引越しする上で大切になるのが業者選びです。
費用をできるだけ抑えたいのはもちろん、大切な荷物や家財道具を任せることになるので、丁寧に取り扱ってくれて安心できる会社にお願いしたいですよね。
数多くの引越し会社が存在しますが、どのような会社を選べばよいのでしょうか。一括見積もりでの比較ポイントをご紹介します。
引越しの業者はどこを選ぶ?
引っ越し費用には、移動距離や移動時間によって計算される基礎運賃のほか、作業するスタッフにかかる料金や梱包資材の料金、高速道路の料金やオプションサービスなどが加算されていきます。
人気の高い土日の引っ越しや繁忙期の2~3月は料金が割高になります。また、引越先の環境などにより必要な労力が変わってくるため、金額はそれぞれのケースでバラバラです。
そこで、それぞれの業者のサービスを知り、価格を抑えるために、複数の会社から見積もりを取る「相見積もり(あいみつもり)」をして選ぶのが基本です。
引越し業者を決めるおすすめ方法は一括見積もり!
相見積もりを各社にそれぞれ依頼するのは面倒ですよね。今は、一括見積もりを依頼できるサイトもたくさんあります。
この記事を書いている私も、つい最近夫の転勤が発表され、昨日一括見積もりを申込みをしたところです。今回利用したのは、「引越し価格ガイド」というサイトです。
200社以上の業者の中から、最大10社まで無料で一括見積できます。このサイトは、見積依頼と同時に料金相場がわかる点に惹かれました。
一括見積もりの流れ
現在の住まいの情報(住所や階数)と新居の情報、荷物の量などを入力する必要があります。私は、新居がまだ見つかっていなかったので、転居先は市町村までの入力でした。
また、荷物の量もテレビやベッドなどは正確に入力しましたが、衣装ケースや欲しい段ボールの量はだいたいで選びました。訪問見積もりの時に見ればわかることだからです。
見積もり依頼した引越し会社から、電話での連絡か、メールで仮見積もりが届きます。見積価格や対応の迅速さ、電話やメールでの対応などにより、候補となる2~3社に訪問見積もりをお願いしましょう。
予定を相談した上で自宅に来てもらい、荷物量や運搬ルートを確認して、正式な見積もり金額を出してもらいます。日時や依頼したいオプションなどは、同じ条件で提示することが大切です。
ネット見積だけで業者を決める方もいますが、ネットで依頼した時点より実際の荷物の量が多ければ、追加料金が発生する場合もあります。
スタッフの質を見分けるという点や、トラブルを避ける観点からみても、基本的には訪問見積もりに対応してくれる会社を選ぶよう心掛けましょう。
引越し業者を比較するときのポイントとは
安さだけで即決するのではなく、人員の数、不用品の引き取り、提供してくれるダンボールの数など、サービスなど色々な目線から考えて、選ぶようにしましょう。
会社によっては、多少割高でもしっかりとしたサポートを売りにしているところもあります。「子どもが小さいから、お任せして楽に引越ししたい」など、自分の引越しスタイルに合わせて比較することも大切です。
トラックのサイズと作業人員は十分か
トラックのサイズや台数、作業員の人数は、引越し料金が決まる上で最も重要な部分です。荷物の量や積み降ろし地の周辺環境によって変わってくるため、しっかりと説明を受けましょう。
もし、見積もり書に【積み切り】と記載されていたら要注意です!積み切りとは「トラックに積める量しか運びません」ということなので、もし積み切れなかった場合は、自分で運ぶか、追加費用を払って運んでもらう必要があります。
そうなると見積もりよりも料金が高くなってしまう可能性も。他社と比較してトラックのサイズが小さそう、数が少なそうと思ったときは確認してみましょう。
オプションサービスに違いはないか
引越し業者やプランによっては、大型家具や家電の梱包や配置が基本料金に含まれない場合もあるため、確認しておくと安心です。
荷造りや荷解き、エアコンの取り外し・取り付け工事などはオプションサービスとなるので、必要なものが見積もり書のオプション欄に記載されているかどうかを確認しましょう。
荷造り用資材やレンタル品の料金は含まれているか
荷造りに使う段ボールは、サービスとして引越料金に含まれている場合もあれば、別途請求される場合もあります。ガムテープや紐、緩衝材なども同様です。
皿をそのまま仕舞うことのできるBOXや、ポールハンガーに掛かっている衣服をそのまま掛けて運べるBOXなど、業者によってレンタル品も様々です。無料のものから料金の発生するものまであるので、確認しておきましょう。
まとめ
自分たちの荷物や家財道具を任せることになるので、丁寧に運んでもらいたいのはもちろんですが、「当日になって追加で料金が発生した!」や「午前中と話していたのに昼近くに来た!」などのトラブルは避けたいですよね。
気になったことやわからない言葉については、些細なことでも確認するようにして、自分たちの引越しスタイルに合った、安心して任せられる業者を選んでくださいね。
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