転勤が突然発表されて、引越しをすることが決まっても「どんな所なんだろう?」「何から手を付けよう…」と考えることがいっぱいで、軽くパニックになってしまいますよね。
この記事を書いている私も、2日前に夫から転勤(予想外)を告げられ、てんやわんやしている最中です。
引越しが決定した後にやらなければならないことの手順を確認して、少しずつ準備を進めていきましょう。
転勤で引越しが決定した後の段取りは?
引越しが決まった後、おおまかな優先順位としてはこのようになります。
①引っ越し先の新居を決める
②引っ越し業者を決める
③引越し日を決める(業者と相談)
④現管理会社等へ退去の連絡
⑤不用品の処分・荷造り・梱包
⑥転居に関する各種手続
新居が決まらないことには、引越しにいくらかかるかの見積もりも正式な金額を出すことができません。また、条件に合う物件がすぐに見つかるとは限らないので、まずは部屋探しから始めましょう。
その間に、⑤の不用品の処分については少しずつ目に付いたものから進めていきます。引越しは断捨離する大きなチャンスです。
引越しのために部屋探しするときのコツ
物件探しは早い者勝ちです。特に2~3月は全国的に転勤が多い時期なので、インターネット上で公開されていても、実は申込済…ということもよくあります。
【○○市 賃貸物件】などで検索すると色々な不動産会社が出てくるので、条件に合う物件があるか探してみましょう。
「キャッシュバック賃貸」というサイト経由で不動産会社に問い合わせをして物件を借りると、必ず引越し祝い金がもらえます。貰える条件も比較的緩いので、まずはご自分で条件を確認してみてくださいね。
部屋探しでチェックするポイント
部屋の中のこと
- 間取り図と違うところはないか
- 日当たりはどうか
- 大通りなどからの騒音
- 広さ(持ち込む家具を全て置けるか)
- 窓からの眺望(プライバシー面も)
- 収納は十分にあるか
部屋の外のこと
- 荷物の搬入に問題ないか(ドアや階段の幅に注意)
- セキュリティ(侵入経路はないか)
- 管理部分(共用部分)は綺麗か
- 駐輪場や駐車場の場所・広さ
周辺環境のこと
- 駅からの距離
- 商業施設や病院までの距離
- 車の交通量や人通り
- 交通手段の利便性
検索する時間がなかったり、下見が難しい人は…
全国規模の転勤や時間の関係上、下見をせずに決めてしまう人も少なくありません。また、転居予定の方が入居中の場合も、下見は難しいです。
不動産会社に電話またはメールで考えている地域や間取り、賃料など自分の希望を伝えましょう。それに当てはまる物件の間取りや内装写真をメールで送ってもらえます。
間取りではわかりにくい設備や疑問点は、実際に住んでから後悔しないためにもしっかりと確認した上で選びたいですね。
物件探しのコツ
各不動産会社には、HPには掲載していない部屋や、退去が決まったばかりの新着情報があることも多いです。
HPで条件に合う物件がなかった場合でも、一度は直接メールが電話で問い合わせをして「掲載している他に物件はありませんか?」と確認してみましょう。まだHPに掲載されていない情報を先に紹介してくれることがあります。
また、「新しく退去予定の物件が出たら、HPに載せる前に教えてくださいね。」と不動産会社の方にお願いすることもお忘れなく。
物件の管理会社によっては、他の不動産会社のページに掲載されてしまう可能性もありますので、紹介された物件は情報が少しでも広まる前に決めてしまうのがベストです。
引越し業者の効率的な選び方は?
引越しは、複数の会社に見積もりをとるのが基本です。最近ではネットで一括して見積もりができるサービスがありますので、ぜひ活用しましょう。
私が今回比較に使用したのは、「引越し価格ガイド」というサイトです。このサイトは、見積依頼と同時に料金相場がわかる点に惹かれました。
見積もりには、現在の住まいの情報と新居の情報、荷物の量などを入力する必要があります。新居がまだ見つかっていないので、転居先は市町村までしか入力しませんでしたが、問題ありませんでしたよ。
一括で見積もり依頼した引越し会社から電話やメールで仮見積もりがあるので、さらに2~3社に訪問見積もりをお願いします。担当者が訪問して、荷物の量などを見たうえで正式な見積もりを出してくれます。
また、希望日までに引越しが可能かも確認しておきましょう。基本的に土日はすぐ予約で埋まりますし、平日でも3月は空いていないことが多いので注意が必要です。
引越し業者が決まらないと、梱包用の段ボールの準備ができません。業者選定は早めに行って梱包作業の時間を確保しましょう。
引越業者の一括見積もりについて詳しくは、引越し業者はどこを選ぶ?おすすめは一括見積もり 比較ポイントは?をお読みください。
まとめ
突然の引っ越しとなると、何から手を付けていいかわからなくなるものです。
しかし、物件は早い者勝ちでドンドン決まっていきますし、引越業者が決まらないと本格的に荷造り・梱包を始めるのが難しくなってしまいます。
やることはたくさんありますが、優先度を考えながら、同時進行で不用品の処分を進めていくようにしましょう。
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