GWの北海道旅行のオススメ地方は?雪の状況や気温と服装をチェック!

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長期休暇の取りやすいゴールデンウィークに、北海道旅行を計画する人は多いようです。

しかし、北海道は四国がすっぽりと入ってしまうほど広いので、本州から来られる方は距離感がつかめず無謀な旅行計画を立てようとしてしまう人も・・・。

また、道北・道南・道東・道央で季節感もまったく異なりますので、服装や持ち物も悩みますよね。

北海道で生まれ育った管理人が、GWにオススメの地方や雪や気温・服装などをご紹介します。

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GWに北海道旅行へ行くならどこがオススメ?

北海道はとても広いため、出発地点から日帰りが難しい観光地というのはたくさんあります。

日数に合わせて行先を決めることになりますが、移動がメインの旅行にならないように旅行計画を立てることが大切です。

例えば、札幌から函館までは片道5時間、札幌から旭山動物園(旭川市)までは車で片道3時間です。日帰りでしっかり遊んで帰ってくるのであれば、旭川までがギリギリだと思います。

GWの北海道でオススメなのは道央・道南

道北や道東方面は自然が多いので夏には人気の観光地となりますが、5月はやっと雪が溶けて、まだ畑を起こしている最中です。

ドライブしていても上の写真のような緑の景色は広がっていませんし、もちろん花は咲きません。峠には雪が残っていることが多いですし、魅力は観光シーズンに比べると半分以下だと思います。

しかし、道央や道南方面は北海道の中でも気温が高めで、GWあたりからはだいぶ過ごしやすくなってきます。

また、桜前線も4月下旬から5月上旬にかけて縦断するのでお花見シーズンと言えます。

札幌・登別・洞爺湖・函館あたりの道南中心のコースや、札幌・富良野・美瑛・旭川あたりの道央中心のコースというように絞ると、2泊3日でもゆっくり色々な場所に行けると思います。

滞在日数が多ければ、道東方面や道北方面の空気を吸いに来ていただきたいところですが、行きと帰りの空港を別にするのも一つの方法です。道東から新千歳空港に戻るには、北海道を東から西へ横断することになりますからね。

函館でのお花見のオススメスポットは、函館の五稜郭公園の花見情報 市電やバスでの行き方は?駐車場はある?をお読みください。

北海道旅行は時間と気持ちに余裕を持つ

北海道の旅行計画を立てたり、何かの予約をする場合、走行時間や移動時間には余裕をもって考えるようにしましょう。

北海道をドライブするときに通るような国道や道道は道幅も広くて走りやすいと思います。しかし、信号が無く単調な道が多いので、自然とスピードが出やすくなるという落とし穴も…。

GW期間中は特に各地で警察による取締りが厳しくなります。時間もお金もロスすることになりますので、制限速度や交通マナーはしっかり守って安全運転してくださいね。

また、信号が無く、カーブの少ない単調な道は睡魔に襲われやすくなります。運転手を交代したり、休憩で深呼吸や仮眠をとることも忘れないようにしましょう。

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GWの北海道は雪は残っている?

人が歩いたり、車が走る路面の雪は4月中にほとんど溶けています。

しかし、4月末~5月にかけてのお花見時期に、みぞれが降ることはよくあります。また、朝晩は冷え込むことが多い時期なので、夜露により朝早い時間はうっすらと凍ることがあります。

標高の高い峠では道路脇の雪が6月頃まで残っているほど気温が低く、5月に雪が降ることも珍しくありません。特に道北や道東は気温が上がりにくいので、ほとんどの峠でGWも雪が残っています。

移動の際に峠を通るときは、北海道道路情報総合案内サイト 北の道ナビで積雪の様子を確認しておきましょう。通行止めなどの情報も随時更新されています。峠に設置されたカメラの映像や峠の標高や長さも見ることができます。

万が一「夏タイヤなのに路面が真っ白!」なんて時は、安易な気持ちで挑戦せずに、遠回りにはなりますが迂回ルートを確認してくださいね。

実家に帰るために峠越えをする必要がある我が家では、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換は毎年ゴールデンウィークが明けてから行うほどです。

濡れた路面や峠の走行には、くれぐれも注意してください。

GWの北海道の気温と服装をチェック!

