5月5日は端午の節句で、今では「こどもの日」として定着していますね。男の子が元気に成長していくことや将来の出世を願い、五月人形を飾ったり、鯉のぼりを揚げてお祝いします。
「屋根より高い鯉のぼり~♪」という歌もありますが、アパートやマンション住まいのためベランダに取り付けたいというご家庭もありますよね。
鯉のぼりをベランダに取り付ける方法と、両隣や上下のお宅から苦情を言われてしまわないために気を付けたことがいいことをご紹介します。
鯉のぼりをアパートのベランダに取り付ける方法
現在は、ベランダ用の鯉のぼりというのも多数販売されています。
こういったタイプを購入する場合には、事前に自宅のベランダの手すりや淵の幅などを確認した上で、取り付け可能かを確認してから購入をお勧めします。
しかし、引っ越しすることになってベランダのタイプが変わったり、親戚の方から鯉のぼりだけ贈られるケースもありますよね。そうなると、別での購入が必要になります。
ベランダが格子状になっていない場合は、重しで固定するタイプが良いと思います。
スタンドの角度は自由に変えられるので、ベランダ内のスタンドの設置位置に合わせて、綺麗に窓の外へ出る角度に調整することができます。
また、ベランダの手すり部分に取り付けるホルダータイプもあります。
これだと、ベランダの床スペースを開けなくても大丈夫ですね。こちらの商品も、角度が変えられるようです。
雨の日や夜に、ベランダの内側に入れるときも、こういった角度調整が可能な商品を選ぶと、いちいち外さなくていいので女性でも簡単そうですね。
鯉のぼりをベランダに取り付けるスタンドはどこで購入?
上で紹介したように、現在はインターネット上でたくさんの商品が売られています。しかし、「買ってみたら家のベランダには使えない!」ということや「実際に見て選ばないと不安…」という方もいらっしゃると思います。
インターネットでは到着までに時間がかかってしまいますが、自宅近くのホームセンターや金物屋さん、水道資材屋さんなどでも金具を手に入れることができます。
その時は、鯉のぼりの説明書や、取り付けたい場所の写真やサイズのメモなどを持参するようにしましょう。
鯉のぼりをアパートに飾って苦情を言われないためには
近隣世帯への影響
鯉のぼりを飾ることで、天候や風の強さによっての様々な影響が考えられます。
左右の家のベランダや窓に、鯉のぼりが風に吹かれたときにかかってしまうことのないよう、設置の時には外からも位置を確認することが必要です。
また、鯉のぼりの先端の矢車の部分が、上の家のベランダにかかってしまうと、ソファカバーや布団など大きな洗濯物を干そうとした時に、引っかかる恐れがあります。
大切な鯉のぼりや相手の布団等に傷がつく可能性もありますので、くれぐれも気を付けましょう。
建物への影響
手すりの材質によっては、ホルダー等の金具を設置したときに傷がつく可能性があります。
元々、外にあるものなので、多少の傷で退去時に修復を求められることはないと思いますが、気になる場合は不要な布などを当てた上から、金具を取り付けるなどの工夫も必要だと思います。
その際は、金具が外れやすくなることが考えられますので、取り付け後には自分で力を加えてみるなどして安定しているかどうか確認をしっかりしましょう。
設置することについての不安な点は、事前に管理人さんや管理組合に確認するのがベストです。
まとめ
鯉のぼりが風に揺られて泳いでいる光景は、見ていてとても気持ちが良いものだと思います。
住環境の変化で、屋根より高い鯉のぼりではなく、庭やベランダや屋内で鯉のぼりを揚げるという世帯も増えています。
しかし、子どもたちが元気に、たくましく成長してくれることを願って続けているということは変わりませんよね。
昔からの行事が行われなくなることも多くなってしまいましたが、日本の素敵な風習として、続いていくと良いなと思います。
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