日本人の食事の中で欠かせないものといえば、「お味噌汁」ですよね。
味噌汁の中には、たくさんのお野菜などが入っていて、一杯で豊富な栄養を摂取することができます。
また、各家庭によってだしのとり方や、味噌汁に入れる具材・味噌の種類も様々で、「家庭の味」の代表とも言えます。
そんな味噌汁ですが、涼しくなってくるこれからの季節には、体も温まるので毎日飲みたくなりますよね。
しかし、毎日お味噌汁を作るのは少し面倒だと感じている方も多いのではないでしょうか?
作り置きがなかなか難しいお味噌汁。
オススメの保存方法や、だしのとり方をご紹介するので、ちょっと手抜きして楽してくださいね。
味噌汁は常温だと何日もつ?
お味噌汁を作るとき、どのくらいの量を作るか迷いますよね。
毎食分作るのは大変なので、できれば夜にたっぷり作って、次の日の朝食でも食べたり、朝食時に作っておいて、その日の夕食でも食卓に並べたい!と思う方も多いはずです。
では、お味噌汁はいったい常温保存でどのくらい持つのでしょうか。
夏場はすぐに痛んでしまうイメージがあるので、保存することも少ないかと思います。
しかし涼しくなる秋冬は、ついつい常温で保存してしまうこともありますよね。
目安として、お味噌汁の常温保存の期限は6時間~1日となります。
もちろん、室温や部屋の環境によって多少変化するので、食べる前に必ず見た目や臭いをチェックして下さいね。
どろっとしていたり、すっぱい臭いを感じたら、食べるのは控えてください。
夏場は腐りやすい時期なので、常温での保存はしないで下さい。
味噌汁のオススメの保存方法は?
味噌汁は、常温保存以外にも、保存方法があります。
常温保存だと、どうしても保存期間が短くなってしますが、冷蔵保存や冷凍保存も可能なので、状況に合わせて色々な方法を試してみて下さいね。
冷蔵保存
冷蔵保存であれば、1日~2日の保存が可能となります。
実は味噌汁の保存方法で一番オススメな方法は、冷蔵での保存となります。
味噌汁を冷蔵庫に入れて保存することに驚く方もいるかもしれませんが、常温保存に比べ、食中毒のリスクも減らすことができるので、オススメです。
冷蔵保存する際に、注意する点は粗熱をとってから保存することです。
夏場でなかなか温度が下がらない場合は、桶などに水を張って、お鍋ごと冷まして粗熱を取って下さい。
また、冷蔵庫にお鍋ごと入るようであれば、そのままお鍋ごと冷やして下さいね。
お味噌汁を飲む際には、必ず電子レンジでの温めではなく、直接火にかけてお味噌汁を温めてください。
お鍋ごと冷蔵庫に入れるのが難しい場合は、タッパーなどの保存容器に移し替えて保存してください。
常温保存の時と同様、必ず飲む前に臭いや見た目のチェックを行うことも欠かさないで下さいね。
入っている具材によっては腐りやすいものもあるので、その都度確認するようにしましょう。
冷凍保存
冷凍保存であれば2週間程、保存することが可能になります。
少し残ってしまってもったいないなと言う時には、冷凍保存をしてみるのもいいですね。
味噌汁の冷凍保存ってどうやるの?と疑問に思う方もいるかと思います。
冷凍方法は、タッパーやジッパーバッグに冷めた味噌汁を入れて冷凍庫に保存します。
食べる時には、半日ほど前から食べる分だけ取り出し、自然解凍しておきます。
解凍されたものを、温めれば飲むことができます。
お味噌汁を冷凍する際の注意点は、「具材」です。
じゃがいもやこんにゃく、豆腐などは、味噌汁の具として人気ですよね。
しかし、冷凍保存する場合は食感が変化してしまうので、オススメできませんので注意して下さい。
また、風味も出来立てのお味噌汁や、冷蔵保存のお味噌汁に比べると、どうしても落ちてしまいます。
やはり、一番のオススメは冷蔵での保存になります。
味噌汁のだしは毎日とるべき?
お味噌汁に欠かすことのできない「だし」。
だしを取ったお味噌汁は、とても美味しいですよね。
しかし、手間がかかってしまうのが難点です。
忙しい朝食時や、お仕事や育児が大変で、できるだけ時短で料理をしたいという方には、「だしをとる」という時間も節約したいですよね。
もちろん毎日お味噌汁を作る際に、だしをとることができるのであれば、それがベストな方法です。
しかし、他にもオススメの方法もありますよ。
水出し
水出しは簡単で、手軽にできるのでオススメです。
作り方は、寝る前に容器に昆布やかつお、煮干などを水と一緒に入れておきます。
それを冷蔵庫に入れておくだけで、朝起きたらだしができています。
お味噌汁を作る際には、必要な分をお鍋に入れて沸騰させるだけなので、時間がかかることも、大変なこともありません。
煮出しただしよりも、優しいだしの味になります。
だしパック
出しパックを利用している方も、多いのではないでしょうか。
有名なお店の出しパックなど、今はたくさんの種類のものが店頭にも並んでいますよね。
色々な味を試し、家族の好きな味を探してみるのもいいですね。
↑私が手抜きするときは、茅乃舎だしがお気に入りです♪
化学調味料&保存料が使われてないので、こどもの離乳食開始を機に使うことが多くなりました。
顆粒だし
急いでいる時に、パパッとお味噌汁を作るには、顆粒だしは救世主です。
沸騰したお湯に、顆粒だしをいれるだけという手軽さはやはり魅力的です。
他の料理にも使えるので、常備されているご家庭も多いですよね。
[su_label type=”important”]CHECK[/su_label]⇒だしの素とほんだしの違いは?代わりになるものは何がある?
「だし」は、奥深いものです。
それぞれのご家庭にあった方法で、お味噌汁づくりの中に取り入れて下さいね。
味噌汁を毎日飲みたいけど面倒 常温だと何日大丈夫?-まとめ
今回は、お味噌汁の保存方法や、オススメのだしのとり方についてご紹介しました。
心も体もほっこりと温めてくれる味噌汁は、日本の食卓に欠かすことができない料理です。
これからお味噌汁が美味しくなる季節なので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
お味噌汁のある暮らしで、健康を手に入れましょう!
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