ストッキングのかかと薄くなる原因 補強やガサガサの簡単ケア方法は?

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仕事での制服着用や就職活動中で、毎日ストッキングを履くという人も少なくないと思います。

かかと部分が薄くなってダメになってしまったり、1度しか履いていないのにかかとから伝線してしまったり…「意外とこの出費痛いよなぁ」と何度も思った経験がありますが、同じような方はいませんか?

なぜ、ストッキングのかかと部分は薄くなったり穴が開きやすいのでしょうか。補強する方法や家にあるものでできる踵の簡単ケアについてご紹介します。

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ストッキングのかかと部分が薄くなる原因は?

ストッキングは履くときに爪などを引っ掛けてしまっただけですぐに伝線してしまいます。私は親指の爪が大きいからか、つま先の穴が開いたら処分ということもあります。

では、かかと部分が薄くなったり、破れるのはどういう原因が考えられるでしょうか。

*かかとが乾燥してガサガサになっている

秋から冬にかけて、暖房の使用などで空気が乾燥するようになると、足のかかとも同様に乾燥します。

ケアをせずに放っておくと、白くひび割れたり、ガサガサになって、ストッキングを履くときや歩行時に擦れてしまいます。

かかとの乾燥する原因については、「かかとが乾燥する原因とかゆみの理由 予防するための対策は?」も併せてお読みください。

*ストッキングの質が良くない

品物やメーカーにもよりますが、パンストにも「安かろう悪かろう」の部分があるので、安すぎるものはすぐに伝線してしまったり、破れやすいことも多いです。

靴やカバンもそうなのですが、毎日同じものを使い続けるのではなく、数をいくつか用意し、長めのスパンでローテーションした方が結果的に長持ちします。

*靴のサイズや内側の素材との相性が良くない

学校の先生や、作業を行うときにストッキングのままスニーカーを履く人もいますが、パンプスとは違って中が布地などで摩擦がより起こりやすいので、かかと部分の消耗も進みます。

また、靴が少し大きめだと足が動いてしまい、かかと部分がこまめに当たって擦れてしまっている可能性があります。

逆にサイズが小さすぎる場合も、夕方になると足の膨張やむくみにより靴擦れが起こりやすくなり、かかと部分が薄くなることがあります。

靴を購入するときは、足が一番浮腫んでいる夕方以降に選ぶ方が好ましいです。ストッキングは裸足や靴下より滑りやすいので、その点にも注意が必要です。

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ストッキングを履くときにかかとを補強する方法は?

ストッキングがすぐに伝線や穴が開いてしまうと、結構な出費で負担となるので、できるだけ長く履きたいですよね。

1章に書いたように、何足かを交替で履くようにすることも大切なポイントですが、かかと部分がダメになってしまわないように、補強する方法をご紹介します。

かかと補強のサポートがあるストッキングを選ぶ

ストッキングの中にも、つま先部分やかかと部分に補強があるものは、穴が開きにくいです。

(コントランテ)ContRante 弾性 パンティストッキング 強圧タイプ 140デニール(ベージュ、L)
Contrante(コントランテ)

ナイロンで補強されているので、つま先部分やかかと部分は少し色が濃く見えます。この商品は、足裏に滑り止め機能を施してあるので、靴の中で滑りにくいというのもポイントですね。

補強をしていないタイプよりは1足あたりの値段は高くなりますが、消耗のペースが落ちれば、結果的にコスパは良くなることもあります。

店頭で選ぶときにも「かかと補強あり」などと書いてある商品を探したり、店員さんに聞いてみるとよいでしょう。

ストッキングの上か下に靴下を重ねる

私の身近でやっている人がいるのですが、ストッキングの下に靴下を1枚履いて、かかとを2重でガードするという方法です。

靴下といっても、くるぶしまであるような物ではなく、甲部分やかかと部分が見えないくらいのフットカバーです。パンプスのときに裸足の上に履く人が多いですね。

靴を履いている時は見えませんし、足の指が透けるくらいの薄い素材や、ベージュ系を選ぶと脱いでも目立ちにくいです。

スニーカーを履く場合や、ちょっとサイズが大きめな靴の場合は、ストッキングの上から靴下を重ね履きしておくと良いですね。上からならサッと脱ぐことができますし、靴との摩擦の影響を減らすことに繋がります。

かかとのガサガサを簡単に家にあるものでケアする方法は?

