敬老の日プレゼントに付けるのし 表書きは?長寿の祝いを兼ねる場合は?

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9月の第3月曜の敬老の日には、いつもお世話になっている祖父母に、感謝や労わりの気持ちをこめて、贈り物をしようと考えている方も多いのではないでしょうか?

結婚祝いや出産祝いなどで熨斗をつけるのは一般的ですが、敬老の日の贈り物にも熨斗は付けた方が良いのでしょうか?

その場合、表書きにはどんな言葉を選ぶと良いのか気になりますよね。単に敬老の日として贈る場合と、長寿の祝いを兼ねる場合では少し違ってきます。

敬老の日ギフトに添える熨斗のマナーについて、ご紹介します。

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敬老の日のプレゼントにのしは必要?

敬老の日のプレゼントに熨斗は必ず付けなければならないというものではありません。

ただし、敬老の日に贈り物を受け取る世代は年配の方が多いので、古くからの礼節を大切にしている方も少なくありません。

小さなお孫さんからの手作りプレゼントなどは別として、敬老の日の贈り物だとわかる熨斗をつけて贈った方が、丁寧な印象を受け取ってもらえると思います。

のしを付けない場合は?

贈る相手やギフトの中身によっては、あえて熨斗を付けない方が良いかな?と判断される方もいると思います。

お花の場合は大きなリボンで包んだり、品物の場合はラッピングの上からリボンを付けるなど、華やかに見えるように工夫すると良いでしょう。

メッセージカードなどに「いつもありがとうございます」といった感謝の言葉や、「長生きしてください」と健康を願う言葉を書いて添えると、 敬老の日の贈り物だということが伝わりますね。

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敬老の日に使うのしの表書きや水引きの種類は?

では、熨斗をつけて敬老の日にプレゼント贈る場合、どんな表書きや水引きの種類が正しいのでしょうか?

敬老の日プレゼントに付ける熨斗の表書き

敬老の日に添えるのしの表書きは、「御祝」が一般的です。

お店から「祝 敬老」と提案されることもありますが、何を祝っているのか少しわかりにくい感じが私はするので使っていません。

敬老の日を元気に過ごしていることへのお祝いの気持ちをこめて、「御祝」や「長寿御祝」を使うのが好ましいです。

お祝いに抵抗のある方は、敬う気持ちをこめて「敬寿」を使用するのも良いでしょう。

敬老の日プレゼントに付ける熨斗の種類

のしは目的に応じて、使う種類が変わってくるので注意が必要です。

敬老の日は、「これから何年も長寿の御祝をできますように」という願いをこめて、 紅白の花結び(蝶結び)の熨斗を選びます。

花結び(蝶結び)

靴ひもを結ぶときにも使う蝶結びは、結び目が解けやすく、何度も結びなおすことができます。 そのため、何度繰り返してもおめでたい、お祝い事のときに使用します。

主に出産祝いや長寿祝い、お中元やお歳暮、何かのお礼の品を贈る時に用いられます。

結切り

蝶結びと違って、固く結ばれ簡単には解けないことから、一度きりであって欲しいお祝い事のときに使用します。

主に結婚祝いやお見舞い、快気祝いなどの時に用いられます。

敬老の日に長寿の祝いをこめて贈る場合ののしは?

日本では、これらの人生の節目の年齢に合わせて、長寿を祝う風習があります。

[su_table]

61歳(満60歳) 還暦
70歳 古希(こき)
77歳 喜寿(きじゅ)
80歳 傘寿(さんじゅ)
88歳 米寿(べいじゅ)
90歳 卒寿(そつじゅ)
99歳 白寿(はくじゅ)
100歳 百寿(ひゃくじゅ)
108歳 茶寿(ちゃじゅ)
111歳 皇寿(こうじゅ)

[/su_table]

敬老の日に長寿も兼ねてお祝いする場合は、のしの表書きを「御祝」ではなく長寿祝い用を選ぶ方が多いです。

「祝○○(例:祝米寿、祝卒寿)」や、「○○ 御祝(例:古希 御祝、喜寿 御祝)」のどちらかを使用するのが一般的ですが、 気持ちが伝わりやすいように「感謝」とされる方もいます。

もちろん、節目の年齢を祝う年でも、長寿のお祝いと別に敬老の日を祝うのであれば、祝い事全般に使える「御祝」で構いません。 一緒に長寿を祝うことになる家族と相談しても良いですね。

まとめ

敬老の日は贈られる側の年齢が決まっている行事ではないですし、特にお孫さんがいらっしゃらない場合は、家庭内では敬老の日の贈り物をしない家庭もあります。

しかし、身の回りの年長者を敬い、いたわる気持ちは年1回の敬老の日に限らず、常に心がけておきたいものです。

金額に関係なく、日ごろの感謝の気持ちや長生きして欲しいという願いを伝えることが、一番のプレゼントになると思いますよ。

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