北海道は例年、5月いっぱいをかけて道南の函館から道北まで桜前線が縦断します。この桜前線の違いでわかるように、九州あたりから比べると函館でも1ヶ月、道東の網走であれば2ヶ月ぐらい季節がずれているともいえます。

北海道の中でも気温が高いのは札幌より南の道南地方、道北地方や道東地方は気温も低いですし、風が強いので体感気温は更に低く感じます。

北海道旅行の際、道南と同じ格好で道北へ行くと間違いなく寒く感じるはずなので、対策を考えておきましょう。

道央地方(札幌)のGWの気温

札幌の4月の気温(過去30年の平均値)

最高気温 11.5℃
最低気温  3.2℃
平均気温  7.1℃

札幌の5月の気温(過去30年の平均値)

最高気温 17.3℃
最低気温  8.3℃
平均気温 12.4℃

同じように道南地方(函館)も確認しましたが、4月・5月ともに札幌とほぼ同じくらいの気温でした。

参考:気象庁HP「過去の地域平均気象データ検索」
札幌の年・月ごとの平年値
函館の年・月ごとの平年値

道北地方(稚内)のGWの気温

稚内の4月の気温(過去30年の平均値)

最高気温  7.2℃
最低気温  1.8℃
平均気温  4.4℃

稚内の5月の気温(過去30年の平均値)

最高気温 12.0℃
最低気温  6.0℃
平均気温  8.8℃

旭山動物園で有名な旭川は道北に入りますが、位置としては北海道のほぼ中心なので、札幌より少し気温が低い程度と考えると良いでしょう。

参考:気象庁HP「過去の地域平均気象データ検索」
稚内の年・月ごとの平年値

道東地方(網走)のGWの気温

網走の4月の気温(過去30年の平均値)

最高気温  8.9℃
最低気温  0.4℃
平均気温  4.4℃

網走の5月の気温(過去30年の平均値)

最高気温 14.2℃
最低気温  5.4℃
平均気温  9.4℃

同じ道東でも、オホーツク海に面した網走や釧路は風が強く気温が低い傾向にありますが、十勝・帯広方面は太陽が出ることが多く、気温も暖かいです。

参考:気象庁HP「過去の地域平均気象データ検索」
網走の年・月ごとの平年値

GWの北海道旅行の服装

上着

・パーカーや薄手ジャケット・トレンチコート

晴れた日の昼ごろは、パーカーを脱ぐくらい暖かくなる日もあります。しかし、夕方から一気に気温が下がることもよくあるので、風を通さないジャケット等があると良いです。

トップス

・薄手カットソーや長袖シャツで重ね着

道北や道東方面へ行って外を歩く場合や、お花見で長時間屋外にいる場合は、長袖のヒートテックを中に着たいくらい体感温度が下がることもあります。

逆に、晴れた日の昼ごろは半そでTシャツ1枚の人も見かけるようになるので、それぞれ1枚ずつ持参して天候に合わせて選ぶのが良いです。

ボトムス

パンツの場合は靴下で問題ありませんが、スカートの場合はストッキングやレギンスの着用がオススメです。素足だと少し肌寒いかもしれません。

・旅行に合った履きなれた靴(ブーツやサンダルは必要ない)

雪を踏みしめて歩くことはないのでブーツは必要ありません。サンダルは、北海道民でも「チラホラ履いている人がいるなー」程度の時期なので、わざわざ観光のために持ってくる必要はないと思います。

小物

ストールや薄手のマフラーがあると、首元を暖められるので1つ持ってくると良いです。

日射しも強くなり始めますので日傘をさしている人も見かけますし、天候が変わりやすいので雨が降った時のために折り畳み傘もあると安心です。

まとめ

北海道の広くて自然豊かな大地と美味しい空気は魅力ですが、一度の旅行ですべて回るのが難しいといのが悔しいですよね。

生まれてからずっと北海道に住んでいる私でも、行ったことないところはたくさんあります。

ぜひ「桜の時期の札幌や函館」「夏が魅力的な稚内や知床」「流氷時期の紋別や網走」などそれぞれの観光シーズンにも一度は来ていただきたいなと思います。

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