旭山動物園は、子供も大人も楽しめるように展示の工夫が施されていて、家族連れで訪れる人がたくさんいます。
私も0歳の赤ちゃんと一緒に行きましたが、授乳室は場所によって設備が異なっていたり、公式ホームページだけではわからない発見もありました。
授乳室や貸し出し可能なベビーカーについて、写真とともにご紹介します。
旭山動物園は子供連れや赤ちゃん連れでも安心!
旭山動物園は、昭和42年に開園した歴史ある動物園です。
年々展示施設や設備のリニューアルが繰り返されきたので、休憩所やトイレなどはとても綺麗かつ使いやすくなっており、売店や飲食施設も充実しています。
旭山動物園内はおむつ交換台も豊富
オムツ交換台は、2章で紹介する4か所の授乳室ほか、男女トイレ(障がい者用トイレ併設)の中にも設置されています。
旭山動物園内の男女トイレ(別名・多目的トイレ)は10か所あり、授乳室とは違って男性でも利用できるというのが助かりますね。
ほとんどの男女トイレに、ベビーキープ(ベビー専用チェア)が設置されているので、目を離せない子どもと一緒にトイレに入ることができて安心です。
旭山動物園の授乳室の場所と設備を写真付きで紹介
2018年現在、旭山動物園内の授乳室は4か所あります。
公式HPでも紹介されていますが少しわかりにくいので、それぞれの授乳室の写真や気づいた点を紹介していきます。
冬の寒さ対策(暖房設備)は4か所とも目につきましたが、夏に必要な冷房設備がほとんど見当たらなかったことが気になります。
正門横休憩所内授乳室
正門横にある「ZOOキッチンCoCoLo(ココロ)」の奥にあります。
席はセルフサービスで、特に何も購入・飲食しなくても、休憩所として利用可能です。
休憩スペースの奥にある引き戸をあけると、男女トイレ(障がい者用トイレ併設)のドアと、授乳スペースのドアがあります。
授乳スペースは和室(畳2帖)で、靴を脱いで上がります。
座布団が置いてありました。
壁に設置された暖房がありましたが、冷房設備はありませんでした。
和室の授乳室なのはここだけなので、床座りで授乳したい人にオススメです。
しかし、2畳のスペースは決して広くないので、誰かが授乳していたら私は利用を遠慮してしまうかな…と思いました。
オムツ交換は、隣の男女トイレ内(1章の写真参照)に交換台があるのでそちらで可能です。オムツ用のゴミ箱も設置してあります。
動物園くらぶ正門売店横授乳室
正門から入園し、上のZOOキッチンCoCoLo(ココロ)から、更に少し歩いたところにある売店・パン小屋の横に、山小屋のように独立してあります。
ベビーカーそのまま入ることができる広さで、ソファも2台あるので2名でも利用可能ですが「必ず鍵をかけて使用してください」となっているので、必然的に貸し切り状態になります。
↑クリックで拡大します。
私はこちらを利用しましたが、暖房設備はあるものの冷房がないため、外よりも熱がこもってかなり暑かったです。
窓もありますが、授乳するということで開けたくなく…常にカーテンは閉められています。
また、ウォーターサーバーの紙コップが無くなっていたので、水を飲むことができませんでした。
ミルク用だからかな?と思いましたが、公式HP内の写真にはコップも写っているので…補充漏れかもしれませんね。
ベビーベッドでオムツ交換が可能ですが、使用済みオムツは小屋の外にあるごみ箱に捨てるよう張り紙がしてあります。
中央あざらし館横無料休憩所内授乳室
あざらし館に併設した「旭山動物園 中央食堂」の無料休憩所内にあります。
4か所の中で一番綺麗で、設備も整っている印象です。
引き戸を開けて入った後、靴を脱いでスリッパに履き替えるので、冬はちょっと面倒かも…。
まずオムツ交換台とオムツ用ゴミ箱があります。
電気ポットだけでなく電子レンジもあるので、離乳食を温めたい場合にも便利ですね。
授乳スペースは2部屋あり、カーテンが設置されています。
夏の終わりに行ったのですが、この授乳室だけ唯一扇風機が置いてあったので(1台のみですが…)少し暑さを凌ぐことができそうです。
やすらぎの森内授乳室
ほっきょくぐま館の裏にある無料休憩所「やすらぎの森」の奥にあります。
まず給湯器つきの水道スペースがあり、カーテンを開けるとベビーベッド2台とおむつ用ゴミ箱があります。
左奥には、授乳するためのソファとテーブルが設置されています。
写真を見てわかると思いますが、事務室のような雰囲気です(笑)
公式HPに書かれている設備には【冷暖房】とありますが、暖房しか見つけられませんでした。
旭山動物園に貸し出しベビーカーはある?無料?
旭山動物園の入場者は、無料でベビーカーの貸し出しを利用することができます。
予約は受け付けておらず先着順で、正門・東門・西門に合わせて約100台ほど用意されています。
借りるための手続きは必要なく、入場したあとのスペースに置いてあれば借りることができ、使い終わったら(退園時)元の場所に戻すという、セルフサービスな感じです。
混雑状況によっては、入園したタイミングですべて借りられてる!ということも有り得ますので、絶対に使いたい方はいつも使用しているベビーカーを持ち込んだ方が安心です。
旭山動物園内はアップダウンが激しく、大人でもすぐ歩き疲れてしまいます。
歩けるようになったばかりの小さい子供は、「もう疲れた~」と途中でぐずってしまう光景がよく見かけられます。
抱っこ紐だと大人側の負担も大きいので、広い園内ではベビーカーが重宝しますよ。
動物園のベビーカー使用可能な年齢と注意点
公式HPで貸し出しベビーカーの写真が掲載されており「なんか簡易的だな…」と思ってましたが、実物もやはり「簡易的」なベビーカーでした(笑)
腰のすわった赤ちゃんじゃないと座れないだろうな。と一目で思いましたが、使用年齢の目安は「2歳くらいまで専用」という上限しか書かれていないので自己判断ですね。
印象としては、かなりコンパクトな作りなので、通常のベビーカーよりもだいぶ地面が近くなっています。
動物園内はほとんどがアスファルトなため、夏の暑い時期は地面はかなりの高温になります。
使用中のこどもの熱中症には気を付けた方が良いなと思いました。
ベビーカーのレンタルは夏期開園のみ!
気を付けてほしいのが、このベビーカーの貸し出しは夏期開園期間中のみだということです。
毎年11月中旬から4月上旬にかけての冬期開園期間中は借りることができないので、ベビーカーを使う場合は自分で持っていく必要があります。
ただ、冬期開園期間中は地面に雪が積もってタイヤが動かなくなりますので、ベビーカーの使用は難しくなります。
冬の動物園の過ごし方については、別の記事を参考にしてくださいね。
[su_label type=”important”]CHECK[/su_label]⇒旭山動物園に子連れで冬行くときの注意点 子供の服装は?ベビーカー使える?
まとめ
旭山動物園に子連れで行くときに知っておきたい、授乳室やレンタルベビーカーについてご紹介しました。
園内は坂が多いので上り下りは大変ですが、バリアフリーになっているのでベビーカーの移動で困ることはなく、綺麗な休憩室もたくさんありますよ。
旭山動物園に行く予定の方は、他の記事も要チェックです!
[su_label type=”important”]CHECK[/su_label]⇒旭山動物園に関するお役立ち記事一覧
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