札幌ドームで嵐や関ジャニ∞、その他アーティストのライブやコンサートが行われるとき、規制退場が行われることがほとんどです。
観客の安全面を考慮した工夫なのですが、飛行機やJRの時間が迫っているけれど身動きが取れなかったり、規制退場で待っていたわりに混雑が緩和されていなかったりと問題点も色々とあります。
札幌ドームのコンサートで規制退場が行われたときの退場順番や時間、ちょっとわかりにくいアリーナとスタンドへの入り口についてご紹介します。
札幌ドームのコンサート規制退場についての基本情報
初めて札幌ドームのライブやコンサートに参加される方のために、札幌ドームの規制退場についての基本的な情報や問題点をお伝えします。
札幌ドームの規制退場は問題だらけ?
「5大ドーム」として数えられる北海道の札幌ドームの規制退場については、こんな意見が多数出ています。
[su_note note_color=”#feed8e” radius=”4″]・規制退場に従って座席でしばらく待ってから退場したのに、コンコースに出てみたら混雑ひどくて動けない
・北ゲートと南ゲートの出口や、歩道橋に向かう外でも規制されているので、混雑の中で立ちっぱなしが続く
・規制退場のアナウンスの範囲が広すぎて、しばらくコンコースへの出口へたどりつけない
・アリーナで航空券を見せてゲートを通らせてもらったのに、スタンドから出口に続く階段が通れない
・コンコース内が一方通行なので、そのことを知らないと出たいゲートの逆方向に流される[/su_note]
私は過去に10回以上札幌ドームで開催されるライブに参加しましたが、毎回同じ状況で「どうにかならないのかな?」と思ってしまいます(´・ω・)
雪や雨など悪天候の場合は、外に出てからの混雑(足止め)は汗をかいた体には負担ですし、屋内での混雑(足止め)は空気が悪すぎて気持ち悪くなっている人も見かけます。
札幌ドームから脱出するのに時間がかかる理由
全国の他のドームで同じアーティストのライブに参加された方の話を聞くと、「札幌ドームほど規制退場が意味のないところは無い!」と言っていました。
他のドームで同様に規制退場があっても、退場後は比較的スムーズに人が捌けていくとのことです。
札幌ドームの規制退場がうまくいかない理由は複数あります。
ドーム外への出口が2か所しかない
地下鉄を利用する方は北ゲート、シャトルバスやタクシーを利用する方とグッズ売り場に向かう方は南ゲートから屋外に出ます。
いくら規制退場をしても、その半数ずつが2か所の出口にたどり着くので、出口部分で規制がかかりなかなか外に出られません。
交通手段が限られている
JRや地下鉄などたくさんの路線が徒歩圏内の駅に乗り入れていれば良いのですが、残念ながら札幌ドームから徒歩圏内の駅は地下鉄1駅(福住駅)しかなく、路線も札幌市中心部に向かっていく東豊線1本です。
シャトルバスやタクシーを利用する方もいますが、圧倒的に地下鉄を利用される方が多いため、福住駅構内の混雑もひどい状況です。
そのためコンコースやゲート出口にたどり着いても、そこで規制がかかって足止めになってしまいます。
アリーナ席専用の出口がない
アリーナ席は、場所にもよりますがアーティストとの距離が近くなる傾向にあり、銀テープが落ちてきたりと良い面も多いので当選すると喜ぶ人も多いのでは?
しかし、札幌ドームはアリーナ席に行く場合でも、スタンド席の中腹にある入口から入り、長い階段をくだっていかなければなりません。
そして、スタンド席の最前列の数か所からアリーナ席へ5段ほどの階段で降りることになります。
入場はみんなバラバラの時間に着席するので良いのですが、退場するときは最悪です。
アリーナ席の人が早く会場から出るために、航空券を警備員に提示してスタンド席の最前列部分までは上がれても、スタンド席の中腹まで上る階段は規制退場をするスタンドの観客で埋まり、なかなか通してもらえません。
札幌ドームのコンサートで規制退場するときの順番や時間は?
札幌ドームでコンサートやライブが開催され、規制退場が行われるときの、時間や順番についてご紹介します。
ここに書いている情報は、過去のライブを基にした記憶の情報なので、規制の仕方や時間、ゲート通過の条件(紙チケットのみ・電子チケットでもOKなど)現在変わっている可能性があります。
あくまで参考程度にお考えください。
規制がかかるのはいつから?
