すねが冬に乾燥する原因は?タイツでかゆみが出るのはなぜ?対策方法とは

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私は冬のお出かけの際はタイツを着用することが多いです。働いていた時はほぼ毎日履いていました。

しかし、冬になってしまうとすね部分が痒くなり、赤くブツブツが出てきてしまうことも。一度痒くなってしまうと我慢するのは本当につらいです。

なぜ冬になると脛が乾燥してしまうのでしょうか?タイツを履くと症状がひどくなるのはなぜなのか、予防できる対策方法をご紹介します。

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すねが冬になると乾燥する原因は?

冬は暖房の利用などにより室内の湿度が低い状態となるので、顔や手足など身体全体の肌が乾燥してきます。

その中でも、足のすね部分の痒みや粉吹きに悩まされている人は多いのですが、なぜ衣類に守られていることの多いすねが乾燥してしまうのでしょうか。

すねは皮脂が少ない場所

おでこや鼻、あごなどがテカったり、思春期のニキビに悩まされた方も多いのではないでしょうか?

これらの部位は、皮脂が多く出やすい場所なので、乾燥はしにくいといえます。皮脂は肌の水分をある程度保つために必要なものなので、悪者ではありません。

すねは元々皮脂が出にくい部位なので、ごく自然に過ごしているだけでも乾燥してしまったり、かゆみや粉吹き、ひどくなると肌に亀裂が入ってしまいます。

こまめにハンドクリームを手に塗っている人は多いと思いますが、すねもデリケートな部分だということを憶えておきましょう。

熱いお風呂に長湯する

夏はシャワー派だった人でも、体が冷える冬は熱めのお風呂にゆっくり浸かりたいという人もいますよね。

体を温めることは健康上とても大切ですが、熱い温度のお湯では表面だけが一気に温まってしまうだけでなく、肌を守るための保湿成分である皮脂がどんどんお湯に溶け出ていってしまいます。

38℃~40℃以下のぬるめのお湯に10分程度入浴するのが、乾燥しやすい冬の入浴法としては好ましいです。

お湯の温度と、入浴時間(長すぎはNG)に気を付けましょう。

お風呂で体をゴシゴシ洗いすぎ

汗をたっぷりかいた夏と同じように、ボディタオルでゴシゴシと洗ってしまっていませんか?

必要以上にゴシゴシと皮膚をこすると、肌のバリア機能はどんどん失われていくので、炎症や乾燥の原因となってしまいます。

ボディソープを泡立ててタオルを使わず手で洗ったり、優しくなでる程度でも普通に生活する上での汚れは落とすことができるので、ナイロン製の目の粗いタオルでゴシゴシ…は気持ちよくても止めておきましょう。

暖房に長く当ててしまっている

自宅や職場で過ごしている時、暖房の吹き出し口や電気ヒーターの熱線部分は地面に近いところにあることが多いです。

ファンヒーターなどの暖房を、洋服越しとは言えダイレクトに足元に当ててしまうと、すねの表面はどんどん乾燥してきます。

ついつい暖房にピタッとしてしまいたい人は注意が必要です。

静電気が起こりやすくなっている

冬は空気中が乾燥するので、様々な部分で静電気が起きやすくなります。

部屋着としてモコモコの暖かいフリース素材を選ぶ方も多いですが、フリースは静電気が起きやすい素材なので、乾燥している脛部分の刺激になってしまっている可能性があります。

「ジーンズを履いている時も脛が赤くなる」という人も結構いますので、症状が出てしまう日に身に着けてたボトムスを憶えておくと良いかもしれませんね。

 

次の章の「なぜタイツを履くとかゆくなるのか?」も共通する部分がありますので、参考にしてくださいね。

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タイツを履くと肌が乾燥してかゆみが出るのはなぜ?

事務職や営業職でも、スカートスタイルの多い女性は冬にタイツを履くことが多いのではないでしょうか?防寒対策で、パンツの下にタイツを履く方もいますね。

男性はタイツを履く機会はあまりないと思いますが、ももひきなどを履くようになってから乾燥がひどくなった…という方はいませんか?

なぜ、タイツやストッキングを履くとかゆみがひどくなったり、湿疹が出てきてしまうことがあるのでしょうか。

タイツでかゆみが出る原因は化学繊維の可能性が高い!

