雨や台風の時に大活躍な長靴やレインブーツ。最近ではおしゃれなデザインもたくさんあり、雨の日でもレインシューズを履いていれば安心して外を歩けますよね。
しかし、履いているうちに蒸れてきたり、脱いだ後の臭いが気になる人も多いのでは?
また、うっかり中まで濡れてしまうと、そのまま置いておくだけでは翌朝まで乾いていなかったり…。生乾きで履くと、雑菌の繁殖も広がりますし、更なる悪臭の原因にもなります。
レインブーツを気持ちよく使うための、蒸れや匂い対策についてご紹介します。
長靴を履いている時の蒸れ解消法は?
長靴は通気性が良くありません。この中でかいた汗が吸収されずに時間が経ってしまうと、靴の中が蒸れて独得のイヤな臭いが発生する原因となってしまいます。
足の汗で蒸れないようにするためには、どのようなことをしたら良いのでしょうか?
長靴やレインブーツを履くときの注意
防湿性や吸水性のある中敷きが靴屋や100均で売られていますので、あらかじめ敷いておきましょう。
また、靴を履いていないときには、靴用の防湿剤を入れておき、靴の中の湿気を少しでも減らしておきましょう。
吸水性の良い素材の靴下などを履く
ストッキングの選び方
ナイロンやポリウレタンなどの化学繊維でできたストッキングは、吸湿性が良くないため、汗を吸収しにくく、すぐに中が蒸れてきてしまいます。
ストッキングを履く前に制汗剤をつけておくのも効果があります。
また、面倒でなければトイレなどでレインブーツを脱いだ後に足の裏や指の間の汗を拭きとり、別のストッキングを履きかえるのが一番良いと思います。
どうしても同じストッキングを履き続ける場合は、化学繊維のものより多少高価になりますが、シルクや綿素材のストッキングに変えると、汗を吸収してくれるので、靴の中の蒸れが軽減されます。
靴下の選び方
足の汗対策に配慮して靴下を選ぶなら、通気性、吸湿性に優れた素材のものを選びましょう。
綿やシルクなどの自然素材がおすすめです。綿100%の靴下は手に入りやすく、価格も手ごろですので、ぜひ取り入れましょう。
さらに、5本指に分かれている靴下であれば、汗が溜まりやすい指の間や、指の付け根の部分の汗を吸収して、蒸れを予防してくれます。水虫の人だけでなく、冷え症の人にも人気となっておりオススメです。
長靴を脱いだあとの足が臭いときはどうする?
冬場にブーツを脱いだ後、自分の足の臭いやブーツの中の臭いが気になることってありませんか?それと同様に、雨の日に長靴やレインブーツを履いた後も臭いが気になるという人は多いです。
レインブーツを脱いだ後が臭いかどうかは本人の体質や手入れ方法にもよります。中には冷え症や汗をかきにくい体質のため足に汗をかかない人もいて、そういう人はあまり臭くなることはないそうです。
自分でできる手軽なお手入れ法を覚えておきましょう。
・靴の中に脱臭シートを入れておく
・靴用の消臭スプレーを持ち歩く
・足用の制汗剤を足にかける
・デオドラントクリームを履く前に塗っておく
・足の裏や指の間の汗を拭きとり、別の靴下に履き替える
・脱いだ靴に脱臭剤を入れておく
ここで紹介しているお手入れグッズは、ドラッグストアや100均などで手軽に手に入れることができます。また、インターネット上でもたくさんの臭い対策グッズが売られています。
とにかく靴・靴下・足を清潔に保つことが一番です。
日頃のお手入れでの注意
指の間にばい菌・汚れ・汗がたまると臭いの原因になります。お風呂やシャワーの時に、指の間や裏など細かいところまで良く洗いましょう。
また、見落としがちですが足の爪と皮膚の間に溜まった汚れも臭いの原因となります。
長靴が濡れてしまった時の効率の良い乾かし方は?
特に長い長靴は、内側まで濡れてしまうと換気がされにくいのでなかなか乾きません。しかし、半乾きのまま履いてしまうと、雑菌が繁殖して悪臭の原因にもなります。
身近にあるものでレインシューズを乾かす方法
①中をいらない布やタオルで拭く
②新聞紙をくしゃくしゃに丸めて、詰めていく
③詰めた新聞紙が濡れたら、新しいものに交換する
④ファンヒーターや扇風機の風に当てて乾かす
最初から④の工程を始めても良いのですが、中に水分がたっぷり残っているとなかなか乾きません。出来る限り水分をとってから風を当てる方が、ファンヒーターや扇風機をかける時間が短くなり、効果的です。
ドライヤーの送風で乾かす(温める)人もいますが、ドライヤーの熱によってゴムが劣化し、変色や変形の恐れがあるので止めて置いた方が良いです。
布団乾燥機や靴専用の乾燥機を使う方法
メーカーや機種によりますが、布団乾燥機のアダプターとして靴に差し込んで乾燥させるような形のアダプターがセットされているものもあります。
より、乾いた風が送り込みやすくなりますし、カビの発生や臭いを防ぐ効果があるので、活用しましょう。
また、靴専用の乾燥機も売られています。家族が多くて頻繁に出番のあるようなお宅では、1台あると便利ですね。
TWINBIRD(ツインバード)の靴乾燥機は有名で昔から人気があります。長靴やブーツの場合は、本体を寝かせて使うことができるので問題ありません。
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長靴の内部はしっかり乾燥したかわかりにくいので、乾かし終わったあとは靴用の乾燥剤を中に入れて保管するのもオススメです。これも100均やドラッグストアで購入できます。
まとめ
足の中が蒸れると、自分が不快なだけでなく周りも臭いなどで迷惑をかけてしまう可能性が高まります。
また、出先で急にブーツを脱がなくてはいけなくなったときに「臭っちゃうかも…」と戸惑ってしまうのも悲しいですよね。
色々な方法を試し、快適にレインブーツを履き続けられるような工夫を取り入れていきたいですね。
長靴やレインブーツの選び方については雨の日にレインブーツは履く?おすすめコーディネートや選び方を紹介をお読みください。
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