2016年の嵐ライブの時を参考にご説明します。
メンバーからの挨拶もないまま、ステージ上からメンバーが去ってコールが始まったタイミングでは、まだ規制が掛かっていないので、チケット提示なくアリーナからも出ていく人がいました。
数分後、メンバーが表れてアンコールとなりましたが、アンコール3曲の途中でも出ていく人はチラホラいましたが、アンコールの演出によっては(フロートの通り道など)足止めになる可能性もあります。
アンコール最後の1曲になり、銀テープが舞ったあとに見てみると結構な人数がアリーナからスタンドに繋がる階段に集まっていて、チケットを提示している様子が見られました。
この段階になると、スタンド席から移動を開始する人も出てくるので、通路や階段が一気に混み始めます。
紙チケットの航空券や特急券などで時間が確認できればゲートを通してもらえると思いますが、その先が混んでいる可能性もあるので、確実に間に合わせるためには最後の1曲に入る前に退場したほうが安心でしょう。
札幌ドームでライブ時の規制退場順番メモ
過去に札幌ドームのライブに参加したときの、規制退場の順番や時間を憶えている範囲で書いています。
2011年 関ジャニ∞(友人の情報)
規制退場は、南側のスタンド1~30列、北側の70~90列から始まりました。
そのあと、なぜかアリーナ後方のアナウンスとなったそうなんですが、私が過去の参加したライブほとんどは、スタンド席の規制退場がだいぶ進んでからアリーナ席の順番…だったので、これはこの年だけかもしれません。
2016年 嵐(アリーナCブロック)
20:35頃に終演、規制退場のアナウンスが始まりました。
規制退場はスタンド席の74通路付近と114通路付近から始まり、そのあともスタンド席のアナウンスが続きました。
スタンド席の通路や階段がだいぶ空いてきて、アリーナはGブロック(一番後方のバックステージ側)から始まりました。
半分より前のCブロックなので終演から1時間くらいは席で待つ覚悟をしていましたが、21:15頃にはアナウンスがかかった記憶があります。
友人と別れ1人になったので、かなり速足で人混みを縫うように進んで、21:30過ぎには北ゲートから屋外に出られたとメモに残していました。
コンコース内で解散した友人はシャトルバス乗り場に向かい、「立ち乗りでも可」の列で30分ほど待ったと言っていました。
2018年11月16日の「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の様子は、嵐ライブ札幌ドームの規制退場順番と地下鉄シャトルバス混雑時間レポ☆にまとめました!
札幌ドームのアリーナとスタンドの入口と出口は?
最後に、札幌ドームのアリーナとスタンドの席配置についてご説明します。
座席の大まかな位置は、北ゲートが3塁側、南ゲートが1塁側です。
札幌ドームの会場内への入り方
入場ゲートを通過し、コンコースから会場内に入るにはスタンド席・アリーナ席とも2階へ上がります。
1階にはトイレや飲食店・スペースがありますが、会場内への入り口はありません。
(実際は2か所くらいアリーナ席に繋がる入口があるようですが、ライブ時には使っていなかったりと、基本的には無いと思ったほうがいいです。)
札幌ドームのスタンド席は、2階席や3階席などといった区分けはありません。通路番号と列番号で順番に並んでいます。
スタンドの一番前が1列目(場所によってはもっと大きい数字から)で、上に行くにつれて列番号が増えていく仕組みです。
2階に上がると「〇通路~△通路」といったように、通路ごとに近い入口が表示されているので、そこから入るとスタンドの中腹あたりに出ます。
43列より数字が小さい列の人とアリーナ席の人は階段を下りていき、44列より数字が大きい列の人はその中腹より更に上に座席があります。
札幌ドームの会場からコンコースへの出方
帰るときも、入場と同様にまずは中腹にある出口に向かって、2階コンコースに出なくてはなりません。
スタンドの前方の人やアリーナ席の人は、ライブで大はしゃぎしたあとに階段を上って中腹まで戻らなければいけないので、息切れするほどきついです。
2階コンコースに出てからは、シャトルバスやタクシー乗り場、グッズ売り場がある南ゲート側への一方通行になります。
地下鉄福住駅に向かう場合、南ゲートから出てしまうと南北連絡通路を通ることになりますが、狭くてたいへん混雑するので、最初から北ゲートに向かったほうが良いです。
そのまま2階にいると南ゲートに流されてしまうので、近くの階段から1階に降りて、北ゲートに向かいます。1階コンコースは北ゲートへ側への一方通行です。
この案内図は最初にドームに入場した際に配布されるので、必ず内容を確認してくださいね。
まとめ
札幌ドーム開催のコンサートで、規制退場が行われるときの状況や座席までの行き方についてご紹介しました。
過去のトラブルや状況を基に、運営側も規制などについては工夫や対策を考えていると思うので、この記事から状況が変わっている可能性もあります。
ドームの構造はどうしようもないと思うので、安全かつ少しでも早く退場できるような仕組みになると良いですね。
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