遠方での里帰り出産後に赤ちゃんを連れての帰宅…いつ頃帰るのか?移動手段はどうするのか?など、多くのことを決めなければなりません。
里帰り先から「いつ頃、どうやって帰るのかを決めるポイント」とは何でしょうか?
私も実家が県外の遠方だったため、飛行機で赤ちゃんを連れて帰宅しました。
どうして新幹線ではなく飛行機を選んだのか、「飛行機の予約で覚えておきたいこと」などについてご紹介します!
里帰り出産から戻るタイミング いつまでいる?
里帰りしたあと自宅にはいつ頃帰る?
私が住んでいるところは里帰り出産する方が多かったのですが、「産後1ヵ月ちょっとで帰ってきた」という話をよく聞きます。
その一番の理由は『赤ちゃんの1ヵ月検診』と『産後の母親の検診』があるので、それを終えてから帰宅したという母親が多かったのです。
私も同じで、赤ちゃんの1ヵ月検診と自分の検診が終われば少しは安心して帰宅することができるかなと思い、1ヵ月検診後に決めました。
もちろん「2~3ヵ月経ち、少し育児に慣れてから帰ってきた」という人や「なかなか帰ることができず、半年近く経ってしまった」という人もいました。
移動手段はどうする?私が飛行機を選んだ一番の理由
私が飛行機を選んだ一番の理由…それは『 移動時間のトータル 』でした。
結婚した時に、実家から家まで車で移動した時間は12時間以上^^;
新幹線の移動時間はトータル約8時間となり、新幹線だけで5時間乗っていなければなりません。
そして飛行機の移動時間は約4時間半でした。(フライトは2時間)
こうして一番早い飛行機を選ぶことにしましたが、空港までが遠い、駅が近いなどで「新幹線のほうが早い!」という人もいるかと思います。
車はあまりにも長距離な場合、赤ちゃんの負担になってしまう可能性があります。
また、渋滞などに巻き込まれることもあるので注意が必要です。
まずは移動時間などをマップのアプリなどで確認してみるといいかもしれませんね。
里帰り出産から戻る移動手段を決めるポイント
1ヵ月も経たない新生児のうちは本来、長時間の外出は望ましくないもの。
できれば里帰り先への帰宅は、「最短でも1ヵ月検診を終えた後」をお勧めします。
もちろん1ヵ月検診を終えたあとでも、移動する時はしっかりと赤ちゃんの安全を守らなければなりません。
車を使って里帰り先からの帰宅で…揺さぶられっ子症候群で亡くなってしまった赤ちゃんもいるようです。
2ヵ月の赤ちゃんを車のチャイルドシートに8時間乗せて移動した後、激しい嘔吐などを繰り返して死亡。
(揺さぶられっこ症候群…赤ちゃんが過度に揺さぶられることにより脳内出血を起こすというもの)
車の移動では赤ちゃんの負担になるような運転や長時間移動は危険です。
利用する時も適宜休憩をはさみ、チャイルドシートも月齢にあったものを適切に使用しましょう。
赤ちゃんが負担にならないようにしてあげたり、首をしっかり支えることって…とても大切なことです。
ですので、『赤ちゃんの負担が少なく、安全に帰ることができるか?』というのが移動手段、そして帰る日を決める重要なポイントになります。
ちなみに飛行機では、このようなことを注意されている航空会社もあります。
『酸素濃度が低下し、妊娠後期の妊婦や新生児(※)の赤ちゃんにも酸素不足が悪影響を及ぼすことも…』
(※生後28日未満までの赤ちゃんが新生児です。)
そしてもう一つ…自宅に帰ってから母のほうが体調を崩してしまうことも多いのです。(実は私も^^;)
「赤ちゃんだけでなく、母親の体の回復具合なども考えて里帰りする日を決める」ことも大切です。
産院などにも相談してみるといいかもしれません。
里帰り出産後の飛行機予約はいつする?
それではここから、飛行機の予約について気を付けて欲しいことや覚えておきたいことなどを紹介します。
出産前の飛行機予約に注意 変更になる可能性も
出産前に飛行機を予約したい!と思う方もいるかもしれませんが、帰ろうと思っていた日に帰れなかった…という人もいます。
たとえば1ヵ月検診などで治療が必要となる場合や(息子も1ヵ月検診後に治療が必要で2週間かかりました)
赤ちゃんは大丈夫でも、母親の検診のほうでひっかかってしまい帰るのが遅くなってしまった人も。
そこで飛行機の予約をする時に気を付けて欲しいことがあります。
航空券のなかには予約変更不可だったり、キャンセル手数料が高い
払戻しもないというものもあるそうです。
早くから購入することで割引される「早期購入割引」や、LCC各社の航空券などで変更不可のものには注意が必要です。
「急病などで乗れない…」救済措置をしてくれる航空会社も
産後、赤ちゃんが急に病気になってしまったり、母親が体調を崩してしまうというのは少なくありません。
飛行機に乗る日、急病などで飛行機に乗れない…ということもあると思います。
そこで覚えておいて欲しいのが航空会社によって、急病の救済措置をしてくれる場合もあるようです。
これには、医師の診断書などを提出することで、予約の変更取り消しなどができるという航空会社もあるようです。
詳しくは予約する時にその辺もチェックしておくといいかもしれませんね^^
まとめ
予約や座席指定のことなど、飛行機の利用で心配なことがあれば電話で相談してみるのもお勧めです。
「付き添いなしで授乳することを伝えると、横の席を女性にしてくれた。」ということもあったようです。
こういうサービスができるかどうかは航空会社によって違いますし、繁忙期や搭乗率が高い場合には難しいと思いますが、とてもありがたい話ですね。
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