毎年8月6日~8日の3日間、宮城県仙台市で「仙台七夕まつり」が開催されます。
地元だけでなく全国から200万人以上を動員する大人気のお祭りですが、その前夜祭として、8月5日の夜には花火大会が行われます。
しかし、花火大会は相当な人出で混雑が予想されるので、赤ちゃんや小さなお子さんがいると、「安心して座って見られる場所はあるかな…」「それとも諦めた方がいいのかな…」などと行く前から悩んでしまうと思います。
仙台七夕の花火を子どもたちと一緒に楽しむために、安心して観ることのできる有料席の詳しい内容や、車で行って花火を見れる場所をご紹介します。
仙台七夕まつりの花火大会に子連れで行くときのポイント
仙台七夕祭りの前夜祭の花火大会は、東北地方での行ってよかった花火大会ランキングで上位に選ばれる、人気の花火大会です。
シドニー五輪閉会式の世界五大陸花火でアジア代表を務めた、地元仙台の「芳賀火工」さんが手がける花火ということでも注目されており、例年45万人程度の人出があります。
第48回 仙台七夕花火祭の基本情報
[開催日] 2017年8月5日(土曜日) [時間] 19:00~20:30 [打上数] 16,000発 [会場] 仙台西公園周辺 [最寄駅] 地下鉄東西線 八木山動物公園駅方面[大町西公園駅]下車 徒歩3分地下鉄南北線 泉中央駅方面[広瀬通駅]下車 徒歩10分
仙台七夕の花火に子どもと一緒に行く場合の交通手段は?
仙台西公園まで地下鉄で向かう場合
抱っこの赤ちゃんや、一人で長時間歩くのは難しいお子さんが一緒だと、地下鉄の駅から歩く距離は短い方が良いですよね。
以前は地下鉄南北線の「広瀬通駅」で下車するのが一番近かったのですが、それでも1km程度はあります。子どもと歩くと結構な距離です。
2015年12月に地下鉄東西線が開業し、花火大会会場に一番近いのは、西公園から徒歩3分の「大町西公園駅」となりました。南北線沿いにお住まいの方や、その近辺のホテル宿泊の方も、仙台駅で東西線へ乗り換えて行くと歩く距離が短くてすみますね。
ただし、花火大会が終わって一気にみんな帰ろうとするので、2016年は乗車までに1時間以上待った人もいます。少し早目に駅に向かったり、迎えがお願いできる場合は駅とは別方向に向かうなどの工夫が必要です。
仙台西公園まで自動車で向かう場合
前夜祭の花火大会含め、仙台七夕まつり開催中は仙台市内の道路はかなり混雑します。
花火大会終了後、駐車場の車まで辿りつけても、そこからなかなか進まなかったりと更に時間がかかることも頭に入れておきましょう。
仙台中心部の駐車場マップが、まつり公式HPで紹介されています。
http://www.sendaitanabata.com/img/access/2016_parking.pdf
※2016年開催時のマップです。2017年が発表され次第、そちらに更新します。
出来る限り早めの時間に到着するようにし、花火大会の会場となる地図左側に近い収容台数の多い駐車場を狙ってみましょう。
仙台七夕まつりの花火大会を有料席で見る方法と料金は?
