お盆中の市役所や銀行窓口の休み情報 給料日は前倒しになるの?

8月の中旬に(地方によっては7月の場合も)お盆休みがもらえ、その間に実家へ帰省したり、お墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。

スーパーやコンビニなど、1年中ほぼ休日なく営業している企業にお盆休みがないのはわかりますが、役所や役場、銀行や郵便局にはお盆休みがあるのでしょうか?また、ATMは使用できるのでしょうか?

お盆期間中の役所や金融機関のお休みの有無と、混雑具合や給料が振り込まれるのかどうかなど、気になることを私の経験を基にご説明します。

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お盆期間中は市役所の窓口がお休みすることはある?

市役所、町村役場、区役所などの行政機関に、お盆休みはありません。このことは、地方自治法の第四条で定められています。

第四条の二  地方公共団体の休日は、条例で定める。

○2  前項の地方公共団体の休日は、次に掲げる日について定めるものとする。
一  日曜日及び土曜日
二  国民の祝日に関する法律 (昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日
三  年末又は年始における日で条例で定めるもの

出典:地方自治法(昭和二十二年四月十七日法律第六十七号)

上の条文「第四条の二」の2に規定された日のみが休日となりますので、民間企業でお盆休みと言われる期間も休みとはなりません。

お盆期間中の市役所の混雑具合

住民票や戸籍関連の市民サービスを行う部署には、通常は平日に働いていて、お盆でないと手続きのできない市民が訪れます。お盆関係なく、その日に入籍をしたいという人ももちろんいます。

市役所が休みだと思い込んで足を運ばない市民もいるため、普段の開庁日に比べると混雑しない傾向にありますが、窓口によっては相談内容が時間のかかるケースも多いというのがお盆期間中の特徴です。

民間業者と関わりの多い部署は、相手業者がお盆休みの場合は業務が停止して、比較的余裕があることが多いですが、その他の業務もありますので全員がお休みをとるということは考えられません。

お盆期間中の職員の休暇取得は?

部署によってお盆期間中の混雑具合や業務内容には差があるため、あくまで一般的な話となりますが、お盆に休みを取得する人も多くいます。

ほとんどの行政機関で、いつでも取得できる与えられた有給休暇とは別に、有給の特別休暇(夏季休暇)を3~5日間程度取得するようになっているので、その特別休暇をお盆に使うというケースもあります。

もちろん、同じ課や係内では譲り合って重ならないようにすることになりますが、お盆だからと言って予定がないため通常通り勤務を希望する人も。そういう方が多ければ、逆に連休を取得することも可能になりますね。

希望が偏った場合は休暇の必要性(休む理由)にもよりますが、経験の浅い者が身を引く…なんてことも少なくないと思います。

また、役所の臨時職員には家庭を持っている主婦もいるため、その方たちには優先的に休んでもらっている場合が多いです。

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お盆期間中に銀行の窓口やATMは営業している?

銀行や信用金庫などの金融機関や郵便局にも、お盆休みはありません。ATMも暦どおりに稼働しています。金融機関の休日については、銀行法の第15条で定められています。

(休日及び営業時間)
第十五条  銀行の休日は、日曜日その他政令で定める日に限る。
2  銀行の営業時間は、金融取引の状況等を勘案して内閣府令で定める。

出典:銀行法(昭和五十六年六月一日法律第五十九号)

この中の「その他政令」というのは、銀行法施行令5条のことです。

第五条  法第十五条第一項 に規定する政令で定める日は、次に掲げる日とする。
一  国民の祝日に関する法律 (昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日
二  十二月三十一日から翌年の一月三日までの日(前号に掲げる日を除く。)
三  土曜日

出典:銀行法施行令(昭和五十七年三月二十七日政令第四十号)

上の施行令第五条に規定された日のみが休日となりますので、市役所と同じく民間企業でお盆休みと言われる期間も休みとはなりません。

お盆期間中の金融機関の混雑具合

私が勤めていた金融機関の取引先は地元の中小企業が多かったので、一般的に「お盆」と呼ばれる期間の前に「明日から〇日までお盆休みとなります。またよろしくお願いします。」といった挨拶をされることもよくありました。

個人のお客様はお盆休みで営業していないと思い込んでいる方もいるため、来客数は少なめな傾向にあります。しかし、このような件で手続き等に時間のかかるお客様が来られることが多かったです。

・通帳やカードを紛失した方
・住所や苗字を変更された方
・数十年使っていなかった通帳が出てきた方(睡眠口座)
・ローンや投資の相談希望の方

私がいた支店は職員が少なめだったので、お盆期間中はパートさんにできるだけ休みをとってもらえるようにして、職員は通常通り出勤していました。大手銀行や、営業本部などでは交代で休みを取る金融機関もあると思います。

お盆期間中に給料日がある場合は振込は前倒しになる?

毎月15日が給料日という会社も多いですが、8月15日が平日でお盆期間の時に「いつ振り込まれるのか?」といった窓口への問い合わせは珍しくありません。

しかし、2章で説明したとおり銀行の営業にはお盆休みがないため、毎月の給与振り込みも、ATM等からの振り込みも、通常通りの取り扱いとなります。平日であれば15日に入金されるでしょう。

8月15日に従業員へ給料を振り込むために、給料日の2~3営業日前くらいには給与担当者がPCで操作をしたり、銀行窓口に書類を提出することが一般的です。

お盆かどうか関係なく、何らかの事情によってこの手続きがされなかったり、遅れた場合は入金がされないということもレアなケースですがあります。

「平日なのに夜まで待っても入金されていない!」という場合は、振込の手続きが行ったかどうかを勤務先に確認してみてくださいね。

まとめ

お盆期間中の役所や金融機関の営業について、参考になりましたか?私は過去に役場と銀行で働いていたので、その時の様子を基に記事を書きました。

引越したけれど住所変更をしていない方や、キャッシュカードが見当たらない方、パスポートを作りたい方など、普段なかなか行くことが難しい方は、お盆期間にぜひ手続きを進めてくださいね。いつもより窓口や駐車場が空いているかもしれません。

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なお、特定の内容についての相談窓口や一部サービスについては、お盆期間中の対応をしていないケースもあるかもしれませんので、気になる場合は事前に電話で問い合わせることをお勧めします。