平成の次の新元号が『令和(レイワ)』に決まりました。
万葉集の「梅花の歌三十二首」の序文から引用されたということで、万葉集について興味を持つ人が急増しています!
2019年の聖地巡礼スポットとなりそうですね。
令和になってからの旅行でぜひ行ってみたい、日本全国にある万葉集ゆかりの地をご紹介します。
万葉集ゆかりの地 令和に関係ある場所は?
万葉集ゆかりの地とよばれる場所は、日本全国に複数あります。
まずは、『令和』に関係している万葉集ゆかりの地をご紹介していきますね。
富山県高岡市
万葉集の代表的歌人『大伴家持(大伴旅人の長男)』のゆかりの地である高岡市万葉歴史館があります。
新元号を祝して特別展示が開かれ、訪れる方が増えています。
新元号の「令和」は万葉集が出典だそうですね。
富山県高岡市の「高岡市万葉歴史館」では、新元号を祝して4月3日から特別展示 “「令和」と『万葉集』 ~家持の父 大伴旅人と梅花の宴~”を開催しますよ!
万葉集の代表的歌人、大伴家持ゆかりの高岡をぜひ訪れてみてください!https://t.co/S13nlq5RIp pic.twitter.com/0w3eKJ3PeL— 日本観光振興協会中部支部 (@jtachubu) 2019年4月1日
また、高岡駅前には大伴家持像が飾られているので、写真撮影の人気スポットになりそうですね!
福岡県太宰府市
奈良・平安時代に九州の政治の中心だった、大宰府政庁跡があります。
令和の出典元である『梅花の歌』は、大宰府の長官だった歌人の大伴旅人が開いた『梅花の宴』に合わせてつくられたといわれています。
大宰府政城跡では、新元号発表の翌日(2019年4月2日)に、この『梅花の宴』を再現する催しが、大宰府万葉会という市民グループにより開かれました。
近くにある太宰府展示館には、『梅花の宴』の様子を博多人形で再現した展示物などがあり、万葉集に興味を持った人たちでにぎわっています。
また、すぐ近くにある坂本八幡宮は、『大伴旅人』邸跡地という説があります。
元々お花見の人気の場所でもあり、新元号発表後は更にたくさんの参拝者が訪れています。
『令和』の典拠となった万葉集の序文ゆかりの地、大伴旅人邸宅の跡地説がある坂本八幡宮に来ています。 pic.twitter.com/9sPH6dgN5w
— D.Na@九州電波通 (@D_Na_mi3) 2019年4月6日
福岡県筑紫野市
二日市温泉は、万葉の時代には『次田(すきた)の温泉(ゆ)』と呼ばれ、大伴旅人も温泉に浸かり、歌を残していました。
二日市温泉の温泉街には、大宰府の長官だった大伴旅人の大きな石碑(歌碑)が建てられています。
いくつか宿泊施設があるので、聖地巡礼の際の人気宿泊地となりそうですね!
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万葉集ゆかりの地は全国どこにある?
新元号の『令和』に直接関係はなくても、万葉集の舞台となっている場所は日本全国にたくさんあります。
『令和』になったことを機会に、旅行と併せて訪ねてみるのも良いですね。
一部をご紹介していきます。
兵庫県西宮市
西宮市の西田公園にある万葉植物園には、万葉集ゆかりの72種類の植物があります。
万葉歌や花についての説明書きもあるので、知識がまったくない人でも万葉の世界に浸ることができそうです。
熊本県八代市水島町
水島は東西約50m、南北約30mの小さな島ですが、とても美しい景勝地です。
万葉集にも詠まれている歴史ある島で、日本書紀には景行天皇が訪れたという記述も残っています。
まとめ
令和の出典元となった万葉集に関係する場所をご紹介しました。
新しい時代の始まりということで、令和元年に記念に訪れてみるのも良いですね。
万葉集のゆかりの地は日本全国にありますので、旅行計画を立てるときに組み込んでみてはいかがでしょうか。
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