仙台七夕花火祭には、事前にチケットを購入した方だけの有料観覧席というのがあります。席には色々な種類がありますが、小学生以上は大人と同じく有料、ひざの上で観覧できる小さな子どもは無料です。
有料観覧席の会場には、この会場だけの人が使える仮設トイレも近くにあるのも安心できるポイントです。
仙台七夕花火祭の有料観覧席の入手方法
チケットぴあや各コンビニでの発売開始は、7月上旬です。2016年と2015年は7月1日に発売でしたが、2017年はまだ詳細が発表されていません。
なお、当日券はも当日に販売されますが、その数はかなり限られます。先着順なので、販売開始とともに一気に売れてゆくそうです。
仙台七夕花火祭の有料観覧席の金額と各会場の収容人数
2016年から大手町臨時桟敷席も加わり、4か所の有料観覧席があります。開場時間や金額は2016年のものなので、2017年が発表され次第、更新します。
★仲の瀬グラウンド有料観覧席(約1,800人収容)
[開場] 16:00
[指定席] イス席
[料金] 1名用 3,000円
★仲の瀬橋有料観覧席(約1,000人収容)
[開場] 18:00
[指定席] マス席
[料金] 2~3名用12,000円
★青葉山交流広場有料観覧席(約2,500人収容)
[開場] 16:00
[指定席] テーブル席
[料金] 4名用20,000円、2名用10,000円
★大手町臨時桟敷席(約300人収容)
[開場] 16:00
[指定席] テーブル席
[料金] 2名用10,000円
こちらは、2016年の第47回仙台七夕花火祭の公式ツイッターでの、有料桟敷席の情報です。
仙台七夕花火祭の
有料桟敷席が好評発売中です。
ぜひ、お早めのご購入を。
詳細はこちらになります。https://t.co/wBd4jhOlYB pic.twitter.com/2BuGVBekvN— 第47回仙台七夕花火祭 (@sendaitanabatah) 2016年7月14日
テーブル席は、よくある会議用のテーブルにパイプ椅子となり、比較的自分たちのスペースを確保することができます。2~3人用のマス席は、大人2人とお子様1人なら余裕で座ることができます。
1名ずつ購入のイス席は、学生の頃に体育館に整列した時のように、イスとイスの間の余裕はほとんどありません。お子さんが小さいうちは、テーブル席かマス席の方が過ごしやすかもしれませんね。
新たに加わった大手町臨時桟敷席は会場は小さめですが、大町西公園駅から徒歩1分なのはとても便利です。
仙台七夕まつりの花火大会に車で行って見れる場所は?
お子さんがまだ小さくて荷物が多かったり、公共交通機関の使用が難しい場合は車で見に行ける場所があると嬉しいですよね。
車で観覧場所まで行くことができるオススメスポットをご紹介します。
仙台駅の屋上駐車場
会場からはだいぶ離れてしまうので迫力はありませんが、上の方まで上がる花火は楽しむことができます。駐車台数は335台です。
近隣の契約店舗でお買い物をすると、金額に応じて駐車サービス券がもらえますが、混雑が予想されるので駐車料金はかかってしまっても早めに向かいましょう。
料金や契約店舗についてはこちら
青葉山公園(仙台城跡)
青葉山公園敷地内の仙台城跡は夜景の人気スポットでもあり、花火だけじゃなく仙台市の夜景も一緒に楽しむことができます。デートスポットとしても人気の場所です。
※博物館から見て南にある「出入口8」は夜でも入っていくことができます。
駐車場も広く、トイレも利用することができるのは子連れにとっては有り難いですね。会場からも近いのも魅力です。
駐車場は約250台あり、18時以降は無料になりますが、無料になる18時を狙って車がどんどん集まってきます。駐車場代(普通車1時間400円)を払ってでも、18時より前に到着しておくことをお勧めします。
仙台市野草園付近
夜は閉園していますが、昼間は野草や植物などを植栽展示している施設です。
会場からは離れていますが、駐車場は無料(約50台)ですし、綺麗な形の花火を楽しむことができる穴場スポットです。
まとめ
子連れで仙台花火祭に行くときのポイントや、観覧しやすい場所をまとめてご紹介しました。
私の母に花火大会の話をすると「打ち上げ開始からビックリしてずーっと泣き止まなくて、花火が聞こえない場所なんてないし大変だったんだからね~」と笑い話をされます。
今はもちろん花火が大好きですが、小さい子どもにとっては夜空に光る大きな花火と音は、信じられないのかもしれませんね。
親は大変だったでしょうが、良い思い出です。あなたもお子様と一緒に、素敵な夏の思い出となるように花火大会を見に行かれてはいかがでしょうか?
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