9月の第3月曜は敬老の日で、国民の休日となっています。
幼稚園や保育園などで敬老の日に手作りしたものを、おじいちゃんやおばあちゃんに渡していた方も多いのではないでしょうか?
私は祖父母が遠方のため頻繁に会うことは難しかったですが、敬老の日には電話をしたり手紙を書いていました。
何かしてあげたい…と思う気持ちがあるのであれば、電話だけでもしてみませんか?
敬老の日に電話するときに話す内容や気を付けること、お小遣いでも買えるような、安いけど喜んでもらえるプレゼントを紹介します。
敬老の日に電話だけは物足りない?
敬老の日は、国民の祝日ではありますが「お祝いをする日」というよりも、「老人を敬う(うやまう)日」です。
あなたが父親と母親から生まれたように、その上の祖父母がいなければ、あなたはこの世に存在していないことになりますよね。
「元気に過ごしていてくれてありがとう」という感謝の気持ちと、「これからも長生きしてね」と長寿を願う気持ちを伝えることが大切だと思います。
プレゼントを渡すことは、感謝や労り(いたわり)の気持ちを伝えるための手段の1つではあります。
しかし、孫のあなたが毎日元気に過ごしていることを知って、自分たち(祖父母)のことを思ってくれているということがわかるだけで、十分嬉しいものです。
心の交流がプレゼントということですね。
同居していたり、近くに住んでいる場合は顔を見せて直接伝えるのが一番ですが、遠くに住んでいたり、面と向かって伝えるのは恥ずかしいという場合は、あなたから電話をしてみましょう。
敬老の日に電話で祖父母に伝える内容は?
いざ、あなたからおじいちゃんやおばあちゃんに電話をかけた時、何を話せばいいのでしょうか?
年齢や生活環境によって、当てはまりそうなものがあれば参考にしてくださいね。呼び名や口調もあなたが話しやすいように変えて問題ありません。
*仕事をしている場合
「おじいちゃん、いつもお仕事お疲れさま。」
「あまり無理しないで、いつまでも元気でいてね。」
*あなたにプレゼントなどをくれる場合
「いつもどうもありがとう。感謝しているよ。」
「おばあちゃんの手作りの○○、とても嬉しいよ。」
*あまり会えない場合
「なかなか会えないけど、元気にしてるかな?っていつも思ってるよ。」
*あなたの近況を伝える
「学校で○○(部活など)頑張ってるよ。」
「来年は大学生だから、〇〇に行こうと思ってるよ。」
「私は元気で、最近○○に旅行に行ってきたよ。」
ここで紹介しているのはあくまで一例なので、日頃の感謝の気持ちや、長生きしてほしいという素直な気持ちを伝えましょう。
また、おじいちゃん・おばあちゃんは、あなたの近況を知りたいと思っているはずです。何気ないことで構いませんので、興味のあることや最近あった出来事を教えてあげると喜びます。
高齢のおじいちゃん達の場合は耳が遠くなっていることもありますので、大きな声でゆっくり話すようにしましょう。
敬老の日のプレゼントで学生でも買えるものは?
自分で稼いでいるわけではない学生のあなたから、プレゼントを貰ってもおじいちゃん達は素直に喜べないかもしれません。
敬老の日に手紙を書こう
もし、電話とは別に目に見えるものを贈りたいということであれば、直筆の手紙を書いてみてはいかがでしょうか?
高齢の方の場合、電話やメール以上に心のこもった直筆の手紙は嬉しいものです。
便箋だと、頑張って長い文章を書かなくては…となってしまうので、メッセージカードを贈るのがオススメです。
カードは安いものなら100均でも購入できますし、どれを選んだらよいかわからない場合は「ありがとう」という感謝の言葉が入っているものを選ぶと良いでしょう。
封筒に入れてカードを送るときに、あなたの今の写真を同封してあげてくださいね。
きっと喜んで写真の顔を眺めながら、何度もカードを読み返すと思いますよ。
敬老の日に贈る500円以下のプレゼント
この記事で説明したとおり、おじいちゃんやおばあちゃんが喜ぶのは、高価なプレゼントではなく孫のあなたと心の交流が持てることです。
しかし、直接会いに行けることになったので何か持っていきたい、バイトを始めたので何か買ってあげたいという優しい方もいるかもしれませんね。
私が実際に学生時代に敬老の日におこづかいで贈っていたものや、500円以下で買えるものを紹介します。
*温かい靴下
敬老の日は秋なので、メッセージに「体を冷やさないようにしてね」と書き添えて贈ると、喜んでくれるでしょう。
私の祖母は靴下が一番喜んでいました。
足の裏に滑り止めがついた靴下やカバーも良いですね。
*ハンカチやハンドタオル
ハンカチは店頭でも1枚500円ほどで購入できるものが多く、種類も豊富なので選ぶ楽しみもあります。
おじいちゃんには、ハンドタオルでも良いですね。
いつもは銀行から貰った白いタオルばかり使っているので(笑)喜んでくれましたよ。
*綺麗な柄のメモ帳
私の祖父母は、古くなったカレンダーを小さく切ってメモ帳にしていましたが、花柄のメモ帳をあげたところ「もったいなくて使えない」と言ってくれました。
*好きそうなお菓子
和菓子と洋菓子どちらが好きなのか、病気などで食べられない物はあるのか、ということを両親に教えてもらい、お菓子をいくつか袋にまとめて贈るのも良いですね。
プレゼント選びの際は「敬老の日プレゼントで安いけど喜ばれる500円から1000円のもの紹介」もあわせてお読みください。
まとめ
今年の敬老の日に電話や手紙で気持ちを伝えることができた場合、どうか来年以降も続けてあげてください。
お中元やお歳暮もそうですが、お祝い事は一度始めたら、その後も続けることがマナーの一つです。
毎年電話だけでも構いませんので、心の交流を取り続けてあげることが、おじいちゃん達の生きる力にもなります。
年に1回しかない敬老の日に関係なく、身の回りの年長者を敬い、いたわる気持ちは大切にしていきたいですね。
コメント