いくらハード面を整えて、丈夫な厚手のストッキングを履いても、かかと自体がガサガサになっている時は消耗が激しいのは間違いありません。

足の角質を落とす軽石や、足のピーリングパックなど市販の角質除去対策グッズは色々販売されていますが、そこまでするのも…と腰が重い人もいるかと思います。

ここでは、自宅にあるもので簡単にケアする方法をご紹介します。実際に私がやって効果のあったものです。

お風呂場でのケア方法

身体を洗うときに、かかと部分はボディタオルで強めにゴシゴシします。

皮膚が硬くなっていると、お風呂上りの保湿も浸透しにくくなってしまいますので、ほぐして柔らかくしてあげるようなイメージです。

できるだけ湯船に浸かってふやかすようにすると効果的ですが、シャワー派の人は桶にお湯をため、頭や体を洗うときに足湯のように漬けておくと良いですね。

市販の商品では軽石やスクラブなどを使いますが、やりすぎても皮膚が逆に固くなってしまうので、症状が軽度な場合はボディタオルでゴシゴシでも十分効果があります。

お風呂を上がったあとのケア方法

入浴後は、顔の肌と同様に保湿してあげることが大切となります。しっかりと水分を拭き取り、肌が乾ききってしまう前にケアしてくださいね。

*化粧水と乳液を使う方法

女性がいるほとんどの家には、化粧水と乳液があるのではないでしょうか?

顔のお手入れに使用した化粧水を含んだコットンで足の裏やかかと部分を拭き、さらに乳液を含んだコットンで同じように拭きます。顔のお手入れに使ったものの再利用とはいえ、水分を閉じ込めてくれるはずです。

コットンを使ってない場合は、手で直接押さえつけたり塗っても良いでしょう。高価な基礎化粧品を使っている方はちょっともったいないですが、かかとも顔も皮膚という点では同じなので、化粧水と乳液の組み合わせでも効果があります。

塗ったあとは、次に紹介するラップパックをしたり、かかと靴下で更に保湿を続けましょう。

*保湿クリームを使う方法

使い切れずに残っているハンドクリームや、ボディクリームはありませんか?

たっぷりとかかと部分にクリームを塗り込み(白くなるくらい)、かかと全体を覆うようにラップを巻いておきます。

20~30分そのまま放置すると、かなり肌に浸透してくれますが、時間がない場合や歩き回りたいときは、私はラップの上から靴下を履いてました。

市販品で選ぶ場合は、「尿素」が含まれた保湿クリームを購入するのがオススメです。

*ケアの後の過ごし方

就寝時は、靴下を履かずに放熱させることも大切なのですが、せっかく保湿したかかと部分が敷布団に擦れてしまったり、クリームが布団についてしまうこともあります。

つま先部分の空いた、かかと部分だけの靴下を履いて寝るのが良いでしょう。

今は100均でも、「かかと靴下」が売っていますが、いらない靴下のつま先側を半分ほど切り取り、ほつれないように少し折り返して簡単に縫って、自分で作ることもできます。

生地にチタンメタルをコーテイング加工している「かかとちゃん」は、保湿効果も高く、かかとがつるつるになると人気の商品です。

*朝ストッキングを履く前に…

朝起きて、かかと靴下を脱いだ後、そのままストッキングを履いていませんか?

せっかくしっとりしていた踵も、靴下の保湿効果がなくなると、また乾燥を始めてしまいます。ハンドクリームやボディクリームを再度かかとに塗り込んでから、ストッキングを履くようにしましょう。

私が一番大きくかかとに変化があったのは、この朝のひと手間をするようになってからです。夜だけお手入れしている人は、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

ストッキングのかかと部分がダメになってしまう原因と、簡単にできる対策について紹介しました。

ガサガサかかとは、ひどくなってから手を打つよりも、乾燥し始める秋口あたりから保湿を始めると、悪化が抑えられて更に効果的です。

自分の生活環境や足の裏の状態をしっかり確認し、思い当たることは改善していきましょう。

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