除けアイテムや水分、天気によっては防寒具や雨具を持っていくようにしてくださいね。
土浦花火のマス席は、対象人数ちょうどで座るとあまり余裕がありません。
全マスは6人まで入場・観覧可能ですが、畳2畳分の広さなので料理や飲み物を置くスペースが確保できず、正座か体育座りのみとなりくつろぐのも難しいです。
一人で抽選に参加しても2マス購入(抽選)可能ですので、花火大会に一緒に行く方と何マス申込むか相談してくださいね。
土浦花火の有料席窓口販売の抽選倍率は?
過去、土浦花火の有料席窓口販売は先着順だったので、早い方では抽選の1週間以上前から並ぶという人もいるくらいでした。また、0歳の赤ちゃんの分まで整理券を貰うという人も…。
今は抽選方式になったことで、より平等にチャンスが巡ってくるようになりましたが、抽選への参加者の人数や抽選倍率はどのくらいのものなのでしょうか?
土浦花火の有料席窓口販売に並ぶ人数と倍率
過去2回の窓口販売の様子をご紹介します。
朝早く行っても、締切ギリギリの8時手前で行っても、当選確率は何も変わりませんが、以前の名残なのか早く来られる方が多いようです。
2016年は朝7時の段階で受付者900人程度、最終的には1500人程度が抽選対象となったそうです。2015年も同じような様子でした。
1500人中、900人が当選するので、単純計算で倍率は1.6倍ですね。1回目の抽選で当たる可能性は60%程度です。
キャンセルによる再抽選なら高確率?
窓口販売に参加される方は、何としても桟敷席のチケットを手に入れたいので、大人が複数人で並ぶ方が多いです。
3人で並んで2人が当選した場合、最大4マス分のスペースを購入することができます。しかし、実際に花火大会に行く人数はそこまで多くないので「当選したけど2マス分はキャンセル」という事態が起こります。
この大幅なキャンセルは今後の課題とも言われていますが、その分1回目の抽選に漏れてしまっても、再当選する可能性が十分にあるということです。
諦めて1回目の当選発表で帰ってしまうのはもったいないです!
ちなみに、2016年は落選者の再抽選により最終的にすべての方が購入できたようです。それでも残りがある場合は、9月3日以降にローソンチケットで先着順に販売されます。
水郷体育館のアクセスや駐車場の情報まとめ
抽選の会場となる、水郷体育館(霞ヶ浦文化体育会館)のアクセスについて、ご紹介します。
水郷体育館へ車で行く場合
駐車場は無料で停めることができます。水郷体育館の隣だけでなく、霞ヶ浦総合公園内に複数ありますので、混んでいた場合はそちらに回りましょう。
各駐車場の位置は、土浦市HP「霞ヶ浦総合公園」園内一覧のページでご確認ください。
【住所】
〒300-0835 茨城県土浦市大岩田1051
【電話番号】
029-823-4811(霞ヶ浦総合公園)
水郷体育館へ公共交通機関で行く場合
車以外で行く場合は、土浦駅からバスで体育館へ向かいます。
★JRバス
「美浦・江戸崎方面」乗車、「霞ヶ浦総合公園」下車
所要時間:約10分 運賃:250円
★関東鉄道バス(土浦駅西口1番乗り場より)
「阿見中央公民館行き」乗車、「霞ヶ浦総合公園」下車
所要時間:約10分 運賃:250円
★キララちゃんバス(土浦駅西口2番乗り場より)
Cコース「霞ヶ浦循環」に乗車、「16 水郷体育館」下車
所要時間:約15分 料金:150円
キララちゃんバスは、運賃が安いですが抽選締め切りの8時までには、始発でも間に合いません。JRバスか関東鉄道バスを使いましょう。
まとめ
土浦全国花火競技大会の桟敷席を、窓口販売で購入する方法についてご紹介しました。
以前の先着順よりも平等に購入のチャンスがまわってくるようになったのは嬉しいですね。
やはり桟敷席の目の前で上がる花火は、迫力があって別格です。音楽に合わせた花火が主流になってきているので、遠いところでは聞くことの難しい音楽やアナウンスも、しっかり聴くことができます。
インターネットでの抽選に外れてしまい、窓口販売に行けない…という方は、「土浦花火大会の無料観覧席場所取りの注意や目安時間 当日でも可能?」もぜひお読みください。
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