足を冷えから守ってくれる頼もしい存在のタイツですが、寒さから守るために肌にピタッと密着していますよね。

ということは、繊維からの刺激をモロに受けてしまう部分が、すねや太ももなど冬に乾燥しやすい部分だということが問題です。

ナイロン・レーヨン・キュプラ・ポリエステルなど化学繊維素材を使ったタイツは、肌と繊維の摩擦により痒みが起こりやすくなってしまいます。

「痒くならない!」や「静電気防止!」など、改良が重ねられている化学繊維を使った商品も増えていますが、それでも肌が弱い人や乾燥がひどい人には
あまり効果がないこともあります。

かゆみが出にくいタイツの素材は?

乾燥肌の人が身に着けるタイツの素材でおすすめなのは、絹(シルク)素材のものか、綿(コットン)の混紡率の高い商品です。

シルクは人間の皮膚と同じ動物性タンパク質からできているので肌荒れを起こしにくく、コットンは吸湿性・保湿性に優れている素材なので、乾燥しやすい人にぴったりな素材です。

購入前にパッケージ裏の素材表示を見て、チェックする習慣をつけましょう。

裏面(肌に当たる側)のみシルクになっている商品などもありますし、店舗よりも通販の方が商品が豊富で探しやすいですよ。

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痒くなるタイツの素材は時期や体質で異なる

あくまで「おすすめ」として絹と綿素材のタイツをご紹介しましたが、痒みが出てしまうタイツの素材には人それぞれ違いがあります。

また、時期による乾燥具合でも状況が変わることもあります。

私はナイロン100%のタイツは、秋でも冬でも1日履くと赤くポツポツが出てきてしまいます。

ユニクロで大人気のヒートテックタイツはアレルギーや乾燥肌の人に向いていないという声もありますが、個人的な感想としては「ナイロン100%よりは全然楽」でした。

部屋の中ではユニクロのヒートテックニットレギンス(ケーブル編み)を愛用しているのですが、これだと乾燥がピークになる真冬以外は痒みがでることはありません。

素材を確認すると、【80% アクリル,15% ナイロン,3% 毛,1% ポリウレタン,1% ポリエステル】と表記されていたので、私の中での商品選びの一つの基準となっています。

このように時期やその人の肌の状態により、履いても大丈夫なタイツの素材が変わってきます。

履いて痒みがでなかったタイツの素材割合をメモしておくのがオススメですよ。

すねが乾燥したり痒くならないためにできる対策は?

一度すねが痒くなってしまうと、手が届く部分なので我慢できずに掻きたくなってしまい、寝ている時も無意識に掻いてしまうことも。

すると余計炎症がひどくなり、粉をふいたりひび割れたり、血が出てしまうこともあります。跡が残って色素沈着してしまう…なんて悲しいですよね。

症状が出てからの対策より予防が大事!

風邪をひいて高熱が出て咳や鼻水が止まらなくなると、後は日にちが経つのをおとなしく待つしかありません。

しかし、「疲れが溜まったな…」という体調不良の段階で対策をしておけば、ひどくならずに済むこともあります。

すね部分の乾燥も同じです。かゆみや赤みが出て辛くなってから対処するのではなく、症状を出さないようにする工夫をしましょう。

一番単純かつ効果があるのは、こまめに保湿クリームや保湿ローションを塗り込むことです。

【お風呂上り】と【朝タイツを履く前】は必ず行うようにします!可能であれば、日中も1回トイレなどで塗り込むと更に効果的です。

どんなクリームやローションを使うかは、肌との相性や好みもありますので、量の少ない試供品や手ごろな値段のものから試して、効果を比べてみると良いでしょう。

薬局などで多数の中から選ぶ場合は、「尿素」が配合されているものがオススメです。「メンタームEXプラス」はアットコスメでも高評価ですよ♪

予防の意味でも保湿は欠かさないようにしつつ、1章と2章で紹介した「すねが乾燥する原因」に当てはまるものがないかをチェックして、一つずつ対応していきましょう!

すでに症状に悩まされている方は、「すねが乾燥してかゆみや湿疹が出るときの対策方法や治し方 病気の可能性は?」もぜひお読みください。


まとめ

梅雨時期の湿気ムンムンも嫌ですが、冬は肌の乾燥トラブルに悩まされ、空気中の乾燥は風邪などのウイルスが体内に入り込みやすくなるので、足して2で分けたいくらいの気持ちになりますね。

皮脂の分泌は20代をピークに年齢を重ねるにつれて少なくなっていきますので、以前はなかった乾燥の悩みが出てくることもあります。

自分の状態や季節に合った対策をして、快適に冬を乗り切りましょう!

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